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気づいてくれなくちゃイヤ! 私を“好き”と言いなさい!

作者: 七瀬








私の好きな男性ひとは、私が貴方を好きな事も知らない。

私の気持ちを貴方に知られないようにしてるから当然な事なのだけど。

それでも、いつか? 私の気持ちを貴方に知ってほしい。




・・・何故? 私の気持ちを貴方に知られたくないかといえば?

貴方には、“好きな女性ひとがいるからだ!”

私達は、みんな同じ職場で働いている。

私の好きな男性ひとは、私の職場の先輩。

その先輩の好きな女性ひとは、私の憧れの女性ひとだ。

私だけじゃない、女性社員がみんな憧れる人がこの女性ひとなの。

だから、先輩が好きになるのもよく分かる。

でも? やっぱり私は貴方を憧れの女性ひとでも渡したくないと

思っている。



『ねえ、先輩?』

『うん?』

『今日の反省会してほしいんですけど、、、?』

『あぁ、いいよ! 仕事が終わったら一緒に飲みに行くか!』

『ハイ!』






・・・私はよく“今日の反省会”と言って先輩を飲みに誘う。

先輩も私と二人で飲みに行く事に抵抗がないのか?

何の迷いもなく、私と一緒に飲みに行ってくれる。

勿論! 仕事の反省点や改善方法などなどいろいろ相談に乗ってくれ

最後には、どちらがお酒が強いか? 勝負して二人共ベロンベロンに

なって家に帰るのだ。




『う~ん、今日もよく飲んだな~』

『そうですね。』

『じゃあー気をつけて帰れよ』

『先輩もね。』

『あぁ、』




そうやって、どんなに酔っていても私を先にタクシーに乗せて

から先輩は私を見送って家に帰るのが決まりだった。






 *





・・・でも? 私と先輩のそんな仲も終わりをむえる。

先輩がアノ憧れの女性ひとと付き合う事になったからだ。

先輩が彼女に気を遣って、私と二人で飲み行くのをやめようと

言いだした!



『・・・ごめんな、彼女に申し訳なくて。』

『別にいいですよ、女性社員の憧れのアノ女性ひととまさか

先輩が付き合うなんて思ってもみなかったですけどね。』

『本当、悪い! 彼女に心配かけたくないからさー!』

『・・・あぁ、はい、』





先輩、本当に優しから、彼女に迷惑かけたくないとか心配かけたく

ないんだろうなと感じた。

でも? “私のいつか? 私の気持ちを貴方に知ってほしい”

という願いは、これで叶わなくなってしまう。






・・・だけど? せめて!

彼女と別れたら、もし? そういう事が今後あるなら。

【気づいてくれなくちゃイヤ! 私を“好き”と言いなさい!】




この言葉を、言える時がいつか来るなら? 先輩に直接言いたい!

これが、最後の私の願いだから...。

心に想っていても相手には伝わらない。

私の先輩への気持ちは、いつでも本当は言えることなのだろう。

ただ、相手に伝える事が怖いのだ。

フラれる事が分かって、先輩に私の気持ちは言えない。



・・・言う時は、少しでも望みがある時だけ。

その時まで、私の先輩への気持ちは心の中へしまっておくの。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] こじらせてしまうと とてもつらい感じですよね (/_;)
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