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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第23章 アースティア世界の分水岐路っ!東京サミット開幕っ!!! 2
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289話 アースティア世界の分水岐路っ!東京サミット開幕っ!!! 12

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月16日・午後12時50分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・日本列島・日本国・関東地方・神奈川県・横浜市・西区・みなとみらい・一丁目・一番地・一号・アースティア国際大会議・IN・東京サミット会議場・横浜総合平和国際会議場・二階フロア区画・東京サミット特設休息センターフロア・臨時食堂購買フロア区画にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 横浜総合平和国際会議場の中に在る2階ある施設のコンビニやレストランは、関係者向けの臨時食堂と購買コーナーと成って居て、日本政府の要請で派遣された大手コンビニエンスストアと料理人達らが、朝から忙しそうに働いて居た。



 遂に本会議が始まった東京サミットは、最初の昼休みに入って居た。


 横浜総合平和国際会議場の中に在る2階ある施設のコンビニやレストランでは、大勢の参加国の要人や官僚幹部。


 政府省庁の職員や大使・大使館職員らも、各テーブルを囲みながら、偶々一緒に成った各国の人達とこれらに付いてや会議の行く末に付いて話して居た。



「二ホン国政府は、いざと成ったらローラーナ帝国と事を構えるのだろうが、それには二ホン国民たちが足枷と成り兼ねないのが問題だっ!!」


「面倒な国民・・・・いいや、この場合は民族性と言うべきだろうな。」と頭を抱えてしまう、とある反帝国同盟諸国の国家の官僚は言う。



「二ホン国の歴史と言う書籍を読み進めて見たが・・・いやはや呆れ果てるばかりで、革新者は現れるが、それらが居なくなった途端に閉鎖的に成りがちだ。」


「よくもまぁ・・・・こんなヘンテこりんな国家が、千年以上も生き残りを続けて来られたもんだ。」


「特に酷いのが、太平洋戦争から現代に至るまでの歴史だろう。」


「その通りっ!!」


「優柔不断にも程があるっ!!」


「何で八方美人なやり方と利権がらみの政治ばかりをやりたがるんだ?」


「有能ななのかっ!!バカなのかっ!!もう、ハッキリして欲しいっ!!」



 等々の日本国への罵詈雑言が叫ばれて居た。


「はぁ~、はい、はい。分かってますっ!!分かって居ますって・・・・・はぁ~、だから政治に関わるのは嫌いなんだっ!!」と愚痴る竜史。



「そう貴方が愚痴ってもね。本当の事だもの。」


「政治に関しては、二ホン人って面倒くさいな。」とシェスカ談。


「うんうんうん。」とカレーライスを食べながら頷くだけのハンナ。


「マトモな人は居るのは分かるけどね。それは何所の国・・・世界でも同じだと思うわね。」とリナは言う。


 海自の置鮎一佐らの事を指して居るのだろう。


「失敗したら逃避したく成るのは分かるけどね。」


「全くだ。何で反省したら、次で頑張ろうと切り替えないのだ?」


 双子姉妹は、全く持ってその通りだと言える耳が痛い一言を述べていた。

 

「国家として、初めて大負けしたのでは無いでしょうか?」


「それに対するショックが大き過ぎたのだと思います。」と来年度の4月から竜史の地元である桐野市に在る桐野市立高等学校に通う事に成って居るラピスは、日本史に付いても一通り学び初めて居るが、日本近代史は、何かと話題に成るので、先んじて学んで居るようだった。


「はぐはぐっ!!モグモグっ!!はふはふっ!!モグモグっ!!ゴックンッ!!んん??何っ?」と無口天然美少女キャラ全開のリリィは、マイペースにも、物珍しい日本食(庶民向け食堂メシ)の数々を堪能して居た。


