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異世界の国々が驚いた異界国家日本は本当にすごーいデス~ネ。  作者: 伊達教宗
第1章 戦乱の渦巻く異世界へ転移する平和国家日本
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登場人物表一覧 異世界各国編 2

ミンフィル王国東南諸国同盟及びユーラシナ大陸東南部・レノア地方編


ユーゴ・ラーシルズ  21歳  魔人族 通称名・ユーゴ


 邪神戦争後に、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方・ミンフィル平原地方の南東部、エンパラ辺境地方に居座った魔人族の軍団長のラーシルズ族家の家系の生まれで、父親であるザンラマン・ラーシルが一族の頭領を務めていた。


 だが、旧ミンフィル王国王朝は人間族至上主義であり、特に人間族主義者であったザグナード・ミンフィルの手に由って、差し向けられた軍勢に父親であるザンラマンが討たれると、東方地域の亜人族連合を結制して、王都マルスへと攻め込む。



 折しもその日は政略結婚で嫁ぐ為にカレールーナ帝国から来ていたイリナ・カレールーナとの結婚式の最中、祖国に捨てられるかの様に嫁いで着ていたイリナは、突如として式場に現れたユーゴに一目惚れ、目の前でザグナードが討ち取られると、結婚して欲しいと詰め寄り、自分が妻に成れば、ユーゴはどんな事を言われ様とも立派な王族と成れる良いそのまま戴冠させた。


 ユーゴ・ラーシルズ王朝の正式な祖と成ったユーゴは、ミンフィル王国を掌握すべく国内統一戦を仕掛けて、三ヶ月と言う速さで国を統一して行った。


 その後は、レノア地方の西部から東へと勢力を広げようとするカレールーナ帝国に圧迫されて居た反帝国の東部諸国を纏め上げ、ミンフィル王国東南諸国同盟条約を締結し、盟主王と成った。



 アースティア大戦では、ユーラシナ大陸東南部戦線の抑えとして活躍し、アセアン諸国とEU諸国と連携して、ローラーナ帝国と西方バルバッサ帝国同盟に対抗、 ドラグナー皇国解放戦争・シャッポロ・ローラーナ帝国領東方制圧軍総司令部攻略戦・ユーラシナ大陸南部西方征討戦線と転戦して行き、アースティア大戦に措いてのアースティア国際平和維持連合軍のの縁の下の力持ちとして活躍して行く。


 大戦後はレノア地方周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、民政を重視した政策政務を実行し、魔神賢王と讃えられた。


 藍色の頭髪にクールで冷たい視線を持った好青年で、とても思慮深く冷静で、クールな性格をして居るが、やや正義感の強い部分も持ち合わせている。妻のイリナには普段から頭が上がらない程に、昼夜問わずに尻に敷かれて居るらしい。


 アースティア大戦を通じて、同盟国や友好国、又は家臣団の中で、信頼関係を愛情関係と成った多くの女性との間に子を儲けて居るが、正妻であるイリナに黙って居る浮気は一切して居ないと言われ、何らかの形で公認の認知をして居る体裁を取って居る。



イリナ・カレールーナ・ラーシルズ  人間族 20歳 通称名・イリナ


 西方バルバッサ帝国同盟の下で属国に等しい同盟関係を利用して勢力を伸ばそうとして居るカレールーナ帝国の第二王女で、前王朝であるミンフィル王国の国王、ザグナード・ミンフィルの下へと政略結婚させられるべく送られた。


 だが、レノア地方一体の東方亜人族地域の融和を掲げて決起したユーゴ・ラーシルズが率いる反乱軍の襲撃を受けて、ザグナードは討ち死にし、貞操の危機をユーゴに救われたイリナは、彼に結婚を申し込み、ミンフィル王国の王位に就けたのだった。


 金髪ロングストレートで、ゆったりとして居る大人しい性格をして居るが、ここぞと言う時は頑として信念を貫く性格をして居る。


 その為か、夫のユーゴを尻に敷いて居るとの話は臣下の間では有名な話と成って居る。


ミルシス・ファーン 飛天魔族 300歳  通称・ミルス


 飛天魔族と言う紫色の頭髪と黒い翼と高い魔力が特徴的な誇り高い種族と言われて居る魔族で、俗に堕天使とも言われてが、こりは人間族側が勝手に言って居るだけであり、魔人族系と翼人族系が交わって生まれたか、又は元々そう言った種族なのかは600年の月日が経った為に定かでない。


 そんな種族出身である彼女は、デモニュクス魔大陸から流れて来た傭兵一族のファーン家の長であり、ユーゴ・ラーシルズに革命の為に雇われ、そのままミンフィル王国の大将軍と成った。


 その見姿は、褐色肌を持ちつつ、ロングショートヘアースタイルで気の強そうなツリ目の顔立ちとスラリとした長身に加えて、ボンテージ風な鎧姿と黒い翼と尖った耳が特徴的な姿をして居る


アイフィル・ハンス 人間族 25歳 通称・フィルス


 ミンフィル王国の前王朝時代から近衛騎士団長を務めている人物で、 ミンフィル王国の革命の際に不意を突かれた事で、ザグナードが討たれてしまう。


 ユーゴに自害と処刑を望むが、其処まで責任感の在る性格をして居る事がイリナに気に入られて、引き続き近衛騎士団長を引き受けて欲しいと言われ、引き受ける事と成った。


 現在は新生ミンフィル王国軍の総司令官も兼任して居る。


 その見姿はエメラルドグリーンのボブロングヘアースタイルに加え、整ったややスレンダへなボデイスタイルを有する中肉中背のクールビューティーな女性である。


マルーシャ・ルネーノ 人間族 27歳 愛称・ルーシャ 所属・ミンフィル王国軍大佐


 元傭兵冒険者を生業していた魔導弓騎士で、魔導弓術を極めたスナイパー。その腕前は自動小銃並みの射程距離を誇ると言う。


 ミンフィル王国の革命の際に前王朝側に付いて居たが、ユーゴ達に敗れた後に、新生ミンフィル王国の魔導弓騎士隊の部隊長を務めて居る。


 その見姿は赤紫色の頭髪に加え、右サイドポニーテールで結ったヘアースタイル。

 クールビューティーで300メートル先を見通す優秀な狙撃手としての目を持ち、豊満な美乳バストサイズを有するナイスバディ身体つきを持ったお姉様。その性格は正に必殺仕事人と言った感じである。


