246話 こんにちは!こんにちはっ!異世界中の国々から~♪おいでませっ!ウエルカムっ!ようこそっ!ジャパンアイランドっ!! 12
アースティア暦 1000年・西暦2030年・8月3日・午前10時20分・アースティア世界・ユーラシナ大陸東側地方・西太平洋地域・地球海洋諸国連合同盟勢力圏・日本列島・日本国・本州島・関東地方・南関東地方・千葉県・千葉市・千葉港・千葉市旅客船ターミナル港・大型旅客船メインターミナル港にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
魔獣人族
褐色系の肌を持った悪魔族の様な尖った耳と角を持ち、獣化能力を持った獣人系魔族のこと。
魔法よりも高い身体能力を有して居るが、高い魔力を持ち、身体強化能力で物凄い怪力を有して居る。
普段は人間に近い姿をして居るが、各種族それぞれの条件を満たすと獣化する能力を持って居る。
時より獣人族と混同視される事も有るが、獣人族は半獣の姿をして居るか、獣顔が多いので誤解される事が多い。
ウルフマン族
普段はヒト族に近い姿をして居る獣魔人で、その身体に力を籠めるとオオカミ人間へと変身する能力を持った種族。
良く獣人族のオオカミ獣人族や犬獣人族と間違われる事が在り、獣人族は始めから獣の姿が混じった種族なので、良く相手を見て種族を判別しないと怒られるてしまう。
ミノタウロス族
良く獣人族のバッファロー族と間違われるが、ミノタウロスは、牛の様な顔付きに、足が牛に近い五本指に成って居る脚付き。
特に男性は牛の顔付きで、女性はヒト族に近い牛顔をしており、何れも爆乳をを有するグラマスボデイを持って居る。
その母乳は大変に濃厚で甘みのある物で、妊娠してなくても母乳を分泌する事が出来る。
この母乳は大変に栄養豊富で、乳幼児に与えるのに適していたり、牛乳アレルギーの人でも飲むことができる。
しかも一部マニア(変態では無く、紳士)の方々からの需要が高く、供給量の少なさから、べらぼうに、とんでもない高値がつくと言われて居る。
スキュラ族
主に女性が多い種族で、タコ・イカと言った水棲軟体動物系の下半身を持った亜人魔族で、ヌルヌル、ネバネバとした皮膚細胞を持って居る。
頭から腰にかけての部分は人間型であるが、頭には髪の毛ではなく触手が生えていて、手のように器用に動かせる。
そして脚も触手(蛸の脚のような吸盤が見て取れる)で、ある程度伸縮させることが可能で、。再生能力が高く、もし脚を失ったとしても再び生えてくる。
手ほどではないが、器用に動かすことが可能で、遠くの物を取るのに重宝して居り、喉の奥に墨袋があり、危険を察知すると墨を吐き出すが、日常での使い道はなく、時々寝ぼけて口から墨を垂らす程度。
ハーピー族
頭と胴体が人間の女性、両腕は翼、足は太ももから下が鱗のある鳥足になっている種族。
人間を足でつかんで飛べるほどの飛行能力を有する。飛行能力に特化したため体は小柄に進化しており、実年齢より幼く見える。
手には親指に相当する部分があるものの、前腕から手にかけてのほとんどが翼になっているため、モノを握ったりすることは構造上苦手である。
また鳥と同様に鳥目なため夜は前がよく見えないし、その記憶力も「3歩ほど歩けば忘れる」ほどに頼りない。
ラミア同様に、女性しかいない種族であり、繁殖には多種族の男性が必要であり、多様な遺伝子を確保するために1人の男性の元には長く居られないので、世界中を渡り鳥の様に飛び回って居るらしい。
今現在はアースティア世界大戦の影響で、ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟での繫殖活動は奴隷として捕らえられる事を避ける為に、繫殖活動禁止区域に指定されており、他の亜人族と共にユーラシア大陸東側を中心とした地域に限って渡り活動をして居る様だ。
また、ハーピィの繁殖は卵生であり、繁殖活動をしなくても無精卵を産むことがある。
なお、ハーピーの卵は人間社会において生命倫理の問題等から反帝国同盟諸国に限って、その取り引きを禁止されて居るが、一部では高額で取引されて居るらしい。
その価値は卵が一個だけでも500万円から一千万円の価値があると言われて居る。
なお、卵生する亜人族の卵は濃厚でクリーミーな味わいらしく、どんな料理にも合うと言われて居る。
