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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第22章 アースティア世界の分水岐路っ!東京サミット開幕っ!!!1
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270話 会議は踊るっ?されど進まずっ?けれどもみんな集まれば、其処はお祭り騒ぎの東京サミットっ!! 17

アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月14日・午後18時48分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・日本列島・日本国・関東地方・東京都・千代田区・皇居・豊明殿にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 東京サミットの開催に合わせて、アースティア世界国家群と地球系国家群から来日した国家元首と使節団達を皇居に招き、宮中晩餐会が模様される。


 天皇陛下を始めとする皇族の方々と安元総理に加え、諏訪部外務大臣、そして場違いにも程があると愚痴って居る高見竜史交援省大臣が、晩餐会に招待された各国の要人を出迎えるべく、豊明殿の玄関口にて出迎え居た。


 アセニア亜人連合同盟諸国・日本国平和外交使節団一行の面々を見送ると、続いて現れたのは、少しだけ訳ありな国家の使節団一行が現れた。



 その国家が在るのは、日本国から遥か1万キロメートルの彼方の距離に位置して居ると言う、カリフア大陸北東部地域とユーラシナ大陸・カレールーナ帝国領西側地域には、広大な砂漠と乾燥平原岩盤地帯、草原地域が広がって居る半島地域一帯に在る地域。



 アマラーラ半島とアマラーラ半島地方を国土とする国家である・アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国。



 アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国とは?


 アマラーラ王国とその首長国の各属国は、アースティア世界に措いて、ローラーナ帝国に最も近い位置に在る中立国家である。


 その主な産業が小麦を中心とした農業で、その恵みの源はナイールン大河とインスーダラ大河の二つの大河がから来る大地からの恵みでお陰で栄えて居る。


 他の食料の恵みと言えば、大河と海から得られる漁業で取れた魚介類だろう。


 その他にも嗜好品として、砂漠地帯や草原地帯に生えて居るボスウェリア木々から採取される樹液を基にした乳香。


 サンゴや真珠と言った装飾品も貴重な収入源として諸外国と貿易を行って来た事で、アマラーラ王国とその属国の国々は餓えずやって来れて居た。


 しかし、それは表向きの話で、実はアマラーラ半島地方では貨幣に使われる金・銀・銅の鉱山が豊富で有り、その他の鉱物資源が所彼処に点在して、隠し持って居るのである。



  更には、一部の山岳地帯に囲まれた盆地ではオワシスの湧き水や隠れた湧き水を利用した農地が隠されて居り、それらがアマラーラ半島地方の国々に巨万の富を齎して居り、中立国である立場を ローラーナ帝国に対して取って居るが、その実は面従腹背と言った形でのらりくらりとして居る外交政策を取って居る。



その概要は以下の通りと成って居る。


37番・アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国


(東京サミット開催中は、ローラーナ帝国との外交関係もある事から、表向きにはラマアーラ王国と成って居る)



 クレレーナ・パオトラ・アマラーラ・アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国女王(東京サミット開催中は、ローラーナ帝国との外交関係もある事から、表向きにはラマアーラ王国女王と成って居る為、クレレーナ・パオトラ・ラマアーラ王国女王と言う偽名を名乗って居る。)


 東京サミット開催期間中の表向きの身分は、アセニア亜人連合同盟諸国の使節団代表を務めるマーメリア海洋王国女王であるメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリア女王の紹介により発覚した事に成って居る。


 アセニア亜人連合同盟の東側に位置する小国たるラマアーラ王国女王と成って居る。


 アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国政府・閣僚幹部以下・在日本国アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国臨時派遣駐在大使以下20名の使節団一行代表招待客(表向きは、ラマアーラ王国・日本国平和外交使節団)。


 以上が日本国にやって来て居るアマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国日本国平和外交使節団一行に付いて、地球系転移国家諸国と東京サミットに参加するアースティア世界諸国に発表されて居る概要と成って居る。


 アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国との関わりの始まりとは、以前にも説明して居るがも改めて説明をして置こうと思う。


 事の起こりは、今から凡そ一月前のアースティア暦1000年・西暦2030年・7月1日の事である。


 日本国の交援省主導によるジャンブロー要塞の嵐と呼ばれる事に成る戦いに措いての戦いの一つとされて居る、カレールーナ大海洋・アラダマスカル諸島海戦での戦い。


 この戦いに措いて、アースティア世界でも最もローラーナ帝国に近い中立国と言わるアマラーラ半島地方を統治して居るアマラーラ王国。


 その若き女王であるクレレーナ・パオトラ・アマラーラこと、クレナ女王は、カレールーナ大海洋・アラダマスカル諸島海戦に措ける苦情を申し入れるべく、欧州諸島連合国を訪問。


 その目的は、近所迷惑だからバカ騒ぎをするなっ!!と苦言を呈する積りで居たが、其処で見せ付けられたのは、ローラーナ帝国を圧倒する軍事力と経済力を持った異世界国家群によるローラーナ帝国の動きを封じる為の討伐戦であった。



 この戦い結果により、ローラーナ帝国・第二方面軍・カリフア大陸方面制圧軍のカリフア大陸東部方面軍艦隊の東側沿岸地域一帯の軍事基地は尽く破壊し尽くされ、ゾルモン要塞軍団とカリフア大陸方面制圧軍と言う二方面軍を壊滅に追いやれてしまう。


 その結果として、日本国・欧州諸島連合国・アメリカ合衆国・ロシア共和国・台湾共和国・シベリナ地方王国連合同盟諸国と言った反帝国同盟諸国連合国軍側に、勝利の軍配が上がった結果と成った。


