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1-7 新政府「天声院」
シェンベルクは6つの街の6人の神が独自に政策を行う国であった。
しかし、12年前にシェンベルクの領地の真ん中にあった湖の上に1つの建造物が設立された。
その名は「天照殿」。
天照殿は、シェンベルクの第7の街と言っても差支えのないほど巨大な建物である。
設立したのは、「天声院」という新政府。
代表を「天王華紅羅」とし、神々をつなぐ橋渡しになると彼女は高らかに宣言した。
華紅羅は街の治安の保護を補佐する「天声院監察局」を設立し、「龍雲桜姫」を監察局長として任命した。
そして、参謀として「幽雪」という女性を任命し、天声院はこの3人を中心に良きスタートを迎えた。
しかし、しだいに国民は不信感を抱き出す。
天声院は女尊男卑をモットーとし、天照殿内の男性は排除された。
天声院設立から8年後、「FabRam」という組織を立ち上げられた。
FanRamの活動内容、構成メンバーが何一つ公開されず、国民の不安はさらに増した。
能力者の非人道的な実験をしたり、政府に盾突く厄介者の排除をしているという噂までたった。
しかし、国民の不安と比例するように天声院の構成員も増え続け、現在では他の街の人口を上回るほどになった。
それゆえ、神も天声院に強く言えなくなってしまった。
国民も、天声院に逆らえなくなってしまったのだ。