定住種・猛禽種・陸上種等の種類が居り、猛禽類は肉食系、陸自種は大柄な体型を持ったタイプを指し、それらの中て主にハーピィとは、特定の地域に定住し、渡りをして居る定住種タイプの事を指して居る。
アラクネ族
上半身が人間の女性、下半身が蜘蛛という亜人魔族。顔面に4つから6つの目があるなど、上半身の一部にも蜘蛛の特徴を有している亜人魔族で、主に女性しか居ない種族。
腕部などは皮膚ではなく硬い外骨格で覆われ、手の指には鋭く尖った爪が備わっており、人の皮膚を簡単に切り裂くことができる。
外骨格は丈夫だが非常に軽く、壁や天井を動き回ることが可能で、体重も、アラクネの体格から考えれば非常に軽い。
呼吸器官は上半身と下半身それぞれに存在して居り、下半身の蜘蛛の背中にあたる部分には模様があり、これは個人個人で違うらしく、大型の種族で力も強く、人間を簡単に打ちのめせる。
腕力には多少個人差はあるものの、同じく大型のラミアを抱えたままでビルを這い上がることも可能。
蜘蛛でいう触肢の上に人間の体が乗って居る為、一見すると触肢が人間の足にも見える。
普通の蜘蛛なら食事の際に使用する触肢だが、アラクネのこの位置に口はついていないため、性行為の時に相手を拘束する為のものと推察されて居る。
特殊能力として、蜘蛛と同様に糸を吐く。糸が分泌される場所は蜘蛛部分の第2腹部にある糸疣である。
糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。
粘着性、伸縮率、頑丈さなどは自在に調整でき、人間を絡め取ったり、服やブランコを編んだり、「糸電話」のように壁越しに音を拾うなど、様々な形で応用できる。
また、アラクネの糸も、人間社会では絹糸と同じく、高値で取引されているらしい。
東京サミット後にはアラクネシルクの名で、高値が付けられる取り引きが盛んに成って行く。
ケンタウロス族
下半身が馬の身体を持った亜人魔族で、良く馬獣人族と間違われる。
高速で大地を駆け抜ける事ができ、その速さは自動車並みと言われている。
因みに馬獣人族とは、昨今流行りのウマ〇と良く似た姿格好をした種族の事を指して居るが、此方はアプリゲームと違った男女の存在がハッキリと両方が居る。
主人への忠誠心を重んじる誇り高い戦士であり、生涯の主と決めた者しか背中に乗せてはならないと言う掟があり、ケンタウロスの背中に無理矢理乗ることは重大なハラスメント行為にあたる。
人間よりも大きな子供に大量に授乳する必要があるため、女性のケンタウロスは乳房が大きい。
また腕の長さは人間と同じであるため体を洗う時は長柄のブラシを使用するとのこと。当然服の着脱にも苦労する。
体の構造上、肉や魚などの動物質のものを食べることが出来ない。
彼らの好物は、草食動物と同様に、ニンジンの他、甘い物。味覚や嗅覚が鋭い。
ケンタウロス種の平均睡眠時間は3時間で、しかも断続的に眠る為、夜間は空腹に悩まされてたりして居る。
普段は馬小屋と良く似た部屋で立ったまま眠るが、時々座って眠る事もあり、ごく稀に完全に横に寝転がって眠る。
飛天魔族
飛天魔族と言う紫色の頭髪と黒い翼と高い魔力が特徴的な誇り高い種族と言われて居る魔族で、俗に堕天使とも言われてが、これは人間族側が勝手に言って居るだけであり、魔人族系と翼人族系が交わって生まれたか、又は元々そう言った種族なのかは、600年の月日が経った為に、真実は定かでない。
蛇魔獣人族(ラミア族)
上半身が見目麗しい女性で、下半身が蛇と成って居る魔族達の総称のこと。
進化の過程で、他種族と托卵交配での繫殖活動で、爆発的に人口を安定させる方式を取って居る典型的な亜人種族。
100人あたりのラミア女性に対して、1人の他種族男性と生殖行為をするのが当たり前で、一夫多妻の典型的な種族の一つとして知られて居る。
身長が頭の先から尻尾までを図ると、実に3メートルから5メートルを余裕で越え、絡み付いた尻尾は硬い岩石を簡単に砕くと言う。
そんな怪力自慢の尻尾せいで、稀に他種族の彼氏や夫らは、日常生活や性生活で大袈裟する事も、しばしば在るらしい。
因みに尻尾は足へと変化させれるらしく、子作りと番を探す為に外国へと旅に出る際は尻尾を隠す様にして居る。
また、妊娠すると7割方がラミアの卵で、3割が他種族の子供だが、男子の出生率は1割と成って居る。
一度に産む卵は、たったの1個で、それを3三月掛けて温度が安定した寝床で温め続けるらしい。
