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後日談 ⑥ ブルーノたちブリーズ国へ

ゆるーい設定です。

ブリーズ国にやって来ました。

ブルーノの食いしん坊が炸裂?

ブリーズ国へ

ブリーズ国へ行くには通常、馬車に乗って船に乗って10日ほどの日にちがかかる。

ブリーズ国の第一王子外数名を呪いから解き、逃亡中の魔女を捕まえたグラン国はその後ブリーズ国と友好を結び交流することになった。

転移魔法のゲートもお互いを行き来できるように設置されブリーズ国の働きで他国のゲートも使えるようになった。

おかげで、ブリーズ国には1日で着くようになった。


一度に大人数での移動は出来ないが、ヘンリックたちぐらいなら大丈夫だ。

ブルーノとあの子は人型になってついて行く。

ゲートの入り口にやって来た。


「これがゲートかぁ。」

「大人数は移動出来ないんだよ。」

「そうなんだねー。」

「馬車ごとなんて楽でいいにゃ。」

「途中で休憩するよ。」

「ご飯とおやつは欲しいもんにゃ。」

「そうだね。」

4人は大きな円のの真ん中に馬車に乗って進む。そして光に包まれて消えていく。


次の日、ブリーズ国に到着した。

到着した所に、クラークが迎えに来ていた。

「お久しぶりです。ヘンリック殿、ブルーライト夫人、ブルーノ。ん?このお嬢さんは?」

「お久しぶりです。この子はうちで世話をしている聖獣です。」

「そうですかー。なんとも可愛らしいお嬢さんですね?」とブルーノを見て言う。

「そうだろう可愛いだろう?」とブルーノが言った。

お嬢さんは顔が赤くなって「初めまして。」とご挨拶をする。

遅れてアリーナも「お久しぶりです。」とご挨拶をした。

「まずは王宮までご案内します。」

一行はクラークの案内で王宮に行った。

王宮では、侍女に案内され、「こちらの部屋と隣の部屋をお使い下さいね。何かありましたらお呼びください。」と言われた。

「お腹へったにゃー。」とブルーノが言うと、

「お食事をお持ちしますね。」と言って出て行った。

「ブルーノ、お行儀悪いよ。」

「だってお腹減ったんだにゃ。」

「さっきおやつ食べたじゃない。」

「あれだけじゃ足りなかったんだにゃ。」

「ふふっ。」そのやり取りをみてお嬢さんは笑った。

やがて食事が運ばれてきて、ブルーノは自分のお皿からお嬢さんに分けてあげた。

「これはお魚だから、やるにゃ。」

「ありがとうにゃん。じゃあこっちはブルーノさんにあげるにゃん。」と肉を分けてあげた。

それをアリーナとヘンリックは微笑ましく見ていた。


「食べたら少し休もうね。」

「隣の部屋はブルーノたちが使っていいよ。」

「いいのかにゃ?」

「王宮のベッドにソファだよ。きっとウチよりフカフカだよ。」

「そうかー?じゃあ遠慮なく使ってやるにゃ。」

「ご飯の時は呼ぶからね。」

「わかったにゃ。」


隣の部屋で2匹の猫がベッドでポンポンと弾んで楽しそうに遊んでいた。

ヘンリックとアリーナはそんな2人のために

ある物を用意していた。

「これ、気に入ってくれるかな?」

「きっと、気に入ってくれるよ。」

嬉しそうにそれを見ていた。


明日はアレン王子の立太子式と祝賀会。

明後日はアレン王子の結婚式と祝賀会。

明日から忙しいぞ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日はアレン王子の立太子式が行われる。

そこは神殿の祭壇。

アリーナたちは招待客として見守る。

ブルーノもお嬢さんも一緒だ。


式の途中ブルーノは周りを見渡した。そこには、お父さんとお母さん、ディビッド、ヘンリックのお父さんとお母さん、ビルバーグがいた。そして、第一王子と黒猫もいた。

あれ?なんでだろうな。

「アリーナ、お父さんがいるぞ。どうしてだ?」

「招待されたんだよ。」と小さい声で答えた。

「お父さん、見たことない服きてるにゃ。」

「あれ?本当だ?後で挨拶にいこうね。」


式が終わり今度は王宮で祝賀会が行われる。

王宮まで馬車で移動をする。

「お父さんがいたにゃ。知っていたのかにゃ?」

「言って無かったかな?お父さんたちも招待されていたんだよ。」

「第一王子もいたにゃ。アイツも招待されていたのかにゃ?」

「そうだね。グラン国の代表として招待されていたはずだね。」

「アイツはすごいヤツだったんだにゃ。さすがオレの友達だにゃ。」

「そうだね。」

王宮に到着した。


祝賀会場は王宮の大ホールで行われる。

まずは、王族にご挨拶をする。

人が多くて先が見えない。

すると、ヘンリックを呼ぶ声がした。

声の方を見るとお父さんたちがいた。

声の主はもちろんビルバーグ、ヘンリックを見つけるのは得意だ。

ビルバーグは走ってやって来た。

「あっ、兄上。」

「おぅ、ヘンリック久しぶりだなー。」と言ってヘンリックに抱きついた。

それを苦笑いで家族は見ていた。

その後、みんなで挨拶を交わした。


