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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第13章 吹き荒れるジャンブロー要塞の嵐っ!突撃せよっ!ザタン・アタック作戦っ!1
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205話 空の勇者達よ、暗黒暗礁空域を駆けろっ!突撃せよっ!ザタン・アタック作戦っ!18

アースティア暦1000年・7月1日・午後12時03分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ西部地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河西部中央流域地方・オローシャ帝国・オローシャ帝国東方地域・ウルス山脈・南ウルス山脈・南パイプ・ライン大河流域・東ユールッハ街道沿い付近・ジャンブロー平野・ジャンブロー要塞基地及びローラーナ帝国・南東部ゾルモン地方との国境付近周辺地域・ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊と北部大陸間海洋国際平和維持連合軍・北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊・ジャンブロー平野全域・両勢力の陸上軍団両軍激突地点にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 日本国を中心とした北国連合軍は、ローラーナ帝国・ゾルモン要塞軍団艦隊への奇襲攻撃に成功した。


 初撃は神谷一佐とエリンが率いるドラグリア白龍大帝国軍の白竜騎士団との連合部隊が見事に奇襲攻撃を成功させた。


「ライトニング・セイバーっ!!」と叫んだリナは、エリンの背に乗りつつ、ズガガガアアアァァァァーーーーーーーンッ!!!と言う大きな雷の音を響かせて、光と稲妻の大剣で、ゾルモン要塞軍団艦隊の空挺魔導巡洋艦を真っ二つにして見せた。



「見事じゃ、リナっ!!そうれっ!!これで終わりで無いぞっ!!」



 エリンは口からドラグバスターを撃ち放ち、30隻もの空挺魔導艦と陸上魔導艦を纏めて薙ぎ払うかのようにして撃沈して行く。


 それは丸で某人造人間型決戦兵器に登場する謎の怪物達が撃ち放った怪光線の様に粉微塵にされた如く、連鎖的な爆発を発生させながら瓦礫の残骸と化して行く。


 空自の爆撃と米露艦隊によるミサイルの雨で、ゾルモン要塞軍団艦隊の先鋒艦隊は、最早その姿は、ボロボロと成って居た。


「これだけ叩いても、数が多いのう。このわしでもこれだけの数を相手するのは、流石に骨が折れるのじゃっ!!」


「こちら置鮎です。エリンさまは、この辺で休憩を取って下さい。」


「了解なのじゃっ!!」


 エリンは、置鮎一佐の指示を素直に従う。


「エリン様にしては、珍しいですね。戦も始まったばかりだと言うのに、いとも簡単にあっさりとお退きなるとは・・・・・・・・・・・・」


「ふんっ!!このわしとて、融通の効かん鉄の矢じりに追い回されとう無いからの。」


 エリンも作戦を弁えて居る。


 ミサイルの誤射・誤認による自分と同族達への誤射・誤認による怪我人を出させる事は、本意ではないと言う事だった。


 エリン達は、背に乗せて居るハンナ達アセリナ王国聖天使騎士団の騎士達に命じて、一斉にエクスプロン・ランサーを構えた。


「リナは、戦の後半まで魔力温存するのじゃ!!」


「頭の可笑しな小娘どもっ!!出番なじゃっ!!」


「「「「「「「「「「 おうっ!!」」」」」」」」」」


「同志たちよっ!!槍を構えるのだあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」


「「「「「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」



「我れらが聖なる力の源泉たるマナよっ!!今こそ我が前に立ち塞がりし怨敵を滅さんが為にっ!!その力を覚醒させ、その力を世界に示さんっ!!」



「これぞっ!!我がアセリアの天使たる者が森羅万象を操りっ!!この世全ての歪みと悪を正し討ち果たすもの為りっ!!」


「我の望む白き荒野なり、虚無の白き地平線なり、天の全てを白き白夜なりて、踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、踊れ、踊れと力の本流なりっ!!」



「これこそが並ぶ事無きっ!!この世っ!!この世界に措いて最大の攻撃魔導砲っ!!!」


「我が前に立ち塞がりし、全ての愚かなる巨悪たちよっ!!これまでの行いを懺悔しっ!完膚なきまでにっ!灰燼に滅せよっ!喰らええええええぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!!エクスプロトンバスタアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」



 キュイイイイイン・・・・・・バシューーーーーーーーーーゴオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!



 ズドオオオオォォォォォォーーーーーーーーーーーンッ!!!・・・・・・ドカドカドカドカドカドカドカドカドッカアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!



