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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第26章 勇壮なる大行進と交流演習っ!!東京サミット国際合同軍事演習会っ!! 2
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327話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 30

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午前11時45分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場・観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




 セラルーノ王国軍の第一王女・ラピリオス・サハリンラードをセラルーノ王国軍の第一王女・ラピリオス・サハリンラードをセラルーノ王国・水竜騎士団長とするセラルーノ王国・水竜騎士団・水竜騎士大隊が、3つの3個大隊編成で観閲飛行演武の為に、万代統合基地空港区画の指定場所で、演武飛行への準備及び待機をして居たが、管制塔からの離陸許可が出ると、ラピスは3つの3個大隊を率いて、観閲飛行会場内へと飛来して行く。


 それらが来るのを演武飛行場近くに、日本からわざわざタグボートでメガフロートを万代港まで運び入れた物に乗って居るリナを含めた魔導師たち。



 そのリナは、観閲飛行演武会場・デコイ魔法担当・魔導師詰所・海上メガフロート・メガフロート一号・リナ・ミーサガ・リンバース専用区画詰所で、演武飛行にやって来たパイロットや騎士たちに、デコイ魔法と言う、演習用の疑似敵機を的にする飛行演習の的を提供するお役目を任されて居た。


「次はラピスか・・・・・あの子、昔から変な所で知恵が回る上に、澄ました顔をして居るけど、勝負事で妙に負けず嫌いな所もあるし、常に勝つために色々と思考を巡らして、その結果として、物凄く・・・・嫌な手口で勝ちに来るかなぁ~・・・・ものすっごくやり辛い子なのよねぇ~」


 しかも、その事を顔に出さないから、尚更ながら性質が悪い子と、親友たちらの間では語って居る事も付け加えて置く。


「まっ、今回は、親友の誼で、サプライズな作戦で驚かせた上に、勝たせて貰うけどね。」と、リナは何やら企んで居る様子。


「くっくっくっ・・・・・その為に、あのオタク趣味の竜史に、何かアイデアが無いかと聞いたのは、正解だったわ~」


「何しろ意外なアイデアが仕入れられたのは、収穫だったしね~」


 その企みの話とは・・・・1週間ほど前まで遡る事に成る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月20日・午前10時15分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・日本列島・日本国・関東地方・神奈川県・鎌倉市・由比ヶ浜海岸・由比ヶ浜町・四丁目から長谷二丁目付近・由比ヶ浜海水浴場・喫茶由比ヶ浜にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 1週間ほど前のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 東京サミット国際合同軍事演習会が6日後に控えていた中で、竜史たち一行らは、東京サミットかい横浜市から近い神奈川県・鎌倉市・由比ヶ浜海岸・海水浴場に来ていた。


横浜国際ホテルに泊まった者達らの移動方法は、羽田空港の民間チャーター便を使う予定なので、集合日時までは、自由行動と成って居るので、竜史達ら一向らも中休みを取って、近くに遊びに行こうと言う事に成った。



 其処で近場でみんなで遊べそうな所は何処かと言う話に成り、戦時下とは言え、日本国と言う比較的に治安と戦火が遠い国に居ると言う立地は、滞在中の紅葉たち紅花園の誓い(こうかえんのちかい)のメンバーたちに取って、久しぶりの再会と一緒に遊びに行ける又とない機会であった。



 そのメンバーらは、まだ夏らしい事をして遊んで居らず、久しぶりの親友同士での小旅行であるので、何処か良い所はと時間が無いが故に悩んで居たが、竜史がそれならば、地球世界時代もインバウンドで、外国人観光客も多かった、神奈川県・鎌倉市に行って、鎌倉時代の寺社仏閣の見学や庭園観光。


 その近くには由比ヶ浜海岸・海水浴場が有るし、喫茶店や外食店も多いからと勧められた事に賛成した一行らは、涼風を求めて海にも行きたいなぁ~と思って居た事も有り、東京サミット会場である横浜市や次なる会場への出発予定地である羽田空港に近い観光地である鎌倉観光へと足を延ばして居た。



