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始皇帝記 ~DG6~  作者: 小泉るか
デモゲ6-1
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DG6 001 出発

サトシ(悟史) 18歳 タダシとミドリの長男

シバキ(紫紀) 17歳 サトシの妹、長女

アスカ(明日香) 16歳 ワタルとアオイの一人娘、サトシとはいとこで恋人

(タダシ・ミドリ・ワタル・アオイはDG1の主人公)


S級ハンターライセンスを持つサトシと妹のシバキ、いとこのアスカは

魔界でのレベルアップを終え、違う魔界へと入ろうとしていた。

直史「行くのか? あの世界じゃ強さは1からやり直しだぞ?」


翠「まぁフロンティアって言えば聞こえはいいけどね」


サトシ「心配すんなって。何があろうと、なるようになるさ」


直史「気持ちはわかるがな」


サトシ「いーじゃねーか 20年前だってまだ未知だった魔界を駆けたんだろ?」


翠「まあね」


サトシ「そーゆー冒険が欲しいんだよ! 保険のきくこの世界じゃ楽しくねーんだって!」


渉「アスカも行くのかい?」


アスカ「サトシが好きなんだもん! 私だってS級なんだから!」


渉「しょうがないなぁ」


翠「シバキまで連れてくの?」


サトシ「まーな」


シバキ「サトシだけじゃ強敵に挑んで野垂れ死にしそうだしね」


サトシ「しねーよ(笑」


シバキ「まあ私もタカさんに学んだことを試したいってのが本音なんだけど」


翠「2年も弟子入りしてたからねアンタ」


シバキ「うん」



サトシ「じゃーな」


直史「本当に3人で大丈夫なのか?」


サトシ「S級なめんなって」


直史「だから、あの世界じゃレベル1になるんだぞ」


サトシ「だからわざわざアズサさんからカバメントと腐るほどの弾をもらったんじゃん」


シバキ「射撃には自信あるから」


アスカ「あたしだって」


直史「わかったよ。来年にはちゃんと帰って報告しろよ?」


サトシ「わかってるって。ハンターたるもの報告はしっかりこなすさ」


シバキ「あたしもいるから」


翠「そうね。じゃあシバキ、アスカ、サトシをよろしくね」


渉「うう、アスカぁー行っちゃうのかぁー」


ゴンッ


渉「痛いお」


翠「親の子離れは見苦しい」


渉「そんなこと言ったってさ、うちは一人っ子だから!」


アスカ「本当、父さん私だってもう父さん達が冒険した歳なんだから平気よ!」


渉「アオイからも何とか言ってやってよぅ」


藍「ちゃんとゲートの場所確保と時間を間違えないでね」


渉「それだけー?」


アスカ「私だってS級だもん、大丈夫!」


藍「ワタルさん心配が過ぎますよ」


渉「だってレベル1になる世界だよー、地球みたいじゃんよー」


藍「地球を知らない世代だからこそ、あこがれるんですよ」


アスカ「そーいうこと!」



直史「サトシ、アスカとくっつくのはいいけどな、出産するときは気をつけろよ」


サトシ「わかってるって! マゴができたら顔見世にやって来るさ」


渉「約束だよサトシぃぃー!」


アスカ「本当に見苦しいから父さん」


サトシ「じゃあ そろそろ行くよ」


直史「ああ、じゃあな」


翠「無事でね」


渉「うう、アスカぁー」


藍「気を付けて」



ブォン バシュン!!



サトシ「じゃあシゲさん、お願いします」


バチ「うん、気をつけて」



ブォーン ブォーン ブォーン ブォーン ブォーン


シバキ「行ってきまーす」 シュオン

アスカ「ありがとうシゲさん」 シュオン

サトシ「また660日後に」


バチ「うん」


シュオン

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