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このアイテムは呪われています!  作者: マリー?
1章.異世界へ
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3.遅刻!

あれ、まだ転移しないのか……


たぶん次がその次あたりには……

野川家:奈央の自室

………………

………


チュンチュン


 うーん、もう朝かぁ……も少し寝たい…


 くっ、朝陽がまぶしい……

「おはよう、奈央」

 くっ、隣がまぶし……って!?

「~~~!?」

 な、なぜお兄ちゃんが居るんだ! ここはあたしの部屋であたしが寝ててあたしがお兄ちゃんで……!?

「落ち着いて落ち着いて。あ、抱き締めれば落ち着くか「おはよう、お兄ちゃん」……おはよう、奈央……」

 何か聞こえてきたけど、落ち着いたから別に良いよね♪ ……何かデジャヴ……

「何で部屋に?」

「起こしに来たよ」

 起こしにってことは……


 時計は冷たかった。現実も冷たかった。


 現在、8時03分。


 普段あたしは、歩いて登校するから7時55分に家を出てる。で、だいたい8時10分ぐらいで先生が門の所に来る。

 普通の先生なら、急げよの一言だが、進路指導の山崎先生はものっすごい怖い……数秒でお小言。数分で説教をプレゼントされる。


「大丈夫!? 可愛い顔が真っ青だよ!?」


 いや、真っ青にもなるよ! 要らんプレゼントくれる先生が居るかもなんだから!!

「僕、これから自転車で学校行くけど、乗る?」

 救いの女神は近くに居るのか……いや、二人乗りアウトだろ……


 遅れて説教コースか、美男と一緒に登校して視線に晒されるか……



 うぐぅ……

 背に腹は代えられん!

「うん」










******





 あたしが自転車でお兄ちゃんが走りだったよ。そうして行ったよ!

 結果、間に合ったよ? 視線が突き刺さったけど……


 説教コース無くなったよ? 精神的な何かも無くなったけど……


 あぁ、陽抱き締めて補給したい……



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