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始皇帝記 ~DG6~  作者: 小泉るか
デモゲ6-1
32/106

DG6 030 第二回戦

サトシ「おはよう。で、どうなった?」

シバキ「クオン隊が砦に全員入ってからラルとナルミ隊が近くの町を占領。アリング隊が偵察にでてるわ。ミツマタ軍は5262人がこの町で民兵として転換中。予備兵が監督してる」

サトシ「けっこう残ったな。ずいぶん殺したと思ったが」

シバキ「砦の中は広かったってことね」

サトシ「敵の動きは?」

シバキ「西から5000、北西から15000、首都から8000が砦に向かって進軍中って早馬報告」

サトシ「マジか。噂は効いてないのかね?」

シバキ「信じた人間はビクビクしながら進軍してるんじゃない?」

サトシ「うはは」


■敵兵の情報

西から 5000

北西から 15000

北東から 8000

首都防衛 2000?

アサギリ国境防衛 10000?

■自軍の兵

クオン軍本隊 10500

兵站/支援 1000

予備学徒兵 18761

元捕虜転換民兵 5262


サトシ「圧倒的じゃないか、我が軍は」

シバキ「それフラグよ。味方に殺される」

サトシ「え、マジで?」

シバキ「知らないの? ガンダム」

サトシ「詳しくはな」

シバキ「ダメダメね」

サトシ「ダメか。パソコンで見れるか?」

シバキ「データあげるわ」

サトシ「頼む」


アスカ「敵さん、追いつめられて奮起しているか、ビクついているか、どちらかね」

サトシ「後者なら良いな。楽で」

アスカ「ちなみに昨日の戦いで強さが変化」


サトシ 攻撃4288 魔力5340 タフネス4497

シバキ 攻撃3510 魔力4753 タフネス3805

アスカ 攻撃3281 魔力4359 タフネス3672


サトシ「あの何とかって将を殺したのが差になったかな。それにしても戦士系は楽でいい」

アスカ「名前も覚えてないんだ(笑」

サトシ「ムリムリムリ(笑」

シバキ「とにかく早めに街に近づいている5000を叩かないと、ここが戦場になっちゃうから」

サトシ「あー、そりゃマズイな。メシ食ったら飛ばすか。間に合うか?」

シバキ「大丈夫」

アスカ「北の8000と15000は?もう砦に籠城はしないんじゃないかしら」

シバキ「そうね。町に溶け込まれると厄介だから、その前に叩きたい所だけど、そうすると明日にでも行かないとね」

サトシ「忙しいな」

シバキ「ミツマタを落とすんでしょ?踏ん張りどころよ」

サトシ「いえっさー。この朝メシ美味いな」 モグモグ ゴクゴク

小物「ありがとうございます」

サトシ「ごちそうさまでした。じゃ行くか」

シバキ「村長、民兵への転換処理、引き続き頼みますね」

村長「お任せください。お気をつけて」

サトシ「転移呪」


砦前

サトシ「町まではバイクか」

アスカ「10kmってところ」

シバキ「クオンに何か伝えとく?」

サトシ「そうだな。そこの兵士!」

兵士「ハッ!サトシ様!」

サトシ「クオン団長に北の敵は無視して北上してもらい、使用していない砦と町を制圧してもらうよう伝言を頼む。くれぐれも敵主力と正面から戦わないようにと、な。それは俺たちが何とかするから」

兵士「了解しました!必ず」

サトシ「頼むな。オープン」 バシュ

ブオン ブオン ブオー


アスカ「町、見えて来たね」

サトシ「先行して入ってるのはラル隊とナルミ隊だっけか」

アスカ「そうそう。突撃3000と魔導2500」

サトシ「お、噂をすればだ。ラル発見。何やってんだ?」

アスカ「本人に聞けば早いよ」

サトシ「それもそうだ。おーいラル!」

ラル「おおサトシ殿!先の戦いお見事でした!次は我々の戦いをご覧くだされ」

サトシ「ん?」

ラル「今からここに向かってくる5000の兵を討つ所存!」

サトシ「まてまてまて、ちょっと待て。そりゃ俺の仕事だ。ラル隊は敵の敗残兵を捕えて、後方の民兵隊に引き渡す仕事をしてくれ」

ラル「心得た!しかし正面から5000を単騎で叩く気ですかな?」

サトシ「3人いるだろ俺シバキアスカ」

ラル「わっはっは!豪快ですな」

ナルミ「サトシ殿、自分に指示はありますか?」

サトシ「そうだな。東に向かってくれ。前にクオンが陣を張っていた砦と東の町を奪ってほしい。今なら敵兵はがら空きのはずだ。ちと遠いが頼む」

ナルミ「了解しました」

サトシ「んじゃ5000を討ちに行くか!」


プルプルプルー

アスカ「西50kmに約5000、情報通りね。トップは攻撃4342魔力2361タフネス3361、ナンバーツーは攻撃1254魔力485タフネス1120」

サトシ「また戦士タイプか。しかも弱いな。一気に叩くか?」

シバキ「ラル隊振り切っちゃってるよ。少し待ったら?」

サトシ「あー、、、勝ってもまた降らずにダラダラと、になっちまうか。待とう」

アスカ「この地点なら両軍同じ頃に着くはずよ。時間にして10時間ぐらい」

サトシ「長いな。んじゃ、町まで戻って北上としくか? どうせここの5000は弱いし、多少疲れてても勝てるんじゃね?」

シバキ「過信は禁物だと思うけど」

サトシ「なに、奥の手もあるだろ」

シバキ「え、何を?」

サトシ「兵器だよ。アズサさんにもらったのは小火器だけじゃないだろ?」

シバキ「まあ、そうだけど。ホーカム出すの?」

サトシ「攻撃ヘリか。そりゃいいな」

シバキ「弾も重油も補充効かないんだからね?」

サトシ「ま、奥の手だからな」

シバキ「もっと奥の手もあるけどね」

サトシ「なんかあるのか?」

シバキ「ヒミツです!」

サトシ「まあいい。じゃ転移するぞ」

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