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Blade Blaze Online -太陽を抱く蒼穹-  作者: Allen
3章:情報探索と新たな仲間
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46:幼生龍











 ニアクロウ東の山に篭り始めて三日目。

こう書くと非常に短く感じられるかもしれないが、二日目に至っては最大のプレイ時間である十四時間のほぼ全てを戦闘に費やしていたとなれば、その密度の濃さが伺えるだろう。

三日間合わせて、ほぼ二十四時間以上。途中で休憩を挟んでいるとはいえ、それだけの間戦闘を続けられる集中力は驚嘆の一言だ。

アマミツキとゆきねの作ったポーションによる継戦能力、弱点属性を突けるヒカリの火力、あらゆる攻撃を寄せ付けながらほぼ攻撃を受けないライトの回避力、そして多くの召喚MOBを駆使する白餡の集団戦闘力。

パーティメンバー全員のあらゆる力を駆使し、彼らはこの強い敵の蔓延る地域で長時間戦い続けていたのだ。



「いやはや……こんなに一気にレベルが上がるとはね」

「養殖みたいですけど、貴方も上級職になる必要はありますからね。レベル上げのいい機会でしょう」

「正直、ボクはそこまでSP使う予定も無いんだけどねぇ」



 二日目からは、ゆきねもこの頂上付近でのプレイに参加していた。

しかしこれは、生産に使用するアイテムが尽きた為でも、生産施設を借りるための資金が尽きた為でもない。

あまりにも、ゆきねの作ったアイテムが売れ過ぎてしまったのだ。

同じ素材を使っていても、ゆきねの作ったアイテムの効果は比較にならないほどに高い。

クリティカルしている為当然ではあるのだが、ゆきねはその価格設定を通常よりも若干高くする程度に留めていたため、資金のあるギルドによる買占めが発生してしまったのだ。

更に掲示板による口コミ効果で人が押し寄せ、ゆきねは安易に露天に近づく事が出来なくなってしまったのだ。



『価格設定に関して特に口出ししなかった私のミスですね、申し訳ありません』



 その事に関し、アマミツキの寄せたコメントはそのような淡々としたものである。

それが本心なのか、それともゆきねに対する皮肉なのかは、彼女の動かない表情筋から察する事は難しかっただろう。

ともあれそういった理由もあり、現在はゆきねも雪山に転移し、こうして狩りに参加していたのだ。

とはいえ、完全に生産特化したゆきねには現在のところグレネード以外の戦闘能力は無く、それが使えない雪山ではどうした所で戦う術もなかったが。

結局、ゆきねは白餡の傍で召喚MOBに囲まれつつ戦闘を眺めているだけとなり、本人はずっと申し訳無さそうな表情を浮かべていた。


 そして、現在――



「ぅあー、疲れたー」

「流石に、ぶっ続けで戦いすぎたかな……」



 長時間の戦闘を続けていたライトたちは、十分な素材を確保することが出来たと判断し、山小屋で休憩に入っていた。

レベルもゆきねを除く全員が25を超え、『コンチェルト』の面々には及ばないものの、非常に高いステータスを有している。

尤も、パーティとしてのバランスが悪い事は依然として変わっていないため、全体として考えればそこまで強いという訳でもなかったが。


 地面にしいた毛布の上に腰を下ろし、足を伸ばしている一行は、全員が疲労を滲ませた表情を浮かべている。

このゲームの世界において、肉体的な疲労というものは再現されていない。

あるのは精神的な疲労であり、彼らが感じているものもそれであった。

激しい運動をすれば息が弾み、鼓動が早まる時点で十分異常な再現度であったが、疲労だけが無い事も違和感といえば違和感である。

とはいえ、ライトたちが休憩に入っているのは、何も精神的な疲労だけが理由という訳ではない。


 ――幼生結晶のゲージが、ついに溜まり切ろうとしていた為だ。



「ふ、ふふふ……もうすぐ、もうすぐ……♪」

「……白餡、含み笑いは止めとけ、怪しいから」



 にやけた口元を隠す様子もないまま、白餡は幼生結晶を抱きしめて魔力を注ぎ続けている。

そのゲージも既に九割九部埋まっており、もうじき魔力が溜まり切る事を示していた。

初めは鼻歌交じりだった白餡も、精神的な疲労が蓄積するに従って、徐々に虚ろな表情を浮かべるようになってしまっている。

だがその甲斐もあって、もうすぐ氷古龍が生まれるのだ。ひたすら作業に没頭する白餡に苦笑しながら、ライトはアマミツキへと問いを投げていた。



「あれ、一体どれぐらいのMP注いでるんだ?」

「いや全く……後半になって伸びが悪くなった事を含めると、正直想像もつかないレベルです」



 対するアマミツキは、軽く嘆息を零して肩を竦める。

白餡は、戦闘で忙しくなった時や人前以外では、ほぼ常に幼生結晶へとMPを注ぎ続けていたのだ。

それだけの集中作業にもかかわらず、かかった時間は合計して丸一日以上。

全てを合わせれば、凄まじい量になってしまう事は誰の目からも明らかであった。



「集中して作業を進めると、およそ30秒で全てのMPを譲渡する事になりますから……その都度回復して、一体どれだけの回数繰り返したのか。正直な所、計算するのも億劫になりそうです」