リネット・アスト 人間族 19歳 通称名・リネット


 ミンフィル王国の革命の際は、新兵だった為に王都決戦では直接的にユーゴとは戦って居なかったが、剣の腕前が立つと言う事なので、近衛騎士団副団長の地位に居る。


 赤い髪をしたミディアムショートヘアーで、気の強い顔立ちして居るが、ちょっとだけ間の抜けた所も有る女騎士。



エスカリーナ・リビット ホビット族 150歳 通称名・エスカ


 レノア地方・ミンフィル平原地方北東部の山岳地帯の麓を中心としたホビット族であるリビット族の出身者の魔導師で、王都・マルス市の王立マルス魔導学院を主席で卒業をしながも、独特な魔導学の探究為に、故郷に戻って、ヘンテコな魔道具を造る事で知られている人物。


 世情と関わらず、ひたすらに好きな事に没頭する性格で、ミンフィル王国の革命事を知らずに過ごして居るほどである。


 ユーゴが国家発展の為に、優れた人材を探して居る中で、王都・マルス市の王立マルス魔導学院を主席で卒業をしながも、独特な魔導学の探究為に、故郷に戻って、ヘンテコな魔道具を造る人物が居ると聞き付け、エスカを訪ねたが、案の定・・・・お約束の爆発の被害遭ってしまった。


 その後は、好きに研究や発明をして良いと言う条件を付けた上で、王立マルス魔導学院の専用研究所の所長博士の座を与えられて居る。



 性格は自由気ままで、さっぱりとした気さくな性格の持ち主で、その容姿は、身長155センチの背丈と小柄な体型で、焦げ茶色の髪色とショートヘアースタイルに加えて、童顔の眼鏡っ子である。






セラルーノ王国 


ラピリオス・サハリンラード 人間族 17歳 愛称 ラピス


 ミンフィル王国の同盟国でミンフィル王国東南諸国同盟に加盟して居るセラルーノ王国の第一王女。


 また、幼い時に、コヨミ皇国に幾度も渡海した際に、紅葉とその達とも出会い、其処で知己を得た親友達と供に紅花園の誓いを立て居るメンバーの一人でもあった。


 自立した落ち着きがある性格で、自立した落ち着きがある性格と清楚で爽やかな感じの美少女と言った感じのある人物だが、変な所で知恵が回る上に、澄ました顔をして居るけど、勝負事で妙に負けず嫌いな所もあるし、常に勝つために色々と思考を巡らして、その結果として、物凄く・・・・嫌な手口で勝ちに来るタイプ。


 その事を顔に出さないから尚更ながら性質が悪いと親友たちらは語る。



そんな彼女は、セラルーノ王国の第一王女にして、王位継承権は第二位に在る王族でもある。


 水竜・アクアドラゴンの騎手としても槍術騎士としても一流の腕前で、アースティア暦997年の隣国たるバジリアナ王国との戦に措いて、ラピスは16歳で初陣し、戦勝を飾ると言う、戦では一軍を率いて戦う才も持ち合わせている才女・・・・・・と言うより少々お転婆気質があるとも言える王女様である。


 因みに アースティア暦997年の年はラピスに取って、後の人生の展開期とも成った出来事があった。


 それは隣国たるバジリアナ王国との戦である第297次シャルル川の戦いに措いて初陣し、初めて隣国の王女であるラン・ファラオ・バジリアーナと戦うが、ラピスの圧勝と言う結果に成った。



 日本国と国交条約締結後には、進んで留学して、高等学校・大学校と進学するが、その途上で祖国が危機に陥ると天皇に拝謁してから援軍に参じるなど、王族としての責務と誇りを重んじている。


 基本的には戦いを好まず、和平を持ってして国家間の争いを収めたいとして居るが、日本国の専守防衛の理念に感銘して、祖国にその法律概念を持ち帰りたいとまで言って居る。


 更に時は流れ、アースティア大戦末期序盤の終盤にセラルーノ王国に大侵攻作戦である王都・レビィカ市攻防戦を仕掛けられてしまい、王城・レビィカ城と王都メディカの陥落寸前と言う報せが大使館や報道機関などから得ていたラピスは、直ぐに帰国を決めた。


 ラピスは、その日のうちに皇居へと参内し、天皇陛下に謁見を申し込み、それが叶うと天皇陛下に留学途中ですが、祖国の危機ですので、このまま向かいますと簡単な挨拶を済ませてから立ち去るが、その際に王族の勤めを・・・・そのご武運をと天皇陛下が掛けられたと言うエピソードがある。


 それからラピスは、2日掛けて祖国・・・・・王城・レビィカ城と王都メディカに、日本留学をして居たセラルーノ王国・水竜騎士団の部下たちと参戦し、数週間もの間をバジリアナ王国具を防ぎ切って見せた。



 その後アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)の援助を受けたセラルーノ王国軍は、王都メディカの陥落寸前に日本国を中心とした国連軍の一斉上陸作戦で反撃し、続く第300次シャルル川の戦いに戦勝し、勢いに乗った国連軍の追撃に由ってバジリアナ王国の王都ハストを包囲する。


 完全に追い詰められたランは、祖国と一族を守る為に徹底抗戦に賛同して前線で戦うが、王都ハスト・ボストル城の決戦で王都ハスト市とボストル城は落城し、、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)による掃討戦が繰り広げられる中で、せめてライバル王女であるラピスだけでもと、ラピスの背後から襲い掛かり、彼女の命を奪おうとする。