平均寿命は500年前後と、そこそこ長寿を誇る。
エキドナ種族
リザードマンにやや近い種族。ラミアに比べて鱗が生えている部分が広く、腕等にも鱗がある。
出血毒を有する毒牙を持ち、蛇型の下半身にはマムシに似た独特の模様がある。
定住地は主に森林地域を含んだ湿地帯に集落または、町を築いて暮らして居り、尻尾はラミア族と同じく、足へと変化させれる。
子作りと番を探す為に外国へと旅に出る際は、毒牙と共に尻尾を隠す事が出来る。
繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。
メリュジーヌ種族
ドラゴニュートの要素を合わせ持つ種族で、背中に生えたドラゴンし同じ様な翼が在るのが特徴だが、長い下半身を浮かせるだけの揚力を得る事は出来ず、無用の長物と化して居る。
蛇というより「水蛇」と「海蛇」で在る為、河川・沼地・湿地・海辺を含めた水辺での生活を好のんで、集落や町を築いて定住して居る。
繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。
メデューサ種族
緑の肌色と足が蛇の尻尾と髪の毛が蛇になって居る種族で、地球世界に在る様な伝承に伝わる様な能力を有して居る。
それは何かと言うと・・・見た相手を石化させる能力を有して居るが、能力の発現の有無は、自身に委ねられて居るので、誰彼構わずに石化させる訳では無い。
蛇のような頭髪はあくまでも体の一部であり、それ自体が生物というわけではない。
頭髪と口腔に在る牙に含む弱い神経毒で、噛み付いた相手の自由を奪えるが、男女の営みに用いる事が有るらしいが、それを求めてくれるのは、ドМの変態さんくらいである。
繫殖方法などは、他のラミア族と同じく、その平均寿命は500年前後とそこそこ長寿を誇る。
以上が地球系転移国家諸国に公開された魔族に付いての概要である。
その内容には、デモニュクス帝国・魔族連合国内で、国家機密とされて居る部分は、省かれた形で公表されて居た。
後に東京サミット経て、部族ごとに秘密を一部だけ公開する事に成る。
そんな魔族に付いての概要が、日本国民に知らされる中で、マスコミ各社者達は、魔族達の独特な民族衣装に目を丸くさせていた。
「オイオイ、これって・・・・本当に映して、良いのかよっ!?」
「確かに、殆んどビキニ衣装と変わりませんね。」
「確かにドレスも来て居るとも言える格好だが、実に際どい衣装が殆んどだ。」
「魔族の代表だと聞いて居るが、この連中は首長や代表官僚や武官達なのに、これって・・・・・・・・・・・」
「如何なんだろうなぁ・・・・・・・・・」
「そう言うなよ。」
「デモニュクス帝国・魔族連合国を含めた、亜人種族の文化風習に関して、報道する場合は、日本国政府と交援省からは、各社の判断に任せると言って居るんだよ。」と言うのは、とあるネット配信テレビ局のプロデューサーだった。
「それって、マスコミ各社に、全て丸投げですよね。」
「報道の自由を守るって意味で言えば、聞こえは良いんだろうけどさ、下手な事は、報道出来ないって事だ。だから、成るべくなら際どい物は省いて報道するしかないだろうな。」
「「「「「はぁ~・・・・・・」」」」」と呆れる他社のプロデューサー達。
「それとお前ら、聞いて居ると思うが、女性主体の亜人種族には、単体の異性では、決して近付くなとの御上からのお達しだ。」
「ああ、噂で聞いて居ます。何でもガツガツとした肉食系らしいですね。」
「聞いた話では、コロロッポ諸島県に、調査に行った、日本政府の調査団が豪い目に遭ったと聞くな。」
「何でも、男としての貞操の危機だったとか・・・・・・・・・・・・」
「面倒な事だが、取材する際には、男女半々に接触して、誘われても本気で、相手にしない。」
「密室に引き吊り込まれたたら最後、しっぽりと絞られるからな。その辺は徹底させろっ!!」
マスコミ各社は、女性主体の亜人種族に取材する際には、男女半々に接触して、誘われても本気では、相手にしない様にとの通達文が、政府から通知されて居る。
「それにしても、これじゃ・・・・丸でエロゲーやAVビデオの世界だな、こりゃあ・・・・・・・・・」と呟くカメラマンの言葉に、業界関係者は、思わず頷いてしまうと共に、周囲の女性達も、物凄い渋い顔つきで、仕事をこなすのであった。