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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第23章 アースティア世界の分水岐路っ!東京サミット開幕っ!!! 2
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285話 アースティア世界の分水岐路っ!東京サミット開幕っ!!! 8

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月16日・午前10時00分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・日本列島・日本国・関東地方・神奈川県・横浜市・西区・みなとみらい・一丁目・一番地・一号・アースティア国際大会議・IN・東京サミット会議場・横浜総合平和国際会議場・東京サミット本会議場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 アースティア国際大会議・IN・東京サミット会議場たる横浜総合平和国際会議場では、各国政府の首脳閣僚や省庁の官僚と職員に加え、日本国駐在大使と大使館駐在員も参加し、アースティア世界の趨勢を決めるとも言っても過言では無い国際大会議が始まる。


 先ず手始めに、日本国の国家元首である天皇陛下が、アースティア国際大会議・IN・東京サミットの東京サミット総合特別議長として出席を為され、東京サミットの開会宣言を為される挨拶状を読み上げられる。


 



「いよいよ、東京サミットが始まりました。開会宣言の挨拶を済まされた、天皇陛下が、サミット会場からご退席を為されて行きます。」


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 天皇陛下が開会宣言の挨拶状を読み終えると、東京サミットに参加する全ての出席者たちが、はち切れんばかりの盛大な拍手が送られ、天皇陛下は、丁寧にお辞儀を済ませると、宮内庁職員の誘導の下で、ゆっくりとご退席を為されて行った。



 そんな東京サミット本会議場の様子を良く見える位置にカメラを構えて居るのは、毎度おなじみと言った感じに成って来たテレビ番組のたかしのタックルテレビ。


 その他にも、たかしのタックルテレビを始めとする朝日奈放送のテレビの各ニュース報道番組や特集番組の中継カメラのスタッフクルーの一同が構えて居た。



 彼らは、自局の番組や他局と争う様にしながら、たかしのタックルテレビを担当して居る一人の女性ニュースレポーターは、そんな様子をレポートを開始する。



「続いて、安元総理が開催国として挨拶を為され、続いて議長国と議長選出選挙が行われる予定です。」



「今から議長国と議長選出選挙を行うんですか?地球世界の慣例では、開催国が成るのが一般的だと思うのですが?」


「アースティア世界では、敢えて当日に成って議長国と議長を決めるそうです。」


「何でも昔から国際会議で議長国と議長を決めると成ると揉める事が多く、ロビー活動も露骨に成って居たそうなんで。」


「其処で何べんも選挙をするが面倒くさい国は、当たり障りのない国家と元首を議長と議長国にする事も有るそうなんですが、アースティア世界国際会議の場合は、偏りが無いようにするべく。当日まで誰にするかの話し合いを禁止にして居るそうなんです。」


「なるほど、世界が違えば、やり方も考え方も違うと言う事なんですね。」とスタジオとのやり取りが締め括られた。


「此処から選挙が行われる合間と成りますので、此処で一旦、CМを挟みます。」


「引継ぎ東京サミット特集番組をお送り致します。」と番組アイキャッチ画像が流れ、専用の曲が流されながら、番組はCМへと入るのであった。





 アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月16日・午前10時10分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・日本列島・日本国・関東地方・神奈川県・横浜市・西区・みなとみらい・一丁目・一番地・一号・アースティア国際大会議・IN・東京サミット会議場・横浜総合平和国際会議場・東京サミット本会議場内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 いよいよ始まった東京サミット、安元総理が開催国として挨拶をし、続いてサミットの議長国と議長選出選挙が行われる。



 アースティア世界に措いて、国際会議の議長国と議長は、開催国では無く、選挙によって決められる事が慣例と成って居た。



 これは国際会議の駆け引き工作による議決決定を遅らせる事が無いようする為であり、その発端とは、アースティア大戦勃発当初の事で、ローラーナ帝国の侵攻を食い止めるべく開催された反帝国同盟諸国による一大国際会議の場で、誰がリーダー国・・・・・盟主国になるのかで揉めに揉めてしまった為、物別れと成り、それ以降は各大陸と地方地域の独自の同盟諸国で固まり、対抗して行く事に成った。



 しかしながら、その地方・地域同盟諸国でも揉めてしまった事から、誰が長に成るのかを決める際にの提案として、当日に行き成り決める事にした。


 そして、最後の一カ国とその国家元首が議長国と議長を務めると言う国際慣例と成って行く事に成った。


 そのアースティア世界国際会議開催の慣例に乗っ取り、日本で国際会議を開催する事に成ったのだが、今度は日本国政府がサミット開催方式を提案。



 奇しくも二つの世界に措ける国際会議開催方法を取り入れる事に成ったのが、今回の東京サミットと言う訳であった。


 その東京サミットで、数奇な運命を辿る事に成ったのが、ラティファ・ウィステリア王女こと、愛称・ティファと言う人物が居る。 


 彼女は、アセニア亜人連合同盟に加盟する亜人中立国家の一つ、ブリリアイランドキングダム王国の妖精人族ウィステリア王家の正統血筋たるブリリアイランドキングダム王国の王女であった。