 しかしながら、それを護身用に下げていた刀の居合切りで防いで見せたのは竜史だった。


 愛剣を吹き飛ばされたランは、その直後に、ユーゴとラピス、それに勇治と紅葉達に取り押さえられてしまう。


 その戦後、父達が同盟国であるカレールーナ帝国へと逃げたと聞くと、居残った者達の為に降伏する。


 戦後処理に措いて、ランの立場は悪く、下手をすれば処刑もある中で、とうの本人たるランは、もう生きて居る価値も無いと嘆き、死にたいと豪語するし、とっさに目に着いた国連軍騎士の短剣を奪って自決する中で、必死に命乞いをしつつ、生きろと、貴女の面倒はわたくしが必ず見るからと言ったラピスは泣きながら、ランに請い願ったと言うのは、後の有名なエピソードと成った。




 ユーゴとは、その父親であるザンラマン・ラーシルを介しての繋がりがあり、ラピス自身が幼い時に収穫祭でユーゴの父親に抱き上げて貰った思い出と、セラルーノ王国として隣国との戦で必要な戦力として、ザンラマン率いるラーシル傭兵団を雇い入れた事に由るビジネス上の繋がりが有った。



 

 まぁ、そんな感じなので、多少は問題児の一人とも言え、 ラピスも紅葉達と同じく癖が強い個性的な部分が在り、その部分とは魔法科高校生の兄妹の二人も真っ青な重度のブラコンでもあった。


 アースティア大戦後は、仲が良く成った竜史の側に居たいからと桐野市に移住する事に成った。





アクエル  


 ラピスが幼い時から面倒を見て居る水龍で、とても賢いメスの水龍で、気に入った男と信用が出来ると見込んだ相手しか、自分とラピスに近づく事を許さないらしい。


 アースティア大戦中に日本国の検疫検査に合格し、ラピスの留学先である桐野市へとやって来たが、一緒に居られる時間が高見家に居る時だけなので、普段は桐野市ヶ丘公園動物園の特設厩舎に住まう事に成った。



 この事が切っ掛けになり、桐野市は外国から竜騎士たちのパートナーたるドラゴンたちの居場所を提供すると言う変わった政策を展開し、動物園や市民公園などでドラゴンがまじかで見られる市として知られる様に成った。


 桐野市に移住したラピスと供にアクエルも動物園に移住し、桐野市の人気者として、そとラピスの子孫たち、3代に渡って仕えたと言う。  



イザーク・サハリンラード 人間族 25歳


 アースティア大戦と言う戦乱の世に在って、争いを好まぬ平和主義者であり、専守防衛こそが戦争を減らす手段と考えて居るアースティア世界に措いて稀有で珍しい国王。


 内政主導の民政を敷き、国民からの絶大な信頼を勝ち得つつも、先祖の言う事を守り、正当王家の地位を巡って争って居るバジリアナ王国と如何したら和平に持ち込めるのかを模索して居る。


 8歳も年下の妹であるラピリオス・サハリンラードも度々口にするほどの好青年で、ラピスが本当の意味で恋をするまで、結婚するならお兄様かお兄様の様なお人が良いと言う程の好青年振り。


 アースティア大戦では、前線での活躍は目立たなかったが、アースティア国際平和維持連合議会内では、平和と国際協力に付いての弁舌を熱弁し、国際政治にとても向いて居るとの高評価を各国政府の元首達に印象付けて居る。

 

 アースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるセラルーノ地方州と成って、彼は同地方を統治する公爵王位と成った。


バジリアナ王国 


ライアン・ファラオ・バジリアーナ 人間族 50歳


 ライカン・ファラオ・バジリアーナ公爵から数えて12代目の子孫に当たる人物で、典型的なセラルーノ王国とサハリンラード家の排斥主義者で、軍事力を中心に据えた政治体制を重きに措いて居る国王。


 アースティア大戦序盤の終盤にセラルーノ王国に大侵攻作戦を仕掛けるが、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)の援助を受けたセラルーノ王国軍は、王都メディカの陥落寸前に日本国を中心とした国連軍の一斉上陸作戦で反撃し、追撃に由ってバジリアナ王国の王都ハストを包囲されてしまう。


 この時にライアン王は、一人娘であるラン・ファラオ・バジリアーナと一部の将兵を残して、同盟国であるカレールーナ帝国へと一族と取り巻きの家臣達を引き連れて逃げてしまう。


ラン・ファラオ・バジリアーナ 人間族  16歳 


 ライアン・ファラオ・バジリアーナの一人娘で、滅茶苦茶に気が強い性格で、お転婆娘。だがその素顔は単純に真っ直ぐで素直な性格故に騙され易い。


 幼い頃からセラルーノ王国とサハリンラード家の排斥主義者としての英才教育を受けて来た為か、隣国を見下すような態度を取る。


 特に隣国の姫であるラピリオス・サハリンラードとは、特多くの領民家臣達からに見比べられて来た為か、張り合う様な態度を取って居る。 


 アースティア暦997年の隣国たるセラルーノ王国との戦である第297次シャルル川の戦いに措いて初陣し、初めて隣国の王女であるラピスと戦うが、あっという間にボコボコにされてしまい屈辱感を味わう敗北と成ってしまう。



 更に時は流れ、アースティア大戦末期序盤の終盤に、セラルーノ王国に大侵攻作戦である王都・レビィカ市攻防戦を仕掛けるが、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)の援助を受けたセラルーノ王国軍は、王都メディカの陥落寸前に日本国を中心とした国連軍の一斉上陸作戦で反撃し、続く第300次シャルル川の戦いにも敗戦し、追撃に由ってバジリアナ王国の王都ハストを包囲されてしまう。