「そりゃ、確かにな」

「ドラゴンって生まれるのにそんな大量の魔力が要るんだなぁ。ま、あの巨体を考えれば当然かもだけどな!」

「ボクは見てないんだよなぁ……話に聞くだけじゃ、流石に実感できないよ」



 かつて相対した氷古龍の姿を思い起こす一行の中で、ゆきねは僅かながらに不満そうな表情を浮かべる。

とはいえ、無理からぬ話であろう。あの場所にもう一度辿り着く事は難しく、そして氷古龍の気まぐれがいつまでも続くとは限らない。

あの地は、下手に足を踏み入れる事は出来ない場所なのだ。



「ま、見た目なら子供を見れば分かるだろうし、楽しみにしときゃいいんじゃないか?」

「あはは、それは確かにね。ホント、君たちの仲間になってよかったと思うよ、ヒカリ。こんな経験、他じゃ出来る筈もない」

「システム上、誰でも出来る筈なんだがな……まあ、この段階で見つけたのは俺たちぐらいだろうけど」



 そう呟いてライトは苦笑し――ふと脳裏に浮かんだ考えに、その視線を細めていた。



(そうだ……あまりにも、出来すぎている)



 偶然登山の前にヒカリと出会い、偶然グレネードと火属性魔法をメインの火力として使うパーティが出来上がり、偶然雪崩が発生して、偶然クレバスを発見し、偶然遺跡の扉に辿り着き、偶然扉を破る手段を持っていた。

ライトたちは、そんな低い確率を乗り越える事によって、氷古龍の幼生結晶を手に入れる事が出来たのだ。

それは、一体どれだけ低い確率の偶然だったのだろうか。



(何だ? 何か、作為的なものすら――)