  現在は先王が病を理由に退位してしまって居る事から、成人と成る日までアーシェ・カムルン・アーカーイム宰相が政務を取り仕切って居る。


 身長165センチの背丈で、大人しそうな顔立ちと青い瞳に、サラサラな金髪ロングストレートヘアースタイルと、身体つきが整ったボデイスタイルを持った落ち着いた雰囲気の在る大人しい性格の人物。


 成人式を迎えるまでの間は、ブリリアイランドキングダム王国の宰相大臣であるアーシェ・カムルン・アーカーイムに国政を預けて居た。 



 さて、そんな人物が数奇な運命へと向かう事に成るサミットの議長国と議長選出選挙が行わる。


 投票方法は、至ってシンプルで、最初にサミット参加国の国家元首らは、参加国の中から議長国と議長選出し、投票をする事に成る。


 指名された国家と国家元首は、自国と自分に投票をしない事に成って居り、そのルールに乗っ取り投票を開始。


 この際に事前に談合する事を禁止にして居るが、各国政府と元首らは、サミット内で如何するのかに付いてのルールが有る。


 そのルールには、議長国と議長選出選挙に付いて、事前に対策を練って来て居るのは構わないが、それは内輪の中だけとされて居る。


 アースティア世界の国際会議の場に措いて、議長国と議長選出選挙関する政府内で対策するのは、国家方針を決める自決権に類するが、会議場での駆け引き工作をするのを禁止にして居る。



 その理由として、談合や物別れするのは会議その物を不成立と成る恐れが有る為とされて居る。


 そんな議長国と議長選出選挙で、先ず指名されたのは、日本国の安元宏孝総理大臣で、指名をして来たのは、内輪・・・・・地球転移国家諸国・・・・・・地球海洋諸国連合同盟の国家元首達だった。



 しかしながら、安元総理らは、日本国政府と安元総理が、あからさまに東京サミットの全てを取り仕切る事に成ると、要らぬ誤解と曲解をされ兼ねないので、これを避けようと安元総理らは、日本国政府だけは別の国家元首を指名する事に成って居た。


 ・・・・・とは言え、身内の中こと、地球海洋諸国連合同盟内で、アースティア世界の反帝国同盟諸国や中立国家諸国が跋扈して居る東京サミットの議長国と議長を務められるほどの立場と国力と軍事力を有する国家は日本国くらいしか居ない。


 アメリカは軍隊が多い割には、国土面積が小さく、ロシア共和国と台湾共和国も論外で、欧州諸島連合国(EU諸島連合)も小国連合国に過ぎない。


 ASEAN諸国も同じく、国土面積や国力は別として、長期戦に耐えられる軍事力と経済力を有しては居ない。


 其処で安元総理と日本国政府は、シベリナ王国連合の加盟有力国であるダバード・ロード王国とアーヤ・シュチュ―ド女王を推す事にした。


 まぁ、これに付いては、特に見知った関係が有る国家も無いので、少しでもこの手の事が出来そうな人物と国家として、有力であるアーヤ女王とダバード・ロード王国を推して置こうと言う目論見から来るものである。


 そのシベリナ王国連合に措いても、アーヤ・シュチュ―ド女王を推す動きがあった。

 

 シベリナ王国連合は、かつて盟主国は誰が主導権国に成るのかを決める会議に措いて、揉めに揉めた挙句、やってみたい国家の元首方は?と手を挙げてみるが、流石にやらないと言えないので、お互いにどうぞっ!!どうぞっ!!と言って居た事が有った。


 そして、その選挙で残って居たのは、アセリナ族の国家であるアセリナ王国の軍のトップと国家代表も兼ねた役職たる聖天使騎士団の総騎士団長であった。


 ・・・・・・・・・・・・・と言うよりも、成る事に成った・・・なっちゃったのである。



 しかしながら、やると言えば同盟友好諸国の目も有るし、変な結果を招いて責任を取るもと言う様々な思惑が絡み、誰もやりたがらないシベリナ連合の盟主をやるとも言ってしまった事が、盟主国(議長国)成ってしまった、事の顛末なのであった。


 そんなアーヤ女王も日本国と安元総理を推して置けば、厄介事は避けられると考えて居る様なので、お互い様と成ってしまって居た。


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