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始皇帝記 ~DG6~  作者: 小泉るか
デモゲ6-1
9/106

DG6 008 侯爵

カチカチカチ


プルプルプルー


サトシ「攻1280 魔1340 生命1300だ」


アスカ「No2は?」


サトシ「攻689 魔141 生命605」


アスカ「いけるね」


サトシ「マグに装填できてるか?」


アスカ「もちろん」


シバキ「行こっか」


サトシ「よし」




-侯爵の居城-

門衛「待たれよ! どこへ行く?」


サトシ「侯爵に要件だ。通せ。ほら、この書状」


門衛「!!」


サトシ「邪魔すれば切る」


門衛「くっ…通れ」



サトシ「開門せよ。俺はとなりの領地の主である!」


隊長「何用か」


サトシ「ほら、これ」


隊長「!! これをどこで」


サトシ「お前じゃ話にならん。領主を出せ」


隊長「おのれ」



パン


隊長「く、はっ」


サトシ「次は殺す」


隊長「キサマ…」



パン


サトシ「殺すと言った」


兵士1「何事だ! …隊長!?」


サトシ「No2の反応が消えた。コイツだったっぽいな」


シバキ「この男は我が領主に無礼なふるまいを行ったために殺した! 素直に侯爵に会わせればよし、逆らえば殺す!」


兵士1「なんという事を…隊長…!!」


兵士2「…こちらへ」



サトシ「あんたが侯爵さんかい?」


侯爵「そうだが我が場内で殺しを行ったそうだな」


サトシ「ほら、コイツを見てみろ」


侯爵「これは弟に持たせたものだ。どこで手に入れた!?」


サトシ「オープン」



バシュン!


侯爵「おおお、何ということだ!! 弟よ!」


サトシ「落とし前はどう付ける?」


侯爵「お前がやったのか!」


サトシ「チンピラのように私闘をけしかけて来たのはコイツだ。返り討ちにしたまでのこと。書状から身元が割れたので、こうして落とし前を付けてもらいに来た」


侯爵「クソ! 何が望みだ」


サトシ「この城と土地をもらおうか。アンタには爵位がある。どこへなりと移れるだろう?」


侯爵「キサマ!」


サトシ「おっと私闘かい? アンタを殺して、この城ごと頂くだけだぞ」


侯爵「国王がこんな暴挙を許すわけがない!」


サトシ「なら試しに死んでみろ」


カチャ


侯爵「兵たちよ!! この者どもを殺せー!!」



パン パン パン パン パン パン パン

パン パン パン パン パン パン パン


兵士2「侯爵様!!」


サトシ「爆破呪!」



ドーン!


兵士たち「!!」「ぐはぁ」


シバキ「ザコはいくら集まってもザコ。爆破呪」



ドーン! ドーン! ドーン!


アスカ「討ちもらし」



パン パン パン


サトシ「よし。全滅させたな。アスカ、全学生を連れてきて後始末をさせてくれ。シバキ、金をばらまいて国王側に裏工作を頼む」


アスカ「わかった」


シバキ「はいはい」


サトシ「上手くいけば、この城も土地も手に入るか。思わぬ収穫が舞い込んだものだ」



兵士「伝令! サトシ様を侯爵とし、元侯爵の領主すべてを任せるとのこと!!」



サトシ「上手くいきすぎたな。たかがモンス討伐にでただけなのに」


シバキ「金をつかませたのが大きいのよ。2億かかったし」


サトシ「まあ安い出費だな」


アスカ「死体はすべて片付いたよ」


サトシ「久しぶりに俺たちの強さを測ってみるか」



サトシ 攻撃2051 魔力1820 生命力1466

シバキ 攻撃1933 魔力1730 生命力1350

アスカ 攻撃1740 魔力1650 生命力1166


サトシ「ずいぶん上がったな」


シバキ「領地も倍になったしね。小城まで手に入ったし、戦争でも役に立つわね」


サトシ「まだ戦争するには弱いけどな」



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