「あっ、来た、来ました、溜まりましたよ!」



 ――そんなライトの思考を遮るように、素っ頓狂な叫び声が上がる。

白餡の抱える幼生結晶、そのゲージがついに満タンとなったのだ。

それと共に、蒼い結晶体は、ゆっくりと青白い光を明滅させ始める。

その光景に、メンバーの誰もが目を奪われた。

ただでさえ珍しい、魔物の卵が孵る瞬間。それも、氷古龍という最高クラスに珍しい存在の卵なのだ。

これを見逃せば二度と目にする事など出来ないかもしれない光景に、仲間たち全員の視線が集まる。

そしてそれと同時に、幼生結晶の変化は始まった。



「う、わぁ……!」



 青白い光に包まれる結晶は、湖に張った氷が立てる罅割れのような音を立てながら、ゆっくりとその形を変質させていく。

まず起きた大きな変化は、結晶から延びた一対の棒。

両側に伸びたそれはゆっくりと細く、薄く延ばされてゆき、やがて尖った角の生えた、一対の翼へと形が変わる。

そしてそれと並行するように、胴体に類する部分も変化していく。

まず全体が蒼い光を纏うと、光は細く無数に分かれて伸び、ふわふわとした体毛と化す。

そしてそれに包まれながら、結晶は両端を細く変化させ、頭と尻尾を形成した。

蒼い毛玉と化した体からは小さな手足が伸び――その姿は完全に、元の結晶から変貌していた。

唯一変わらないのは、見開かれた丸い瞳の深い蒼の色。

ぱちりと目を開いた氷古龍の幼生は、白餡の手の中でばさりと翼を広げると、まるで己の誕生を主張するかのように大きく産声を上げる。



『クゥォォオオオオオゥ!』



 その姿に、誰もが言葉を失った。

正しく、氷古龍の巨体をそのまま小さくしたかのような姿。

若干毛の質が違うのは生まれたばかりであるからか、それとも個体差であるのか。

ふわふわとしたその触り心地は、獣と龍の中間にも見える姿の勇ましさを、愛らしさの陰に隠していた。



「か、かか、か……」

「あ、白餡、ちょっと落ち着――」

「可愛すぎますっ!」



 プルプルと震える白餡の様子に、珍しくアマミツキが静止の声をかけようとして――間に合わず、白餡はそんな叫び声を上げていた。

小さな氷古龍の身体を、抱き潰さぬ絶妙の力加減で抱きしめ、彼女はその場でくるくると回り始める。

しかしながら、周囲の視線も全て氷古龍に集中していたためか、その行動に引くような事はなかったが。



「もふもふ……! ワンちゃんみたいな外見なのにちょっとトカゲっぽい所がすっごく可愛いです! ああ、こんな触り心地だったんだ……!」

『クゥゥ?』

「ああっ、鳴き声まで可愛い! もう最高です、私超幸せです!」

「お、おう」



 感極まった様子の白餡に、一足先に正気に戻ったライトが思わずそう返す。

が、本人は全く聞いた様子もなく、氷古龍が嫌がらない程度に、その身体をもふもふと撫で回していた。

当のドラゴンも特に嫌がる様子もなく、気持ち良さそうに白餡の手を受け入れている。

例えテンションが上がっていたとしても、動物に対する加減と配慮を全くといっていいほど忘れていないのだ。

だがそれ以外の所へは全く意識が回っていないのか、白餡は周囲の目など完全に忘れて狂喜乱舞を続けていた。



「まあ、ともあれ無事に生まれて良かったですね。ほら犬トカゲ、ご飯ですよ」

『クゥ!』

「あ、アマミツキ! 何を勝手に……ふわああああああ、食べてる、食べてますよ! 凄く可愛い!」

「もうちょっと語彙はないのか、白餡」



 アマミツキの差し出したスノウ・エレメンタルのドロップアイテムに、氷古龍の子供はすぐさま反応して齧り付く。

どうやらこれが餌となる事は正しかったらしく、氷古龍は前足で器用に氷の破片のようなアイテムを掴むと、そのまま一匹でバリバリと食事を始めた。

そんな様子に、白餡は再び感極まったような叫び声を上げていたが、ライトのツッコミを受けて正気に戻ると、その視線をアマミツキの方へと向けて声を上げた。



「アマミツキ、その子をそんな変な名前で呼ばないでください」

「私は見た目を端的に表現して呼んだのですが」

「駄目です、可愛くないじゃないですか」

「ふむ、そうですか。では……誕生の儀式として、皆で名前を決めましょう」

「え、あ、ちょっと!?」



 白餡の抗議をさらりと流し、アマミツキは仲間たちへとそう声をかける。

その頃には正気を取り戻していたヒカリやゆきねも、我が意を得たりとばかりに頷き、思考を開始した。



「ではまず不肖私から……『粒餡』」

「何でそっちなんですかっ!?」

「む、白餡は漉し餡派でしたか?」

「そういう問題じゃないですよ、私の名前は関係ないでしょう!?」

「むぅ、『鶯餡』とかもあったのですが」

「喧嘩売ってるんですね、そうですね」



 杖すらも取り出しそうな白餡の剣幕に、流石のアマミツキも口を噤む。

事動物に関連した話となると、白餡は冗談が通じないのだ。

とはいえ、当のドラゴンの方は、我関せずといった様子で餌を貪っていたが。



「ふむ……じゃあ『テスラ』とかは?」

「……ちなみに、その由来は?」

「ボク、エジソンよりニコラ・テスラ派なんだ」

「完全にゆきねさんの趣味でドラゴンも氷も全く関係ないじゃないですか……」



 何故に発明家の名前を持ってきたのかと、白餡は半眼を向ける。

対するゆきねも半分以上は冗談だったのか、どこか白々しい笑みと共に視線を背けていた。



「ちなみに兄さん、姉さん、何かあります?」

「ちょっと待ってくれ、今ヒカリにちなんだ名前を考えてる」

「あたしもちょっとライに関連したような名前を考えてるから」

「貴方たちは自分の子供にでも名づけていて下さい」



 完全に冷めた目線を向けてくる白餡に、ライトとヒカリは視線を交わして苦笑する。

その中に、『からかうのはこの位にしておこう』という意志を込めながら。

ちなみに、二人の子供という言葉に対するツッコミは何もなかった。



「まあ冗談はこの辺にして……何か、名前は考えてあるのか?」

「どうせ白餡だからスイーツ関連でしょう。さあどうぞ、名付けの儀式は卵を孵した際には重要な手続きの一つですよ」

「悪かったですね甘いもの大好きで……『ソルベ』です。最初からそうしようって決めてました……いいかな、ソルベ?」

『クォウ!』



 思考を読まれていた事に渋い顔をしながらも、白餡は腕の中の氷古龍へとそう問いかける。

それと共に、氷古龍は夢中になっていたはずの餌から顔を上げ、頷きながら力強い鳴き声を上げていた。

きちんと言葉を理解しているのか――ライトがそんな驚きを感じる中、氷古龍の幼生は、その表示を『ソルベ』へと変更させていた。

それを確認し、アマミツキは満足そうに頷く。



「これで、幼生結晶の孵化作業は完了しました。以降は育成フェイズに入りますが、その辺は白餡にやらせた方が確実でしょう」

「が、頑張ります」

「後は《テイミング》をしてください。召喚コストはMOBのレベル準拠の部分が大きいので、恐らく大丈夫だとは思いますが……後で《召喚コスト削減》のパッシブスキルを取得しておく事をお勧めします」