 午前中は海水浴場で、海水浴やビーチバレーを含めた砂浜海岸での遊びを楽しみつつ、近くの食堂でのお昼ご飯は釜揚げしらす丼を食べ、友人同士の団欒の一時を楽しむ。



 午後から海水浴の中を自由気ままに行動をする事にした中で、おやつ時間に近い14時半ごろの事であった。


 リナは、竜史を誘って由比ヶ浜海水浴場近くに在ると言う、夏季限定だけ水着姿でも入店がOKと成って居る。


 喫茶・由比ヶ浜にやって来て居た。


「白玉ぜんざいを二つと、緑茶をお願い。」


「ホットとアイスが有りますが?」


「あ~・・・・・竜史、アタシはホットにするけど、アンタもホットで良い?」


「良いよ。この夏空の下で、外に居ると、ツイツイ冷たい物ばかりを飲んじゃうしね。」


「畏まりました。」と言って。店員さんが注文を伝えるべく、厨房の方へと向かって行った。



「それで・・・・話って?」


「ほら、6日後に東京サミット国際合同軍事演習会が有るだろう?」


「母国のダバード・ロード王国政府、コヨミ皇国政府と紅葉の個人紹介に、日本国政府と、その他の色んな国々からお仕事の依頼で、この日本に来たアタシなんだけどさ、結局のところは、直接雇用の相手が交援省がクライアントに落ち着いた訳で、今のアタシは交援省のお抱え特別公務員の魔導専門技師。」


「その交援省・魔導専門技師のアタシがさ、アンタも知って居るけれど、安元さんや小西さんたちから、東京サミット国際合同軍事演習会の東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同航空観閲式の演武飛行の射撃演習を仕切って欲しいって、お仕事が来て居るよねぇ~」


「まぁ、僕も・・・そのクライアントの名義の一人なんだけどね~」



「まぁ、ぶっちゃけて言えば、デコイ魔法って言うので的を用意して、それを依頼された魔導師たちの段取りや進行作業を取り纏め、打ち合わせをするんだけど・・・・・・普通にやったら、面白くないなぁ~って思って居るのよねぇ~」



「面白くない?別に単なるデモンストレーションで、パフォーマンスをするだけの軍事演習だよ、そう身構えなくてもね~」


「まぁ、地球連合諸国の兵器は、魔導師がやる的当てゲームなんて、無理ゲーって言うのは分るのよ。」と、リナは最近になって、日本で覚えた日本語を交えた冗談を言うが、確かに地球現代兵器を相手に、魔導師の魔法で攻撃魔法と言うのは、無理ゲーに近いだろう。


「序に言っちゃうと、存在そのものがチートバグであるエリンさまもね。」


「うん・・・それは僕にも分る。」と頷く竜史。


 エリンとは、会って話す機会が何度かあった為、そんなエリンと会って話した竜史はと言うと、『あー、この人はチートキャラだな』と思ったと言う。



「でも、参加する親友たちを相手にビックさせられるようなサプライズもしたいし、こうして欲しいってオーダーが来て居る人達の要望に応えたいから、何か出来たらなぁ~って思って居るのよ。」


「へえ~、観閲飛行の演武演武飛行でのオーダー話が有るとは聞いてはいたけど、リナの方に直接来て居るとはね~」


「まぁね~、これでもそれなりに有名人である自覚は有るし、元々帝国同盟諸国を相手取ってゲリラ戦をやって居たしね~」


「それに加えて、先のブラキュリオス湖畔紛争やジャンブロー要塞の嵐戦役での評価も有る。引く手数多って奴よ。」



「・・・・それで、魔法の素人である僕に、何が聞きたいのかな?」


「アンタは、妙な事に『関してだ・け・は』物知りだし、アニメ・マンガとか言うのにも詳しいから、大雑把に魔法世界の事にも詳しいじゃん。」と言う感じに、リナが竜史に相談こどを持ち掛けたのは、アニメ・マンガを含めたオタク趣味コンテンツに造詣が深いからだった。