 ランは祖国と一族を守る為に徹底抗戦に賛同して前線で戦うが、王都ハスト・ボストル城の決戦で王都ハスト市とボストル城は落城し、、アースティア国際平和維持連合軍(国連軍)による掃討戦が繰り広げられる中で、せめてライバル王女であるラピスだけでもと、ラピスの背後から襲い掛かり、彼女の命を奪おうとする。


 しかしながら、それを護身用に下げていた刀の居合切りで防いで見せたのは竜史だった。


 愛剣を吹き飛ばされたランは、その直後に、ユーゴとラピス、それに勇治と紅葉達に取り押さえられてしまう。


 その戦後、父達が同盟国であるカレールーナ帝国へと逃げたと聞くと、居残った者達の為に降伏する。


 戦後処理に措いて、ランの立場は悪く、下手をすれば処刑もある中で、とうの本人たるランは、もう生きて居る価値も無いと嘆き、死にたいと豪語するし、とっさに目に着いた国連軍騎士の短剣を奪って自決する中で、必死に命乞いをしつつ、生きろと、貴女の面倒はわたくしが必ず見るからと言ってしてくれたのは、ラピスであった。


 それ以降は 一連の戦争であるセラルーノ半島地方統一平定戦争での責任を父親であり、国外逃亡したライアン・ファラオ・バジリアーナに成り代わって、バジリアーナ家のバジリアナ王国王位継承権と セラルーノ王国家王位継承権の放棄を正式に宣言。


 その後はアースティア国際平和維持連合の一角として、ローラーナ帝国と戦って各地を竜史たちと供に転戦して行く事に成った。


 戦後は旧バジリアナ王国の領土と王位継承権に変わりバジリアナ公爵家を起こさないか?と言う公爵家の継承権の話があったが、それすらも放棄して、魔法騎士であった事も有って魔法指導をして欲しいとの日本国の文科省の要請と義姉と成ったラピスと暮らす為に、大学魔法講師として日本へと移住した。


 金髪セミロングヘアーで、彼のテレビアニメ、機動戦士Ζガンダムに登場するモビルスーツである百式も、真っ青な金と赤の騎士鎧を着て戦い、その戦闘スタイルは炎術魔法を中心とした魔法騎士で、小柄ながらも自分よりも大きな相手に怯む事無く立ち向かう度胸と言うか怖いもの知らず。


 バジリアナ王国の陥落後は、ラピスを姉の様に慕う様に成る。その姿は、先祖であるイルビオ・サハリンラードの妻であるラピュタとイルビオの妹であるランカ・ファラオ・バジリアーナの関係に似ていると言われて居る。 



レノア中央都市国家連合



ラクサ市共和国(都市国家)



レイカーリナ・キッスニア 26歳 人間族 通称・レリナ


 ラクサ市共和国の下級階層出身の女性で、14歳で行商人を始め、事業を順調に拡大し、利益を上げる事に成功を収め、19歳で大陸有数の巨大な商会を築き上げた人物として知られて居る。


 金髪ロングストレートの碧眼でスタイル抜群の絶世の美女であり、商売に措いては一切の妥協をしない性格で、それは政治の世界でも発揮されて居る。


 ラクサ市共和国市長とレノア中央都市国家連合の都市国家長であり、キッスニア商会長でもあり、レノア中央都市国家連合商会ギルド会長でもある。


 また、彼女は金髪ロングストレートの碧眼でスタイル抜群の絶世の美女であり、裏では取り引きの為に、その美貌を駆使して、男を惑わす事も厭わない手腕を用いる事も有る。


 キッスニア商会の中には娼婦館も会って、誠実で身綺麗をモットーとする男の遊び場であるとの評判の良いキッスニア娼婦館は、病気一つを蔓延らせない娼婦館として有名を馳せて居る。


 レリナは、その自前の娼婦館を使って、商売ごとや政治を上手く動かす事を自らの出世の原動力の一つとして用いて居る。


レリナはこれまでに男とキッスニア娼婦館で一夜を供にし、出世の基盤や取り引きを有利に成る様に働きかけて来た。


しかしながら、男との関係で本番のセックス行為・・・性交行為をさせた事は一度も無い。


 やって居るフリをして居るか、性交行為は以外の夜伽行為をさせて、男たちを満足させて帰らせて居ると言う、やり手な美女だった。


 そんな友人であるレリナとは正反対の性格をして居るミシェルと馬が合うのは、仕事に関して真面目な姿勢が、お互いに共通して居るからであり、飲み仲間でもある事から、お互いに認め合う関係でもあるのだ。


 そんなラクサ市共和国の下級階層出身の女性であるレリナは、安全な暮らしがしたいと言う欲求と家族願望が強かった。


 その実現の為に商家を興し、出世の為に政治に成り、更なる出世を望む。


 それは安全な家を創る為の布石であるからだった。


 レリナは、安全な国と安全な地位に、守ってくれる男の側は快適な場所を求め、自らの夢と野望の実現の為には、手段を選ばないが、筋は通すので、嫌いに慣れないと感じて居るミシェルは、その夢に関わる一人と成って行くのは別のお話である。


 現在は・レノア中央都市国家連合の半分近くが ローラーナ帝国が盟主と成って居る西方バルバッサ帝国同盟であり、帝国の傀儡地方帝国政権であるカレールーナ帝国の勢力下に置かれて居る為に、 それらを奪還するべく 新生したミンフィル王国の国王であるユーゴ・ラーシルズと接触。   


 ユーゴとその妻であるイリナの才を見抜きつつ、その若き才能に投資する事を決め、 ミンフィル王国側に付く事を決意する。


 現在はミンフィル王国東南諸国同盟条約の政務費・軍事費の一切を資金調達するべく奔走して回って居る。


 アースティア大戦中は、ミンフィル王国元老院議会の宰相大臣に就任し、ユーゴとは妾の地位を手にして居る。


 アースティア大戦後は、レノア地方周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名したミンフィル王国内で、キッスニア総合商事株式会社を立ち上げつつも、ミンフィル連合王国の中央議会の首相を務めている。



