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始皇帝記 ~DG6~  作者: 小泉るか
デモゲ6-1
8/106

DG6 007 王都2

-1週間後 面接会場-

サトシ「ボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツ」


アスカ「調子はどう?」


サトシ「見ての通りさボツボツボツ」


男「俺の何がいけないというのだ!!」


サトシ「攻525 魔125 生命450。弱いからボツ」


男「俺を愚弄するか! 許せん。剣を抜け!」


サトシ「こういうバカがいるから、レベル上げにもなるけどな」


シバキ「私闘が許可されている国家で良かったわね」


サトシ「おーし全員表にでろー! バトるぞー!!」


男「いくぞ!」


サトシ「おー、来い来い」



パン パン パン パン パン パン パン


ガクッ



サトシ「はい終わりー。メイドさん死体処理しちゃって」


女1「はい」


サトシ「はい、全員中に入るー。続きやるよー!」


アスカ「はい。ならんでー」


面接に来た男女「…なんて強いんだ。一瞬で」「冷酷無情だ」「あの若さで」



サトシ「はいー、君ボツ。ボツボツボツ。お、君いいね1次突破」


シバキ「一次に受かった方はこちらで個別入試を行いまーす」



サトシ「キター! 君スゴイ、採用! 教師ね! ライス君か。魔導士な、攻1060 魔2180 生命1906」


シバキ「この王国にも無名の人材が眠っていたのね」


アスカ「まあ2000程度ならゴロゴロいるんじゃない?」



サトシ「よーし! 第1期入試を突破した女生徒諸君と教師役になった猛者たちよ、おめでとう!」



シバキ「教師役3人に生徒36名ねぇ」


アスカ「生徒の基準は、1に抱けるか、2に才能ねぇ」



サトシ「君等には戦闘の基礎と用兵の心得を学んでもらう。覚えた者や、成績優秀な者にはともに冒険に出てもらう」


一同「ハイ!」



サトシ「第2期生も入って来る。見本になれるよう自分を磨いてもらいたい」


一同「ハイ!」




サトシ「じゃあ後は任せてクエストこなすか」


アスカ「そうね」


シバキ「やっと?」


サトシ「そうグチるなよ。優秀な仲間ができるんだ。期待して待ってようぜ」


シバキ「まあね」


アスカ「で、ターゲットは?」


サトシ「王都南に出る食人植物」


アスカ「理由は?」


サトシ「近いから」


アスカ「まあいいけどね」


サトシ「バイクで行ってサーチ君で探せば2時間もかからんだろ」


シバキ「そうね、さっさと行きましょ」


サトシ「よし。オープン」



プルプルプルー


サトシ「東200m 攻601 魔135 生命498」


アスカ「まあ、そんなもんでしょ」



サトシ「いた。アイツだ。撃て」



パン パン パン パン パン パン パン


サトシ「殺ったか」


シバキ「もろいわね」


サトシ「じゃー写真撮って、一部持って帰るか」



プルプルプルー


サトシ「お?」


アスカ「何?」


サトシ「南256m 攻1501 魔908 生命1250」


アスカ「勝てる?」


サトシ「3人で2マグだな」


アスカ「行こっか」



ブオー


サトシ「ちっ、人か。そこ行く人!」


男「ん?」


サトシ「ずいぶん強そうですが、名のある方とお見受けする。俺は北条サトシ! 冒険者だ。名前を頂きたい」


男「冒険者か、興味ないな。それより乗っているものは何だ? ずいぶん楽そうだが」


サトシ「興味がないか。俺たち3人に勝てれば、この乗り物はくれてやるが、どうかな?」


男「冒険者らしいな。面白い。来い」





パン パン パン パン パン パン パン


男「グッ、グハッ」





パン パン パン パン パン パン パン


男「ちいいっ」


サトシ「ラスト!」



パン パン パン パン パン パン パン


男「!!」


サトシ「粘るな。4マグ目」



パン パン パン パン パン パン パン


サトシ「死んだな。何て奴だコイツは? もち検やるか」



アスカ「!?」


サトシ「どうした?」


アスカ「読めないけど侯爵のサインがある書状を持ってる」


サトシ「なんでわかる?」


アスカ「この前に役所回りしたとき見たから」


サトシ「そうか。もしかして、やっちゃった?」


アスカ「兵ならいいけど、この強さで一兵卒ってことはないわよね?」


サトシ「こりゃトラブルな」


シバキ「名案!」


サトシ「ん?」


シバキ「なんくせ付けてきたことにして爵位か土地を奪えないかしら」


サトシ「あー、いいな。死体ごとクローズして持ってくか」


シバキ「強すぎる奴がいたらオジャンだけどね」


サトシ「まぁーな。サーチ君で調べてから入ろうぜ、じゃ帰るか」

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