 それに一度は高見家に来訪し、何れは居候にも成る予定のリナは、竜史の私生活も私室も垣間見て居たから、それなりに彼の事を知り始めた居た故の相談ごととも言えたからである。


「まぁね、好きなものだからね。そんなオタク趣味の僕に、リナが聞きたい事って言うのは?」


「ぶっちゃけ、今アタシは、誘導魔法って考えて、色々と試行錯誤して造っては居るんだけれども・・・・・・可能かな?」


「・・・・・・出来るんじゃないかな?と言うか、造って居るって事は完成しそうなんだ?」


「まぁね~、もう少しって所かな?今の魔法って、どっちかというと、赤外線誘導装置みたいものだと思うのよね~」


「あー、それに関しては、分るなぁ~、誘導して居るって言うよりも、目標対象に対して、入力して中て居るって感じだと思うなぁ~」


「でしょ、でしょっ!?かと言って、マニュアル操作で中てても、それは単なる有視界で無理やりに中てて居るだけだしね~」


「だったら、プログラム形式で組み上げたら?」


「プログラムって・・・・パソコンとかのコンピューターで作る文字式の電子操作盤のこと?」


「大体、その認識で有って居るね。ライトノベルやマンガやアニメなんかで、変わった魔法世界では、プログラムを使う事で、詠唱の省略化と発動時間の短縮化をして居るし、自動化を出来るから、後は何か触媒アイテムを造ればとかね。」


「なるほどね・・・・・」


「例えば、宝石とかだったら高く付くから、翡翠色 水晶とか・・・あと硝子玉なんかでも良いんじゃないかな?」


「それは大丈夫。光って居て、半透明で、魔法を発動する為の呪文紋章が刻めるなら・・・・・・・・」と考え込むリナは、竜史のアイデアやアドバイスを聞いたお陰で、何やらアイデアが浮かんで来たようだ。


「・・・・・・・うん、やって見る。幸い、日本には触媒の材料になりそう素材も加工会社も多いし・・・・夏休みも明けて居るから、後はアイデアを形にして試作品を・・・・うん、イケるっ!!!イケるっ!!!イケそうねっ!!」



「後は・・・・・ふっふっふっふっふっふっふっふっ・・・・・・・」と、新しい魔法発明を思い付いたリナは、チョッとだけ自分の世界へと耽って居た。


「何だか、楽しそうだなぁ~」


「お待たせしましたっ!!!白玉ぜんざい二つと、緑茶二つをお持ち致しましたっ!!!」と店員さんが、注文した物を持って現れた。


「はっ!?ゴメンっ!!!アタシったら・・・・ツイツイ、発明の事を思い付くと・・・・」とハッと我に返り、恥ずかしそうな顔立ちを見せたリナは、見知らぬ人を前に頬を赤らめるのであった。



「リナも可愛い所が有るんだね?」


「バカっ!!そういう事を見知らぬ人前で、言うもんじゃ無いわよっ!!!」と、ツンデレさんが良く言うセリフを言って、より一層に恥ずかしがるリナ。


「仲が宜しいてずね、お付き合いを始めて、数日が経過した所ですか?」


「あはは・・・・単なる友人同士ですよ、彼女の幼馴染みたちも一緒ですし、今は近くの由比ヶ浜の海水浴場で遊んで居る所です。」


「・・・・と言う事は抜け駆けですか?それは頑張って下さい、お二人さん。」と言った店員さんは、気を遣ってくれたらしい。


「もうっ!!下手な言い訳するから、もっと勘違いされたじゃないっ!!!別にアンタとは何もないんだからねっ!!!」


「リナ、そのセリフは気が有るって言うのが、我が国のお約束なんだよね~」と言ったら、リナはポカポカと竜史の事を叩いたと言う。



 こういう感じに、竜史とリナの二人は、今日と言う日を切っ掛けにして、何かと喫茶店とかで話す事が多く成る関係と成って行く切っ掛けにも成った出来事であった。


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