交易都市・クラ市国


ミシェル・クルート 人間族 24歳 通称・ミシェル


 レノア中央都市国家連合で最も東に位置して居る交易都市・クラ市国。


 ミシェルはこの都市国の出身者にして、此処の警備総隊長をして居る人物で、レノア中央都市国家連合の中央都市とされて居るラクサ市共和国に軟禁されて居る市長に成り代わり、カレールーナ帝国に占拠されているクラ市国の政務代行も担って居る。


 ルナック大封鎖の解放戦争であるミンフィル平原地方大解放戦争を切っ掛けに、ユーゴと知己を得る。


 その後はミンフィル王国中心としたミンフィル王国東南諸国同盟にレノア中央都市国家連合の半分が参加、そのまま加盟すると、ミシェルはクラ市国都市警備隊を率いて参戦する。



後にアースティア大戦に参戦し、クラ市国都市警備隊を務めて居た、ミシェル・クルートは、レノア中央都市国家連合都市警備隊の総指揮官である警備総隊長と成って居る。



 グリーンショートヘアーで、キリリとした感じのお姉さんタイプな顔立ちをした風貌の顔付きで、真面目で几帳面な性格と気遣いの出来る人格の持ち主。


 都市国家警備隊員と言うだけあって、身長170センチにして、鍛え抜かれた筋力の張りの在る身体付きをして居るが、ボディビルダーの様な肉体では無く。


 ファッションモデルの様な身体付きを残した華奢な肉体美と筋力を併せたた理想的な身体付きを持って居る。


 はた目から見ただけならば、秘書官をして居る様なキャリアウーマン様な感じのお姉さんと言った感じの女性にも見えるだろう。


 アースティア大戦後にミンフィル連合王国と改名した同王国に措いてミシェルは、ユーゴの秘書官と成ったが、その裏では愛人に成って居た。


 その関係は決して浮気では無く、正妃であるイリナ王妃公認の愛妾関係であった。


 ミシェルは仕事一筋の真面目な性格が祟って行き遅れを気にして居たが、親しい間柄と呼べるのはユーゴだけであったらしく、そんな気になって居たユーゴに想いを打ち明け、ユーゴとの一夜の契りを所望する。



 しかしながら、その後に娘を妊娠した事で公認の関係を認められるが、国王であるユーゴの外戚の子供とする事で王位継承権問題を回避させて居る。



テルリーナ部族国(魔族)


ラディアーネ・テルリーナ 200歳 身分・テルリーナ部族国総長 愛称・ラディーネ。



魔人族と悪魔族と飛天魔族とのクォーター。


 元々はデモニュクス帝国・魔族連合から派遣されて来た地方師団の軍隊テルリーナ軍団の末裔で、ラディーネはその3代目に当たる。


 その性格はアセリア族の聖天使と称する中二病翼人族とは対局に位置する暗黒の中二病患者で、漆黒の闇に飲まれよっ!!とか、ううっ我の左手がっ!!とか眼帯で封じられて居る右目の封印がっ!!とか言って居る如何にも成らない奴だが、実力は本物のチート魔族。


 その気になれば、町一つ、山一つ、島一つを消し飛ばす位は朝飯前なのだが、大体の場合は、中二病セリフを言いつつ、勿体ぶって何もしない事が多いハッタリ屋。


 ショートヘアー風のヘアースタイルと羊風の角を有し、165センチほどの背丈と背中に堕天使の様な漆黒の翼を生やし、整ったナイスバディ身体つきを有したボデイスタイル。



フェルニー部族国(ダークエルフ族) 


フェルイエ・ハル―ド 350歳 愛称・フェイ


 フェルニー部族国の部族総長を務めているダークエルフの女性で、その半生は周辺地域の国々との戦いに費やされてしまって居た。


 現在は世代交代に向けての準備を進めて居るが、激化するアースティア大戦とそれに伴う周辺国との戦争に頭を抱える。


 アースティア大戦後はミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名した新政府内で、長年を掛けて細々と勉学をして来て居た文学学者や考古学者として才を見込まれ、文科大臣を務めている。


 ツインテール風に結った髪と合わせた金髪ロングストレートヘアーの髪型に、褐色肌を持ったやや小柄な体型を持った穏やかな顔立ちの女性。



クララ王国 


ザイール・クララ・クオッシュ  46歳  クララ国王 


 サバサバとして感じの豪快な性格の国王で、プロレスラー並みのマッチョボデイスタイル有する大男。国民達からも絶大な人気を誇る人柄とカリスマ性を持ち合わせている。


  しかし、クララ地方事変戦役が始まってから半月後の事、長男で王位継承権第二位の地位に在ったジーク・クララ・クオッシュの手に由って殺されてしまう。

 


ジーク・クララ・クオッシュ 21歳 クララ王国 第一王子


 クララ王国の継承権第二位の権利を持つ王子で、巨漢の筋肉と戦バカ。唯我独尊な性格で、己を高く評価する者の意見重視する危ない性格。


 国は強く無くては為らないと強く考えて居り、戦に由って国土を広げる事で強国へと伸し上がる事こそがクララ王国を強く大きくさせられる唯一無二の方法と考えて居るが、カレールーナ帝国軍参謀総長のゲルヴァン・サリードスに由る策略に乗せられて居る事とは微塵も思っていない。  



