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このアイテムは呪われています!  作者: マリー?
2章.仲間との出会い~王子編~
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19.ダンジョンの過去〈主サマ視点〉

読んでくださりありがとうございます!


データがぶっとんだので、閑話?をはさみます。








オレは魔物だ。同じ魔物の中でも優秀な方だろう。


 そもそも、ダンジョンとして産まれる、ということが大きなアドバンテージになる。ダンジョンは、もともと高い再生能力や知能を持って産まれる。ダンジョンの破壊された所を修復したり、冒険者を上手く呼び込んだり、罠にはめたりするためだ。その異常な能力の他に、個人差で幻術、分身術、薬草やアイテムの作製術なども持つ。それが危険じゃねぇのは、ダンジョンは、思考回路が特殊(ニート)だからだ。

 だから契約をして、魔物に働いてもらう。勿論、傷の修復や、アイテム制作なども仕事になるが、ほとんど何もせずに終わる。



オレは、娯楽至上主義だ。特殊思考回路のダンジョンの中でも、変わり者だ。まぁそれはいいとして、簡単に言うと、面白い事や、楽しい事が好きだ。


ダンジョンは、魔物と契約をするものだ。それは知っている。じゃねぇと生きられねぇことも。

だが、そんな娯楽至上主義の少しずれたオレは、契約には興味がわかなかった。……勿論契約をしないことで困ることもある。オレの飯だ。


そこでオレは、分身体を作った。

そいつに、全部やらせた。オレの分身体だから、性能は良かった。



***


ある日、オレは飯探しの途中で、魔物が人を襲っているとこに出くわした。人は、失神している。


こっちに気付いた奴が真っ先に来やがった。

オレは咄嗟に迎撃しようとしたが、あることに気づく。人族の方の奴も、こっちの奴も、じゃれているだけで、攻撃してこねぇことに。

魔物が甘噛みをするが、怪我しねぇ程度に加減されている。


オレは、人族や他の魔物と仲良くなろうとしてる奴は見たことがなかった。仲良くはなれないからだ。



……だからか、興味がわいた。




オレは、群れのボスみたいな奴に言った。

「オレのダンジョンで、働くか?」

ボスは驚愕に目を見開いていた。まぁ、いきなり言われても、そうなるだろうな。

「ダンジョンには、人族が来る。もう一度だけ言う。オレのダンジョンで、働くか?」

人族が来る、が効いたらしい。すぐに頷いた。



ただ、オレは興味がわいただけだ。……最後仲良くなれるか、みてみたい、とオレは思った。




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