 その見事までの勝利を見届けた、アースティア世界でも最もローラーナ帝国に近い中立国であるアマラーラ王国政府とクレナ。


 彼女は、カレールーナ大海洋・アラダマスカル諸島海戦での戦いをまざまざと見せ付けられた事で、アースティア世界に措ける反帝国同盟諸国と中立諸国らによる対ローラーナ帝国政策の大転換が、今まさに起きようとして居る事を感じ取る景気と成る出来事となった。


 そんな訳でクレナは、欧州諸島連合国の居残り政府首脳陣組の纏め役であり、東京サミット開催計画の為に留守と成って居る同地の責任者もして居た、イギリス共和国のアルテイシア・サッチャー副首相に対して、決意を口にした。


 日本へと行くとね。


 それはローラーナ帝国から完全に、自主独立する事を目的とした、外交交渉に赴く事を意味して居た。


 クレナは、祖国と民達を守る為に、ローラーナ帝国との対決準備を進めるべく、日本国で開かれる東京サミットへと向かう為に、アルテイシア・サッチャー副首相の好意で、イギリス海軍潜水艦隊のミスリル潜水艦戦隊へと乗り込みつつ、お忍び使節団一行と供に、東京サミットが開催される日本国へとやって来たと言う訳である。



「これはこれは遥々南方の彼方の遠い遠い島々より良く起こして下さいました。ラマアーラ王国の女王、クレレーナ・パオトラ・ラマアーラ王国女王陛下っ!!並びにラマアーラ王国政府大臣閣下及び官僚幹部職員の方々っ!!ラマアーラ王国・日本国平和外交使節団の皆々様方っ!!ようこそっ!!日本国へっ!!」


 安元総理と諏訪部外務大臣の二人は、クレナの祖国と彼女たち自身の立場もある事から、周囲に聞こえても構わない様に、ワザとらしく。


 偽名であるアセニア亜人連合同盟の東側に位置する小国たるラマアーラ王国の女王、クレレーナ・パオトラ・ラマアーラ王国女王と声を高々にして出迎え声を掛けていた。


 また天皇皇后陛下と宮内庁職員も口裏合わせをする事に成る為、事前に事情を説明して、ご協力をお願いして貰って居る。


 そんなクレナを暖かく出迎えた天皇皇后両陛下は、お若いのに自国と複数の首長国と各属国を束ねて居る才覚をお褒めに成られ、彼女にも他の女性来場者と同じく贈呈品として、京都府・京都市の西陣織と群馬県・霧野市の霧野織の絹着物や絹生地と関連するアクセサリー。


 日本国が地球世界でも世界有数の技術力を誇る化粧品セットや道具箱や手鏡と言った若い女性が好む様な品々が送られて居る。 


「安元総理閣下っ!!諏訪部外務大臣閣下っ!!」



「サミット開催期間中は、日本国の皆々様がたのお世話に成りますわ。」と述べると、同行者である政府首脳陣らと供に晩餐会場へと向かう。



「ささ、中で先にご到着して居る皆様がご歓談中です。」と諏訪部大臣が言うと、それに続く竜史も中へと案内をする。


「どうぞ、此方に成ります。」と竜史も、出迎えの案内役もして居るので、使節団らを中へと誘うと、中では宮内庁の職員にお客様をお願いして別れるのであった。




 そんな東京サミットへと参加をしにやって来た、ラマアーラ王国・日本国平和外交使節団としてやって来た。


 アマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国・日本国平和外交使節団一行の一行等をまじかに見える位置に、カメラを構えて居る朝日奈放送のテレビ中継カメラと、女性ニュースレポーターは、そんな様子をレポートする。



「如何やら、今来賓をされた方々が最後のアースティア世界諸国の国の様です。」


「どの様な国なのでしょうか?」


「はい・・・・・日本から遥か13000キロメートルの距離の東端部海域に在る島国なのだそうです。」


「その名もラマアーラ王国と言うらしく、現在は大変にお美しいと評判の女王であるクレレーナ・パオトラ・ラマアーラ王国女王陛下が、天皇皇后両陛下。」


「並びに安元総理と諏訪部外務大臣。そして、高見交援省大臣と挨拶を交わして居らます。」



「ラマアーラ王国に付いて、何か他にも情報はありませんか?」


「それが無い様ですね。ラマアーラ王国と言うのは、最近に成って、アセニア亜人連合同盟諸国の使節団代表を務めるマーメリア海洋王国女王であるメリー・サクラン・ブロッザム・マーメリア女王も知らなかったらしく。」


「偶々マーメリア海洋王国の人魚族の方が発見された島に、国家が在ったと言うのが事実なのだそうです。」


「今まで外国との接触が少なかった事も有り、アースティア世界中の国々の間でも知らなかったとされて居るそうです。」


「なるほど、それでは来場順が最後に成ったのも国力や新参者と言う面から来るの物の様ですね。」とメインスタジオの司会者が締め括り、この話は終わる事に成る。


 日本政府も東京サミットに参加する地球系転移国家諸国とアースティア世界諸国の国々らは、極一部を除いた国々以外は、全て口裏合わせをして居る為に、クレナ女王とアマラーラ王国・アマラーラ半島地方首長連合国の立場を保障し守る方向で一致して居るので、情報統制が為されて居た。



 後日、この事に付いて物議が起こる事に成るが、この当時のアースティア世界情勢を鑑みれば、致し方の無い事とされる事に成るとされ事に成ったのだった。



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