王道的異世界召喚
電波通じるしネットアクセス可能。よし編集完了。
「相変わらず、学者肌よね。」
「否定しないが俺のモットーはしっているだろ」
「あの~其処のお二人は?」
俺がネット小説の改定をしていると金髪・蒼眼のドレスを着た美少女が恐る恐る訊ねている。
うん?ファンタジー世界を生み出す側の人間ですが何か?
「この二人はいつもの通りだから気にしないで。」
『システムウィンド 起動』
ん?
「んっそれでは改めましていらっしゃいませ勇者さま。」
テンプレ、テンプレ。この方は王女か何かだろう?
「皆さまには魔王を討伐してもらたいのでのです。」
本当にテンプレが好きだな。にしてもあの王女?何処かで見覚えがあるのだが。
ふと凜花の方に視線を向ける。すると同じような考えだったのか似た視線を向けて来た。
「フィリア、召喚は成功したか?」
扉の奥から中年男性の声がしてフィリアと呼ばれた王女?が少し笑みを浮かべ
「お父様、大量の勇者さま方がお見えになられましたよ」
と告げた。
フィリアさんに
「突然の事で済まないがこの世界アルンダは魔王とその眷属がおってなそ奴らに危険
「ギルティ」何じゃ小僧?」
確かに今の話は嘘くさいが有罪とまではいかんだろう。
「いまアンタ嘘ついたろ。俺の目は誤魔化せんぞ愚王。」
いやいやいやいつこの人が王って分かったんだ?普通こう言うのは明かされてから視るべきものでしょ?視てはいけないとは言わない。情報は武器だからな。
「凜花、アイツ誰か知ってるか?」
そう小声で訊ねた。コイツは仕事柄こう言う社交性は富んでおりいつも助かる。
「望月の次期当主。そのセンスは財界でも人目置かれているほど。」
コイツがこうも評価するとはかなりの大物だ。彼には御冥福を祈るとしよう。流石にアレは無いだろう。
「というか俺たちを元の世界に還せよ!」
など暴言を吐いている。コレを狙っての事かもしかしてコイツ人を操るのに向いているのか?
「還す方法はある。それは魔王城にある禁書庫にある禁呪でな。更にソレの発動媒体は魔王の心蔵でな。」
この瞬間、俺と凜花は確信したコイツらは絶対何かを隠していると。