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始皇帝記 ~DG6~  作者: 小泉るか
デモゲ6-1
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プロローグ

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)

人類の主な活動拠点が魔界となって17万5000時間。

地球歴で約20年相当、魔界歴で7年が過ぎようとしていた。


地球と魔界をつなぐ門を、人はデモンズゲートと呼んだ。

地球歴で約2年半前のことだ。

"ハンター協会"と呼ばれる新政権によって、

地球上の大半の国が魔界入りを果たした。

理由は"世界の統一と人類繁栄のため"と発表されたが、

強制的な移住に混乱が生じたのは当然の出来事だった。


しかしその後のプロパガンダ治世組織による

国家権力の迅速な解体で、またたく間に混乱は収束した。


地球は物理世界。

人は数と兵器で支配されていた。


魔界は精神世界。

人は高い魔力を持つハンターでの支配に代わった。


魔界は地球と変わる大きな違いをいくつかもっていた。


言語の統一。


魔界ではテレパシーに似た言語によって、不思議と

どの国の人と話しても第一言語に翻訳され認識した。

ハンター協会が迅速に世界中の人間を導けた理由のひとつでもある。


次に不眠・不食の実現。


魔界では眠くなることがなく、腹が減ることもない。

それで生き続けることができた。


時間の経過も違った。


魔界で8時間過ごしても、地球では1時間しか

経っていないウラシマ効果があった。


そして何よりも魔法の存在である。


マナと呼ばれる魔法の元となるエネルギーが大気に満ちており、

ありとあらゆる魔法が使えた。

強い者を殺すことで、自分がさらに強い存在となった。

そこに物理の常識や筋力の限界はあてはまらない。

高い魔力を持つハンターには銃火器すら通用せず、

NBC兵器すら無力化された。


そのハンター達をまとめる組織こそ、

元地球圏を歴史上初めて統一した存在となった。

同時に、地球に残った人々は第3次世界大戦を起こした。



人々が魔界を第二の故郷とするのに時間はかからなかった。

準備はすべてハンター協会が行っていた。

強いハンターが次々と生まれていくと同時に、第三世界、

つまり移住できる世界へとつながるデモンズゲートが

いくつも…何百とつながれ、まだ見ぬフロンティアを求めて

調査や移住は次々と進んだ。




【魔界メモ】

約40億人の魔界移住者 ←→ 約2億人の魔界先住者

地球統一政府(ハンター協会規定) A国 B国 C国 D国

S 魔界最強クラス (約1000万人に1人) DG自由渡航可能

A トップクラスハンター 時空魔法使用許可・立入禁止エリア解除

B 一人前ハンター    サーチ君使用許可

C アマチュアハンター  軍人クラス・ハンターカード解禁

D 下級ハンター     警備員クラス・古代/ナチュラル/ESP解禁

E ハンター登録者    銃・魔法解禁

ひたすら長いです

DG1.2.3.4.5.7.8は別ものです

バズったらいいな

ソシャゲにする予定あり〼

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