「その子が例の聖獣さん?」アリーナの母が言う。

「そうなの。可愛いでしょう?」

「えぇ、とても可愛いわ。」そう言いながらブルーノを見る。

「そうにゃ。可愛いんだにゃ。」ブルーノが答えた。

お嬢さんは顔が赤くなった。

「はじめましてにゃん。名前はまだ無い聖獣ですにゃん。」そう挨拶をした。

「まぁ、ブルーノ。名前付けてあげなさい。」ブルーノはもじもじと顔が赤くなった。

「今、考え中だにゃ。」

「まぁ、そうなのね。早くしてあげなさいね。」

「わかったにゃ。」

「ねえ、名前なんてすぐに付けてあげれるでしょ?」ディビッドが言った。

「簡単なことじゃないんにゃ。」

「ねぇどうして?名前でしょ?」

「子供には教えないにゃ。」

「ちぇーっ。」


「お父様、その衣装は?見たことないけど?」

「これかい?これは、その、役人だからその制服なんだよ。」

「お父様の役職ってなんだっけ?」

「まーいわゆるーあー国の役人?」

「ふーん。とてもかっこいい制服ね?見たことないけど。」

「そうかー?そうだったかなー?」ちょっと困ってる。

そこにヘンリックが

「まぁ、王族へ挨拶が終わったらゆっくり話をしようね。」と言った。


アンダーソン一家、ホワイティス一家、ブルーライト一家が揃って王族へ挨拶をすることになった。


国王が

「ようこそ、ブリーズ国へ。貴方たちを歓迎いたします。そして、我が息子を助けてくれて感謝いたします。これで、我が国も安泰です。」

アレン皇太子が、

「貴方たちのお陰でこの日を迎えることが出来た。本当に感謝します。」と言った。

王妃は

「本当にありがとうございます。今日と明日、楽しんで下さいね。」

「ありがとうございます。」と一同が答えた。

緊張が解けみんなが笑顔になる。


国王の合図で音楽が流れる。

ダンスをする者、歓談をする者、そして食事をする者がいてとても賑やかだ。

もちろんアリーナとヘンリックはダンスをする。


ブルーノはその隙をみてお嬢さんを連れてご馳走が並ぶテーブルに行く。

それをディビッドやホワイティス伯爵夫妻が追いかける。

「ご馳走だにゃ。一緒に食べようにゃ。」

「はいですにゃん。」

聖獣のふたりはそのままでも目立つ。

なんせブルーノとお嬢さんは美男美女だから。

「お行儀よく食べなさい。」とお母さんが言った

「ちゃんとナイフとフォーク使ってるにゃ。」

「ブルーノ、ほら、こぼしてるよ。」デェビッドも。

そこに、正装を着た青年と数人がやって来た。

第一王子と側近だった。


「こんばんは、ホワイティス夫妻。」

「第一王子にご挨拶申し上げます。」

「やっぱり来ていたね。君は、ディビッドだったね。」

「はい。第一王子にご挨拶申し上げます。」

「ところで、ホワイティス卿。この間の首輪の件だが、どうなった。」

「はい。首輪の入手先の確認が出来たところです。購入者リストも入手済みです。あと、3日〜5日ほどで踏み込みが出来ます。」

「そうか、引き続きよろしく頼むぞ。」

「はっ。」

そして、ブルーノを見て、

「やぁ白猫、元気かい?」

「お前も来てたんだにゃ。さっき見たにゃ。」

「私も見ていたよ。白猫たちは目立つからね。」

「そうかー?オレたち大人しくしてたんだけどにゃ?」

「人型のお嬢さんはこんなに綺麗なお嬢さんだったんだね?」

「そうなんだにゃ。綺麗だろう?」

「そんなことありませんにゃん。」

「そういえば、黒猫はどうしたにゃ?」

「疲れて部屋で休んでいるよ。」

「まだ子供だからにゃ。」

「あっちにお菓子があったよ。行くかい?」

「よし、みんなでいくにゃー。」

「さあ、案内しよう。」

そう言ってブルーノ、お嬢さん、ディビッドを連れてあっちに行った。


「あなた、アレいいんですか?ディビッドまで。」

「まぁ、アレはいいことにしよう。楽しそうだしね。」

「そうですねぇ。」


登場人物

ブルーノ…主人公、アリーナの使い魔、聖獣、第一王子の友達、食いしん坊


アリーナ…ブルーノの主人、ヘンリックの妻、ブルーライト伯爵夫人


ヘンリック…アリーナの夫、外交官、ブルーライト伯爵、強い魔力の持ち主


クラーク…ブリーズ国王宮魔法師団長、ヘンリックの魔法の先生


ホワイティス伯爵…アリーナの父、国の役人?、泣き虫


ホワイティス伯爵夫人…アリーナ母


ディビッド…アリーナの弟


アンダーソン公爵…ヘンリックの父、グラン国魔法騎士団長、笑い上戸


アンダーソン公爵夫人…ヘンリックの母


ビルバーグ…ヘンリックの兄、グラン国魔法騎士団、極度のブラコン


アレン皇太子…ブリーズ国皇太子


国王…ブリーズ国王


后妃…ブリーズ国后妃


第一王子…グラン国第一王子、ブルーノの友達


黒猫…第一王子が世話をしている聖獣


名前のない猫…聖獣、猫、あの子、この子、お嬢さん、名前が無いのでその時々呼び方がかわります。

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