表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/186

074再会

前魔王のケリテファじゃ!!


とうとう、復讐の時じゃ!

強くなった私が、現魔王を消し去るのじゃ!


ジェスに「付いて来い!」ってプロポーズされたのじゃ。

「はい!」って思わず回答してしまって、昨日は動揺して逃げてしまったが落ち着いたのじゃ!


倒して、結婚なのじゃ!!


今回は、ジェスとの結婚の話なのじゃ!!!

 ゲートをくぐると一面花畑!


 周囲は何もなく大花畑である。

 セシルの過去の記憶の花畑を比較すると、花の種類まで一緒なのだが地平線に見える地形が、だいぶ違う。


 地下をセンサーでスキャンするが、人工物もない様だ。


「花が綺麗」


 ラクアがホッコリ笑っている。


 4時間ほど探索をして昼付近になる。


「なんか、デートみたいですね」


 近くにある木をゲシゲシ蹴りながら言うので、照れているのだろうか?

 蹴られた木が破壊音を伴って削れていくので、ムードが台無しになってる気がする。


 2人ともフルプレートアーマーなので色気が全くないデートだなぁと感じる。


 ラクアに出会った事を回想すると、セシルの記憶の地平線と重なる部位があった事を思い出す。


 パワードスーツに私が初めて地球に来た際の場所から見える地平線の形と、セシルの記憶にある地平線の情報を重ねる指示を出す。


『92.2%一致します』


「は?え?」


 待て、物凄く困惑してしまう。


「ラクア、重要な事が分かりそうなので移動します。

 今からリンクして座標を送りますので、左手の転送装置でゲート作成をお願いします」


「了解!」


 ラクアが創り出したゲートをくぐると、初めて私が地球に来た草原に到着する。


 期待を胸に、センサーで地下を調べると、12m四方の空洞が地下まで伸びている場所を発見する。


「ここだったのか……」


 ランダム転移した場所とセシルが探している場所が偶然一緒などあり得ない。

 何かが引っかかる。


 一旦、魔王城に戻って相談かな?


「ラクア、帰りのゲートお願いしいます」


「了解!」


 ラクアが創り出したゲートをくぐると、闘技場だった……


「ラクアァァァ!!!」


「昨日、タガに負けた!!! 悔しくて頭から離れない!!」

 前回の優勝者タガ・ルイテに負けたのが悔しくて座標指定間違えたらしい……


 ラクアに金貨2枚渡して、闘技場において来た……

 相変わらずの彼女であった。


 半壊魔王城に戻ると、魔王とケリテファが半壊してなくなった場所で戦っていた。


「フロストノバ!」


「ファイヤウォール」


 ケリテファの吹雪を魔王が溶かす。

 ケリテファが氷系でジゴエイフが炎系だなと分析。


「フォローズンアロー」


 キン!カキン!


 魔王が剣で撃ち落とす。


「剣を使った所を見ると、もう魔法力が尽きたのじゃな? カカカ、愉快じゃ」


「どこで、そんな魔力をつけて来たと言うのだ!」


「トドメじゃ。アイスエイジエンドレス!」


 大気中のナノマシンが、周囲のエネルギーを吸収して分子運動を極限まで下げて温度を低下させて行く。


 お! 不味い。

 ケリテファの魔法の効果は、既に干渉力を使い切ってエネルギーが無い魔王では死んでしまう。


 魔王とケリテファの間に割り込んで、ケリテファの魔法の直撃を私が受ける。


「ジェスじゃ?!」


「ジェス様!」


 ケリテファと魔王が驚く。


 パワードスーツの無機質部分の分子運動が下がったところで、問題はない。

 特に制御せずに干渉が終わるのを待ちながら言う。


「この勝負は、ケリテファの勝ちと言う判定ですね」


 直撃しても平然としている私を見て、2人が唖然としている。少ししてから魔王が土下座する。


「ジェス様は、神様でしょうか?」


「何故、そう思う?」


「先程のケリテファが唱えた魔法は、魔人が唱えることが出来る冷却魔法の最高位です。

 初めて出会った際に、私が唱えたヘルファイヤは火炎魔法の最高位です。

 ジェス様は、その両方を直撃しても平然としています」


 ケリテファが話を遮る。


「ジェスは私の新しいパートナーなのじゃ。もう離れられないのじゃ。付いて来いと言われて、付いて行くと答えたのじゃ」


「なんですと! ケリテファがジェス様のお妃! まさに望む展開! ジゴエイフは、今すぐに魔王をジェス様に譲って、お世継ぎのお世話係になりますぞ!! ああァァァ良き未来だ!!」


 なんて事だ! どうにか逃げねば!


「ジゴエイフよ。私は、すべき事があり魔王は出来ぬ。

 代わりに、お前が言った火炎系の魔法の上位を教えるから、お前が魔人をまとめ良き国にせよ」


 ジゴエイフの体内ナノマシン干渉して、ライジングノバの魔法術式を書き込む。


「なんと! こんな魔法が可能なのですか?」


 右手を上げて半壊魔王城2km上空で発動させる。

 無詠唱なのだが、形だけ唱える。


「ライジングノバ!」


 上空のナノマシンを利用して、引火ガス(今回は空気中の水素)を1km範囲内に集めて点火する。

 上空が一瞬、1km火の玉が上空に出来たため、物凄い明るさになり、爆風が地上を舐める。


「おおおお!!」


 ジゴエイフが感動して涙を流す。


 このままだと、ロギス王国やメサロ法国のように、教祖にされてしまう!


 ジゴエイフが感動で固まってる間に、お茶を濁して逃げる作戦を実施する。


 セシルとアルテアが戻ってきたので、セシルに内線座標を送ると、空気を読んでくれて左手でゲートを開いてくれたので、すぐに初めて私が地球に来た場所へ逃げ込む。


「待つのじゃ!!」


 向こうで、ゲートを閉じる前にケリテファがギリギリで追ってきた。


 ピンチ!?

勘違いから、プロポーズした感じになっているジェス。

無事にケリテファから逃げられるのか?


次回は、過去の物語がやって来ます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー cont_access.php?citi_cont_id=202206315&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