ニルカーナ・クララ・クオッシュ 23歳 通称・ニーナ 


クララ王国 第一王女後にクララ王国女王と成る。 


居城・ブォードルプス城


 クララ王国の継承権第一位を持つ、王国の王太女で、戦を成るべくせずに国を富ませる事が一番の方法だと考える慈悲深き人物。


 その思想故に弟とは物心が着く頃から仲が険悪と成ってしまい、遂には国論を二分する内戦状態に突入してまう。


 そんな中で、事態互い言うジーク・クララ・クオッシュ王子を中心とした強硬論派閥側は、カレールーナ帝国軍参謀総長のゲルヴァン・サリードスに由る策略に乗せられてしまい、カレールーナ帝国軍の援助を受けてしまう。


 それでは勝ち目が無く成ると思ったニルカーナは、対抗策としてミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟に支援を要請、援軍と支援物資を得たニルカーナ・クララ・クオッシュ王女を中心とした融和論派閥は形勢が逆転し、ジークが率いる強硬論派閥を打ち倒し、政権を奪取する事に成功した。


 アースティア大戦後は、ミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名した関係で同地はクララ地方と成り、ニルカーナ王女は、ユーゴとミンフィル王国からの多大なる支援に感謝と恩を返す為に、ユーゴとミンフィル連合王国政府からニルカーナへ公爵王の位が送られ、高い地位が約束されて居たが、それ等を全て放棄して、ユーゴの側妃として連合王国の一角の王族として、両家の王族を同化し、彼を支えて行く道を選んだ。




ナカハラドラス部族国


バルセー・ロナダイン ナカハラドラス部族総長 250歳


 ナカハラドラス部族国の部族総長で、大雑把な性格と典型的な背が低くでっぷりとして居る屈強な髭面なオッサンとも言うべき風貌の顔付きをして居た。



 ナカハラドラス部族国営工房ギルドの元締めで、工廠・工房職人としても確かな腕前を持って居る人物。


 ミンフィル王国とはレノア地方東南諸国商業連盟条約に基づく商取引きをカモフラージュにした対カレールーナ帝国及び対ローラーナ帝国との戦争に備えて、安全保障条約を結んで対抗しようと画策する。


アニルージ王国  


ルリエル・アニルージ王女 13歳  通称・ルリ アニルージ王国・アニルージ王女


 ルリエル・アニルージ王女は、ギゼル・アニルージ国王のたった一人の娘で、アニルージ獣人族と言う犬系獣人族を中心とした種部族であり、常日頃から中立国家を謳って居る王国であるアニルージ王国の王位継承権を持ったアニルージ獣人族のお姫様。  


 ショートカットヘアースタイルの犬耳を持った獣人族で、明るく気優しく、そして大人しい性格の女の子で、父親にとても大事に育てられて来た箱入り娘。


 アースティア大戦末期終盤当時のアニルージ王国は、目まぐるしく変わり行く激動の時代であり、ユーラシナ大陸東南部・レノア地方は、ミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟とカレールーナ帝国が所属する西方バルバッサ帝国同盟との激戦の真っ最中。


 そんな中で、 アニルージ王国の国王であるギゼル・アニルージ国王は、病気を患ってしまって居た。


 中立国家としての舵取りが不能と成ってしまう中で、其処に付け入る様に、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の保護領としたい迫られ、アニルージ王国臨時王政府は、幼い王女を守る為に、その要求を了承するしか無かった。


 その裏では、カレールーナ帝国が、ギゼル・アニルージ国王のたった一人の娘であるルリエル・アニルージ王女を傀儡とする目論見が在ると言うが、本当の所は判らない。


 その為にカレールーナ帝国とホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国は、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国のイースト・ラクラード王家の王女であるルオーネ・イースト・ラクラード王女が率先して補佐に付いて居ると言う。


 ルオーネは、今現在のルリエルの境遇と立場に同情している事から、カレールーナ帝国とラクラード王家一族とは異なる独自の行動を取って居り、いざと成ったらルリエルを妹として引き取る覚悟をして居たと言う。


 その様な複雑な国内情勢を抱えて居る事から、下手をすればカレールーナ帝国かホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の何方かに飲み込まれるてしまう可能性を孕んで居たが、これが後に、アースティア国際平和維持連合の加盟地域の一翼として、ミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟らと供に、カレールーナ帝国へと攻め込む際に、アニルージ王国解放会戦が行われる事に成った。


 アニルージ王国は、この戦いで解放され、後にアースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるアニルージ州と成り、ルリエル・アニルージ王女は侯爵と成って、16歳に成るのを待って、ユーゴの王妃の一人と成った。



ギゼル・アニルージ国王 45歳


 アニルージ王国の国王で、ルリエル・アニルージ王女の父親。妻であるマリエル・アニルージ王妃とは32歳の時に死別している。


 アースティア大戦当時は原因不明の病気を患って居たが、アニルージ王国解放会戦後に日本国へと搬送され、懸命の治療の甲斐もあってか、病気は快癒して居る。


 後にアースティア大戦後は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるアニルージ州と成り、ギゼルは元国王と言う立場から侯爵に処せられたが、数年後、娘をユーゴの王妃として嫁に出した事を以って、侯爵位を退位して居る。



ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国


ルオーネ・イースト・ラクラード  18歳 通称・ルオーネ



 ルオーネは、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国の東部地方を治めて居るイースト・ラクラード王家一族の第一王女である。


 跡継ぎでは無いが、それ故にどう生きるか好きに決められる立場に在るらしく、彼女が選んだのは、祖国とカレールーナ帝国が敵対する事無く繁栄し続ける様にする事で、その為には祖国砂漠化防止や食料不足の改善を目指した改革であった。   


 その為にはある程度の実績を積み上げ、然るべき高い地位を手にする事である。


 その為に、カレールーナ帝国とラクラード王家本家一族からもぎ取ったアニルージ王国の保護領統治の仕事である。  


 これが上手く行けば、祖国で蔓延って居る腐敗や環境問題、更には食料危機を脱する為の政治的な地位を手に入れられると奮闘して居た。


 その最中にであったのが、ギゼル・アニルージ国王のたった一人の娘であるルリエル・アニルージ王女だった。


 ルオーネは、今現在のルリエルの境遇と立場に同情している事から、カレールーナ帝国とラクラード王家一族とは異なる独自の行動を取って居り、いざと成ったらルリエルを妹として引き取る覚悟を決めて居た。