「竜史、二ホン国政府は、この始末をどう決着を付ける積りなの?」


「・・・・・・」と聞かれた竜史は、ジト目で紅葉を見返す。


 心中を読まれる事を警戒しての事である。


「星読みの力は使わないわよ。私だって、其処まで無粋で野暮な事はしないわよっ!!」


「・・・・分かりました、と言っても、如何にも為りませんね。」


「おいおい、リュウ。幾ら何でも無責任が過ぎるぞっ!!」


「もう少し、真面目に答えて欲しいな。リュウくん。」


「結構、真面目なんですけどね。」


「要するに、とことん追いつめられた状態に陥らないと、日本人と言うのは覚悟を決めないんですね。ホンと面倒くさい民族だと思います。」


「要するに、後がないと思う・・・・理解するまで、駄々を捏ねる訳だ?」とリナは揶揄する。



「気にして居ないようで、互いに見張って居るのが民主主義国家だ。その辺は独裁国家と変わらない。」


「裏切り行為と抜け駆けは許さないってね。」と締め括る言葉をシェスカは述べた。


「独裁者の暴走を止めるのには、良いかも知れませんけど、肝心な時に役に立たないと言うのも、問題ですね。私たちも気を付けませんと言っても、その時が来るのが人情と言う物。」


「こればかりは、時の政権と民衆に委ねるほかに有りませんが、今の二ホン国内を見るのは、今後の参考に成りますね。悪い先例として。」と、ラピスは遂げのある事を述べていた。


「はぐはぐっ!!モグモグっ!!はふはふっ!!モグモグっ!!ゴックンッ!!んん??何っ?」と無口天然美少女キャラ全開のリリィは、まだまだマイペースな感じで、物珍しい日本食(庶民向け食堂メシ)の数々を堪能して居た。


「はぐはぐっ!!モグモグっ!!はふはふっ!!モグモグっ!!ゴックンッ!!んん??何っ?」とハンナも同じく食べて居たりするのであった。



 昼休みは、緩やかに時間は流れて行き、午後からサミットへと移って行く。




 それでも横浜総合平和国際会議場の中に在る2階ある施設のコンビニやレストランでは、大勢の参加国の要人や官僚幹部。


 政府省庁の職員や大使・大使館職員らも、各テーブルを囲みながら、偶々一緒に成った各国の人達とこれらに付いてや会議の行く末に付いて話して居た。



「さぁて、午後からだが、どれだけの意見が通るだろう?」


「反帝国同盟諸国内のユーラシナ大陸鉄道計画が持ち上って居たな。」


「実際に出来るのか?」


「出来る様にしたいが、実際はレールと電線の施設が問題だ。」


「ディーゼル機関ならば、如何だ?」


「それには、補給施設と燃料の問題が有る。」


「ディーゼルエンジンには、軽油と言う油が必要だっ!!」


「その素材と成る石油と言う物は、ここ600年以上もの間は、アースティア世界に措いて、どの国内でも、生産も精製もされて居ないロストテクノロジーの代物だ。」


「それに石油の生産と使用とも成ると、採掘や使用に伴って排気ガスから空気汚染と言う環境問題と言うのが有るらしいと、二ホン国の環境省と経産省から警告を受けて居る。」



「為らば、魔鉱石ならば如何だ?」


「アレならば、我らにも使い成れて居る上に、石油に代わる代替燃料として数百年は使われて居る代物だ。」


「電化の方でも何とか成る筈だ。」


「確かにっ!!」


「その線で各国とも、魔鉱石の赤魔鉱石の爆発力と黄魔鉱石による雷を燃料に出来ないかと探って居る所だっ!!」


「風力発電と言うのも良い。無風の時に、緑魔鉱石で風を起こせば、常に電気を造り出せるように成るぞっ!!」 


「問題は土地問題だな。風車ならば如何にか成るが、水力発電所ダムや火力発電所に加えて、黄魔鉱石発電所の建設を考えると成れば、それなりの場所に造らねばならん。」


「然りっ!!」


「うんうんっ!!」と、ドワーフ族の官僚達らは述べているが、最後の人物は、先ほどから頷いてばかりなのは、何故なのだろうか?



 昼休みの雑談も踊り、議題テーマはされど進まずと言うのは、会議室内と同じ様相を呈してしまうのは、お約束なのかも知れない。


 それでも横浜総合平和国際会議場の中に在る2階ある施設のコンビニやレストランでは、大勢の参加国の要人や官僚幹部。


 政府省庁の職員や大使・大使館職員らも、各テーブルを囲みながら、偶々一緒に成った各国の人達とこれらに付いてや会議の行く末に付いての座談会は、後片付けを始める寸前まで続けられ、大いに盛り上がって居たのであった。



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