 エクスプロトンバスターをオマケに撃ち放った第一次奇襲攻撃隊は、休息の為に悠々と北へと撤退コース取って行くのだった。


 神谷一佐が率いる空自航空隊は、更に北にあるフローレイティア家の所有する航空基地へと向かって行く為に、エリン達とは別行動と成った。


 東の空には第二次奇襲攻撃隊である台湾空軍の航空隊とドラグリア白龍大帝国軍の白竜騎士団の第二部隊が飛来しようとして居た。



アースティア暦1000年・7月1日・午後12時16分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ西部地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河西部中央流域地方・オローシャ帝国・オローシャ帝国東方地域・ウルス山脈・南ウルス山脈・南パイプ・ライン大河流域・東ユールッハ街道沿い付近・ジャンブロー平野・ジャンブロー要塞基地及びローラーナ帝国・南東部ゾルモン地方との国境付近周辺地域・ローラーナ帝国・第四方面軍・東南方面制圧軍艦隊・ゾルモン要塞艦隊と北部大陸間海洋国際平和維持連合軍・北部大陸間海洋国際平和維持連合艦隊・ジャンブロー平野全域・両勢力の陸上軍団両軍激突地点にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「ザタン・アタック作戦・総司令部より陸自部隊の各隊へ通達。命令が下された陸自部隊から順次攻撃を開始せよ。」



「先ずは各火砲大隊及び歩兵支援火砲部隊へ通達する。各火砲の射撃を許可する。」



「繰り返す、各火砲の射撃を許可する。射撃開始せよっ!!」




 遂にザタン・アタック作戦・総司令部より全支援火砲の使用が許可され、大規模な砲撃が開始される。


「前線格火砲大隊指揮所より関係各位へ、総司令部より砲撃開始の命令が下された。」


「各隊へ命令する。射撃開始っ!!繰り返すっ!!射撃開始っ!!射撃開始っ!!送れっ!!」



 北国連合軍の前線格火砲大隊指揮所でも、前線各火砲大隊へと正式に砲撃命令が下された。



「了解っ!!各前線各火砲大隊へっ!!撃ちーかーた始めっ!!」



「了解っ!!てえええぇぇぇーーーーーーっ!!」



ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!




ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



「各火砲は、侵攻中の敵地上軍に全て命中っ!!」


「誤差修正の必要なんぞ要らない。敵は目の前に広がる大軍だっ!!」


「狙って撃てば必ずや中るっ!!」


「各隊っ!!撃ち捲くれっ!!」



 北国連合軍の前線格火砲大隊指揮所を取り仕切って居る陸自一佐の指揮官は、乱暴な言い方とやり方だったが、今は彼の言う通りで、狙って撃てば中るほどに敵は大軍で迫って来て居た。

 

 北国連合軍の火砲部隊は、射程距離に合わせて、配置されており、シベリナ連合各国軍の火砲部隊は最前線で、中長距離は地球連合軍部隊で固められて居た。


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


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ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!


ドドッンッ!!ヒユユユユュュュュュューーーーーー・・・・・ドカドカドカッカーンッ!!ドカドカドカッカーンッ!!



「くそっ!!」


「いったいっ!!如何なってやがるっ!!」


「敵はオローシャ帝国だけだったんじゃ無いのかっ!?」



 最前線で戦って居たゾルモン要塞軍団の地上軍の指揮官は、自軍が押せ押せな状況だった筈なに、急に風向きが変わり出した事に狼狽をしてしまう。



「報告ううぅぅぅーーーーっ!!」


「申し上げますっ!!オローシャ帝国に援軍が現れましたっ!!」


「何だとっ?!」


「敵はオローシャ帝国軍にあらず、シベリナ連合軍ですっ!!」


「シベリナ連合軍が、我がゾルモン要塞軍団に対して、待ち伏せ奇襲攻撃を仕掛けて来ましたっ!!」


「!?・・・・・・・まっ、まさか・・・・これは罠か?」


「現在入って来て居る情報では、リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊は半壊しつつあり、第二外征艦隊の司令官であるブリュタイ・コズン小将は、艦隊の全滅を避けるべく、既に撤退態勢に入って居り、それと先鋒艦隊中軍であるガルベ・マグベ大佐とオデュッサ軍団艦隊は、前線艦隊が撤退中であるが故に、オデュッサ軍団艦隊の背後からやって来て居る後続部隊の進軍に阻まれて大渋滞が引き起こされてしまって居る為。」


「後退が叶わず、身動きが取れない儘に敵の攻撃に晒されて居る模様。」



「ガナベル・セガール・バドー少佐と第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊は、突如として現れた、謎の鉄砲台車の奇襲攻撃を受けて、後退しつつありっ!!」



「お味方の左翼も空飛ぶ鉄の槍攻撃の雨に晒され、100隻以上の艦船が撃沈された模様っ!!」



「ぐっ!!不味い。このまま攻め入れば、敵の罠に掛かり全滅する恐れもある。」


「だからと言って撤退をしようにも、我が先鋒艦隊と先鋒陸上軍も後続部隊がすぐ後ろにやって来ており、撤退しようにも下がる事すら出来ないぞっ!!」



 そう、ゾルモン要塞軍団は、大軍と言う利点を生かして、ひたすらに前進と敵を撲滅して行く事で、身のを安全と進軍路の確保をして来た。


 彼らにとってこの戦争は、最初から勝利を間違いなしの戦争であり、それ故にこれまた最初から撤退を想定して居ない。


 何らかの理由で、味方の進軍が一時停止する事は有っても、作戦の失敗は有り得ない筈なのだ。


 そんな予定の無い想定外の事態が、ゾルモン要塞軍団に襲い掛かって来てしまって居た。


 彼らは今、敵奇襲攻撃による猛反撃を受けてしまった事に由り、大混乱を起こし始めたのであった。




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