 そんな中で、アースティア国際平和維持連合は、ミンフィル王国とミンフィル王国東南諸国同盟らと供に、カレールーナ帝国へと攻め込む際に、アニルージ王国解放会戦が行われる事に成った。


 アニルージ王国は、この戦いで解放され、ルオーネは、イースト・ラクラード王家とイースト・イオメイル地方・主都・イオメイル市へと退き、アースティア国際平和維持連合軍と決戦を挑むが敗戦。


 捕虜と成るが、ルリエルの嘆願により監視付きの後送送りと成った。


 しかしながら、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国は、アースティア国際平和維持連合軍と決戦するが王族の殆んど全滅。


 ルオーネに王位継承権が転がり込むが、本人は混乱する中での王位継承は、返って良く無いと考え、祖国をユーゴのミンフィル王国保護下に置き、暫定統治を頼み、この一件は一時保留と成る。


 それ以降はアースティア国際平和維持連合の一角として、ローラーナ帝国と戦い、ホレストランド・ラクラード3方王家領・連合王国領は、レノア地方の周辺一帯とミンフィル王国東南諸国同盟を統一合併させ、ミンフィル連合王国と改名し、その一地方であるホレストランド・ラクラード州と成り、アースティア大戦後のルオーネは、領土と王位継承権を放棄して、公爵位に叙せられた上で、ユーゴの側妃と成って居る。


ショートカットヘアースタイルのツリ目風の顔立ちが特徴的で、背は164センチくらいのやや小柄体型だが、スタイル抜群な身体つき。


見た目は華奢に見えるが魔力による肉体強化と合わせた筋力を併せる事により、体格の良い成人男性を楽々と投げ飛ばせる腕力を持ち併せて居る。


 性格は気が強くこうと決めたら真っ直ぐな性格の持ち主で、カレールーナ帝国軍総司令元帥・アリナ・カレールーナとは幼少期からの付き合いにして、尊敬する姉の様な存在。 


カレールーナ帝国   



 ラガート・カレールーナ  47歳  カレールーナ皇帝


 カレールーナ帝国の皇帝で、その先祖は邪神戦争で活躍した魔法騎士であり、同地が故郷であった。 


 その後は故郷へと立ち返り、無主無人であったユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地を中心とした大地に、戦争で得た報奨金を元手に大きな町を作り上げた。


  それが現在のカレールーナ帝国の首都である帝都・アリシルク市だった。

 

 その後、同地の都市は600年掛けて巨大化して行き、やがては王朝を立ち上げて国家と成った。


 その最大国土と属国を有するまでの大きさに仕上げた人物とし知られ、更に覇をとなえ様と目論み、本家の跡継ぎの居ない旧ミンフィル王国王朝国王であるザグナード・ミンフィルに、第二王女たるイリナ・カレールーナを送り込み、ミンフィル王国を乗っ取ろうとするが、娘のイリナが革命戦争を仕掛けたユーゴ・ラーシルズの襲撃を受けてしまう。


 その後、二人はなんやかんやで結婚してしまい、娘に裏切られたラガートは、新生ミンフィル王国を打倒さんと攻め入るが、アースティア大戦末期に措いて、アースティア国際平和維持連合(国連)に加盟したミンフィル王国とアースティア国際平和維持連合軍に加盟した加盟国軍に由るユーラシナ大陸東南地方攻略作戦により、国家と共に滅亡してしまう事に成る。


アッシモフ・ル―ドウィン  40歳 カレールーナ帝国宰相


 カレールーナ帝国皇帝一族や皇族と繋がり深い貴族とも付き合いの深い人物で、それらの人脈と政治家として才を推されて宰相と成った人物。


 ローラーナ帝国の力を最大限に利用して、カレールーナ帝国の発展と存続させる為に日夜奮闘して居る。


 ラデュース・カレールーナ 17歳  カレールーナ帝国皇太子


 イリナ達とは腹違いの弟にして、カレールーナ帝国の皇太子で、3年後には皇位を継ぐ事に成って居る。


 だが、特権階級意識の強い貴族との付き合いが深いせいか、我儘で優雅で贅沢な暮らしをする事に傾倒して居る人物。


アリナ・カレールーナ 25歳  カレールーナ帝国軍総司令元帥 


 イリナの直ぐ上の姉で有り、ラガート・カレールーナ長女にして、カレールーナ帝国軍の全軍を統括する総司令元帥と言う役職に付いて居る妃将軍人で、カレールーナ帝国の為に動いて居る。


 その訳は皇室内でも冷遇されている二人の妹達の面倒を見る為で、自分が実績を出さなければ、妹達は国内か諸外国の王侯貴族に嫁として下賜されてしまう事から避ける為であった。


 だが、次女のイリナは父親であるラガーの思惑により旧ミンフィル王国王朝国王であるザグナード・ミンフィルへと嫁がされてしまう。  


 途方に暮れて居たアリナは、何とかしようして居た所、イリナはユーゴとの運命的な出会いにより、そのまま出自不明の男と結婚してしまった。


 その一方を聞いたアリナは、イリナを助けて上げらず、訳の分からない相手と結婚して、女の幸せを掴もうして居る妹を憎み、先頭を切ってユーゴと戦う事を決意。


 アースティア大戦末期に措いて、ローラーナ帝国軍と連合軍を結成した歳  カレールーナ帝国軍は、アースティア国際平和維持連合(国連)に加盟したミンフィル王国とアースティア国際平和維持連合軍に加盟した加盟国軍と激しい戦いを繰り広げて敗戦してまう。


