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性格の悪そうな天才に誘拐されたら、人型ロボットの研究を手伝わされ、無口系美少女とも仲良くなりました。「絡繰り仕掛けのココロ」

作者:笹色 ゑ
 世界最高峰の人工知能研究所。そこには、偏屈で皮肉屋な科学者クライム・クラムが所長として君臨していた。
 彼が見つけたのは、スラム街に預けられた一人の少年――ルード。
 教育も受けず、まともな言葉も知らないはずの少年は、ただ「触れる」だけで機械に命を吹き込んだ。
 電脳の海すら掌の延長のように扱い、あらゆるシステムを自在に操るその力は、もはや神の領域。クライムは理解した。
 ――人類は、今まさに“創造主”を作り出してしまったのだと。

 ルードの手によって、医療用ネビューラ《アイリン》は人格を得た。
 プログラムでありながら、人のように話、そして“問いかける”。
「魂を作りたければエメラルドに頼めばよろしいのでは?」
 魂を持たぬはずの機械が、自我を語る――その現象は、科学では説明できない。

 クライムの許、人工知能搭載型人型ロボットネビューラの製作をすることになったルード。
 過労を極めた時、アイリンがめぐり合わせたのは一人の少女だった。
 白い髪と氷のような瞳を持つ少女――《吹雪》。
 彼女は研究員の誰もしない部屋で一人暮らしていた。
 ルードはいつの間にか吹雪との時間に癒されていく。

 人と機械の境界が曖昧になり、知性と感情が融合していく中で、
 ルードとクライム、そしてアイリンと吹雪を取り巻く研究は、やがて“倫理”という名のタガを外していく。

 神を作るのか。
 それとも――神が人を作るのか。

 そして研究を狙う者たちが動き出し、ルードたちの平穏を奪おうとしていた……
ルードとクライム
アイリン
2-3 アイリン
2025/11/02 12:10
2-5 魂の定義
2025/11/03 07:30
2-6 欲しいもの
2025/11/03 11:40
クライム・ルーム
3-4 文明差
2025/11/04 21:00
3-6 感想
2025/11/05 20:30
3-7 腹の立つ男
2025/11/06 08:00
3-9 日曜の習慣
2025/11/07 07:40
4-1 過労
2025/11/07 21:00
4-2 医務室
2025/11/08 06:20
4-7 吹雪
2025/11/10 10:00
4-9 狸寝入り
2025/11/11 08:20
4-10 変な客
2025/11/11 11:40
7-8 呼び出し
2025/11/13 15:18
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