301話 東京サミット国際合同軍事演習会っ!!! 4
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月27日・午前9時15分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・東京サミット特別指定会場国・コヨミ皇国・東京サミット国際合同軍事演習会特別指定開催都市・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊・寄港地・コヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場・東京サミット国際合同軍事演習会・東京サミット国際合同軍事演習会場にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京サミット国際合同軍事演習会。
それは日本国とコヨミ皇国との国交開設に向けた、諏訪部外務大臣を始めとする日本国使節団一行と力仁国皇陛下との対談での出来事に端を発して居る。
「実は国内の諸侯に、貴国の国力と軍事力を疑う者が多い。」
「其処で貴国の実力を我が国の諸侯や臣民、各国の大使らに見せて欲しい。」
「本当の貴国の力を見れば、ニホン国を侮る者らも黙らせる事も容易であろう。」
「実力・・・軍事力ですよね。」
「そうだ。この世界は強い軍隊が無いと舐められるのも仕方の無い事だ。」
「特に見た事も聞いた事も無い異世界の国は、我々に取って謎が多く、知らない事だらけである。」
「無知で有る事は、お互いに不幸な事でもある。」
「其処でだ、貴国の力を我が国の演習場で見せて欲しい。」
「力を示せか・・・諏訪部さん。」
「分かりました。安元総理に連絡を取り、検討したいと思います。」
「あの~諏訪部さん。」
「何だい竜史くん?」
「演習が全て終わったら日本の物産展でもやりましょうか?」
「竜史くん。それはどうしてだい?」
「我が国をより一層、売り込むチャンスかと・・・・・・・・」
「ああ、そうか。我が国の実力が、軍事力だげてなく、優れた品物を作り出すだけの技術力を持って居るとコヨミ皇国の市民と諸外国の大使に知れ渡れば、それはこの異世界での世界市場に対して、一層の売り込みのチャンスと言う訳か。」
「よしっ、政府と経産省に掛け合ってみよう。」ってな感じに成った事から、あれよあれよと言う間に、反帝国同盟諸国が集まって、互いの実力を見せ合う交流会も兼ねた観閲式と演習会と言う物へと規模が拡大をしてしまった。
これには外務省も防衛省も含めた全ての関係者らは、首を傾げる事態と成って居て、官僚・職員らは・・・・その全員が『何で、どうして、こうなったっ?!』と・・・ぼやいて居る始末である。
当初の計画では、コヨミ皇国・国際合同観閲式がコヨミ皇国の皇都・星都市で、航空観閲式と観艦式と国際合同演習が万代市で行われる予定だったが、参加国の増加と日本国が借り受けて居る防衛省・新世界アースティア・ユーラシナ大陸調査自衛隊派遣隊総司令部・皇都・星都市本部基地には、流石に数十万規模の護衛軍隊が入り切らないと言う問題があった。
其処で、湾港都市にして、比較的に広い駐屯地が分散して居る万代藩と万代市へと開催地の変更を余儀なくさてしまう事に成ったのだった。
流石にコヨミ皇国の首都である皇都・星都市に数十万規模の軍隊を万代港から大移動と成ると、大混雑が予想されて居るが故に、万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場への会場変更と集約と言う結論に至って居た。
これにはコヨミ皇国の東部地方の諸藩も協力してくれて居る事から、問題解決が為されて居た為に、日本国政府とコヨミ皇国政府の両者らにして見れば、事無きを得る事が出来て居た。
そんなこんなのすったもんだな感じで、開催される東京サミット国際合同軍事演習会と東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式は、日本国政府とコヨミ皇国政府の両政府が一丸となって開催されようとして居た。
その観閲式の先頭は、開催地提供国のコヨミ皇国軍で、最後を飾るのは東京サミット開催国である日本国・自衛隊と成る事に決まって居た。
まぁ、これは自衛隊の実力が見たいと言う趣旨のもとに開かれた物であるからして、このような順番に落ち着くのは当然のことだろう。
開催会場と成ったコヨミ皇国の万代藩・万代市から35キロ地点・北東部一帯・コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場には、数万規模のサミット参加国の関係者とコヨミ皇国藩政府要人と関係者。
またローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟に対抗すると言う政治的、軍事的な意味合いと、コヨミ皇国と日本国内の国民達への理解をして貰うと言う観点から、コヨミ皇国内の各地方の国民達の中からは、東京サミット国際合同軍事演習会と東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式・一般公開観覧抽選会が行われる事に成った。
抽選に受かった者達らは、旅費・宿泊・交通費の全てが無料と言う形で招待される事に成って居る。
そして、地球海洋諸国連合同盟各国の報道機関関係者らが、報道席にて、カメラを構え、ペンやノート、もしくはノートパソコンに、タブレット端末を構えて取材を行って居た。
コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場の周辺では、サミット参加国の護衛部隊やコヨミ皇国軍・万代藩軍・自衛隊と言った者達による厳重な警備体制が敷かれ、日本国内からは警察官も、現地の会場警備の応援が送られて来て居た。
そんな中で、商売上手な連中は、遠出をして来た招待客を相手取って、飲食屋台店を開いて、一儲けをして居る姿が見受けられて居た。
当然のことながら万代国藩主の伊達愛海も、好き勝手な商売は、警備上の理由から問題ありなので、事前に許可申請書を出した商会と個人業者だけに許可を出して、管理を徹底させつつも、自身の伊達商会も出店すると言う始末である。
まぁ、これは万代藩が100パーセント出資して居る伊達家個人商会である伊達商会が睨んで居れば、下手に敵対する国家組織の工作員達らも迂闊な行動が取り難くするのが狙いである為の処置なので、文句が言えない性質の悪い、良い意味での悪徳商売と言えなくも無い。
そんな賑わいの中で、間も無く観閲式が始まると言う、アナウンスが入った。
「ピンポンッ!!パンポンッ!!ピンポンッ!!パンポンッ!!」
「コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場に、ご来場の皆様にお報せを致します。」
「間も無く、東京サミット国際合同軍事演習会。東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式が始まります。」
「開催時間前後は、大変に混雑が予想されて居りますので、開始時刻の15分前までには、指定席へのご移動と所要をお済に成られる事をお願い申し上げます。」
「繰り返し、お報せを致します。」
「コヨミ皇国・万代藩・コヨミ皇国軍・万代藩軍・共同演習場に、ご来場の皆様にお報せを致します。」
「間も無く、東京サミット国際合同軍事演習会。東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式が始まります。」
「開催時間前後は、大変に混雑が予想されて居りますので、開始時刻の15分前までには、指定席へのご移動と所要をお済に成られる事をお願い申し上げます。」
「ピンポンッ!!パンポンッ!!ピンポンッ!!パンポンッ!!」とチャイム音が響き渡る。
間も無く、東京サミット国際合同軍事演習会の初日プログラムである。
東京サミット・コヨミ皇国・東京サミット開催記念式典・特別国際合同観閲式が始まろうとして居た。