 戦後は妹と和解して、ミンフィル連合王国と改名したミンフィル王国の軍事顧問兼ユーゴの義姉として、三女のエリーゼ・カレールーナと共にミンフィル連合王国の王族と成った。

 


ゲルヴァン・サリードス  34歳  カレールーナ帝国軍参謀総長


 カレールーナ帝国宰相派閥に属するカレールーナ帝国軍参謀総長で、カレールーナ帝国と宰相派閥に優位な策略と献策を練り上げる事を重視して居る人物。

 ルナック大封鎖によるミンフィル王国の封鎖国作戦は、ゲルヴァンによる進言であると言われて居る。


ヨージモード・イマガワン 年齢40歳   貴族階級侯爵


この世界でも良くある典型的な高位貴族系軍人で、分かり易く言えば成金で地位を獲得した、強いて言うならば、貴族官僚制度が産んだ糞みたいな人物であった。


 彼は金と家系と地位でしか物を見る事が出来ないので、ユーゴの事をその辺に居るごろつきや盗賊の様な卑しい蛮族民としか見て居ない。


 ごじゃる口調で、でっぷりとした身体つきで、ワインをチビチビと飲みながらダラダラと部下の報告を聞く事と、進軍せよと言う命令を発する事が、己の職務だと思って居るらしい。


マリーゼ・フェミリア・カレールーナ 享年27歳 旧姓はマリーゼ・フェミリア


通称・マリゼ。


 600年前までユーラシナ大陸東南部・レノア地方・カレールーナ平原盆地南東部に在って栄えて居たフェミリア魔女王国の末裔で、アースティア大戦が始まってから70年後のこと、カレールーナ帝国に攻め込まれ、フェミリア魔女王国の女王であったマジョリカ・フェミリアは、当時のカレールーナ帝国の皇帝であるラルバート・カレールーナに、強引に手籠めにされたと言う。


 その目的には、マジョリカ・フェミリアを始めとするフェミリア魔女王国の女系にだけ備わって居る膨大な魔力をカレールーナ皇族に取り込む事であり、それを持ってしてフェミリア魔女王国の魔導技術の数々を独占する根拠とする為である。


 それ以降フェミリア魔女王国の王族一族は、カレールーナ帝国の貴族家の一つであるフェミリア公爵家とされ、代々皇帝に女子を差し出す役目を担わされて居る。


 その一族は何れも妖艶でナイスバディ身体つきをしたベットの上では信じられない程に男を攻め立てる豪胆な肉食美女が産まれる事で有名な一族と言われて居る。



 マリーゼ王妃は、代々皇帝に女子を差し出す役目を担わされて居るフェミリア魔女王国王族の末裔たるフェミリア公爵家として、政略結婚で嫁いで来た地方貴族の娘だったが、ベットの上では信じられない程に男を攻め立てる豪胆な肉食美女であった。


 フェミリア公爵家とは、カレールーナ帝国の貴族家の一つであるフェミリア公爵家の祖で、フェミリア魔女王国の最後の女王であった人物を祖とする公爵家のこと。


 現在では単なる地方の大貴族の一家として見らて居らず、代々何故かカレールーナ帝国皇帝一族に嫁を差し出して居るのを不思議がられてしまって居り、先祖代々カレールーナ帝国に使えて居る大貴族らの妬まれて居る一族と成って居る。


 その一族は何れも妖艶でナイスバディ身体つきをしたベットの上では信じられない程に男を攻め立てる豪胆な肉食美女が産まれる事で有名な一族と言われて居る。


 同時に婿と成った男達の早死にの確立が高いとされて居るが、婿入りした男達は狂ったように何れも、嫁をベタ褒めし、嫁の事を悪く言う様な輩には暴力的に振る舞う豹変をしてしまうと言うと言うが、その原因は判らないとされて居る。

 


 それ故か、3人の娘を産んでから数年後の27歳と言う若さで、ポックリと先立ってしまう。


 もしかしたら子供を産み切った事で、母親として使命を全うし、寿命が削られたのではと言う噂が立てたられたくらいに優秀で美貌が溢れる王女達を残した。


 その血筋はイリナにも受け継がれて様で、強い男に身を捧ぐ事が強く優秀な子孫を残せると最初から知って居る様な感じにも見られた。



 だが、この血統こそが、皮肉にも父親と実家の一族の没落の始まりを意味する事に成ろうとは、何とも因果応報と言うべき皮肉な話である。




 メガテリア公爵国



フィルフアルーナ・ルクセンハンブルク・メガテリア 18歳 人間族 愛称ファル


 竜騎士の国とも言われた精強で諸国に知られたメガテリア王国竜騎士航空隊。それが15年前ほど前にカレールーナ帝国と戦って敗れた。

 フィルフアルーナ・ルクセンハンブルク・メガテリアが3歳の時の事である。


 以来、ずっとアリナ・カレールーナカレールーナ帝国軍総司令元帥の手元で妹同然の扱いを受けて人質として育った来た。

 

 金髪ロングストレートの赤眼で、すらりとした背丈と整ったボデイスタイルを持つ竜騎士で、普段はおしとやかな感じのお嬢様だが、戦場では凛々しい姿と言動で軍の指揮を執る。


 アースティア大戦末期に措いて、アースティア国際平和維持連合(国連)に加盟したミンフィル王国とアースティア国際平和維持連合軍に加盟した加盟国軍に由るユーラシナ大陸東南地方攻略作戦により敗戦。


 祖国であるメガテリア公爵国の扱いはミンフィル王国の保護領と成ったが、続くローラーナ帝国との戦いでは、1万もの祖国の軍勢を率いて最終決戦まで国連軍の一隊として戦う事に成る。


 戦後はミンフィル連合王国の近代化空軍の創設者と成り、総司令官に任じられると共に、一人娘と言う立場から、ルクセンハンブルク・メガテリア公爵王家存続させるべく、ユーゴの側妃の一人と成った。





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