「《テイミング》……召喚MOBにするとどうなるんだ?」

「要するに、ただのペットか戦力として戦ってくれるかのどちらかです。仮にも最強ランクの種族ですから、戦って貰わないのはただの損です。それに、普通に飼うには育成スペースが必要ですし、何より万が一死んだときに普通に死にますから」



 戦わせるという言葉には若干嫌そうな表情を浮かべていた白餡だったが、アマミツキの言葉を聞き、若干慌てた様子で《テイミング》を発動させる。

卵から生まれたエネミーの場合、《テイミング》は確実に成功するため、白餡のスキルはきちんとソルベに対して発動し――次の瞬間、白餡は思わず己の目を疑っていた。

目の前に、一つの通知ウィンドウが現れたのだ。



「隠しクラス発生条件達成……『龍召喚師:ドラゴンサモナー』?」

「……ほう」

「こりゃまた、凄そうなクラスを発見したもんだな」



 ケージの狙っている『罠師:トラップマスター』や、アマミツキの発見した『司書:ライブラリアン』、そして存在すると思われる『エレメンタルマスター』。

それらと同じ、隠された条件を満たすことで発生する隠しクラス。

白餡は、今それを計らずとも達成したのだ。

未だレベル30には至らないため転職する事はできないが、それが分岐の一つとして発生した事は確かである。



「よかったですね、白餡。貴方も変わり者の仲間入りです」

「そういう言い方は素直に喜べないんですけど……でも、ありがとうございます。皆さんも、私のわがままにここまで付き合ってくれて、本当にありがとうございました」

「いいさ。その代わり、その隠しクラスで貢献してくれよ?」

「はい!」



 全てを受け入れるヒカリの言葉に、白餡は嬉しそうな表情で大きく頷く。

そんな彼女の表情の中には、既に一部の隔意も存在していなかった。











 * * * * *











 ――光が、差し込む。


 雲ひとつ無い蒼穹より降り注ぐ、南天の太陽の輝き。

その光は、硝子に包まれた半球の空間へを、惜しみなく照らし続けていた。

透き通る空間には、ただ輝きのみが在る――その筈だった。



「始まったな」

「始まったね」



 それは、その光すらも灼き尽くすほどに鮮烈で。

 けれど、全てを包み込むがごとき穏やかな輝き。


 黒き衣と白銀の装甲を持つ、銀髪銀眼の男。

 白き衣と黄金の薄布を纏う、金髪金眼の女。


 硝子の床に置かれた白いテーブルと椅子に並ぶように腰掛けながら、二人はただ静かに微笑む。



「楽しみだね」

「楽しみだな」



 二人の足元に広がる硝子の床――その下に、地面と呼べるものは存在していなかった。

けれど、頭上にある天空が続いている訳ではない。

そこにあるのは、無数の星々の輝く遠い遠い宇宙であった。

遠く離れれば離れるほど、どこまでも広く大きく、無限に全てを内包しながら広がってゆく無謬の宙。

それを包むのは、螺旋を描く黄金と白銀の輝き。


 ――無限螺旋――



「わたしは待ってるよ。ずっと、ずっと」

「俺は見守り続けよう。ずっと、ずっと」



 輝く二重螺旋の根本は、そう口にして。ただ静かにテーブルの中心と視線を向ける。

置かれているのは硝子の地球儀。


 その中で輝くのは――槌を握る少女のような少年の、情熱に満ちた表情。


 己が願いに殉じ、受け入れてくれる仲間を求め、ついにそれを手に入れた少年の物語。

まだまだ始まったばかりのそれを、二つの輝きは静かに見守る。

――いつの日か、己が一部の真なる助けとなる事を夢見ながら。



「お前は、どんな願いを捧ぐのか」

「貴方は、どんな祈りを抱くのか」



 そう呟いて、二つの輝きは目を閉じる。

どこか、耳を澄ますように。どこか、光を感じるように。


 どこか、祈りを捧げるように――



『我らの楽園よ、永遠なれ』






















今日の駄妹


「さて、ここまで世話をかけさせたんですから、精々働いて貰うとしましょう……うふふ」

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