067タワーダンジョン
魔王のジゴエイフです。
現在、4人の最強の1人と戦闘中です。
すごい!凄すぎるぞ!
こちらの攻撃は何も当たらず、あちらの攻撃は容赦なく私の体力を奪っていく!
しかも、手加減されている事を感じる。
これは! 素晴らしい!
今回は、そんな最強の1人が何かを見つけたお話。
タワーのそばに転移して出ると、タワーに入るために長蛇の列を作っている人々がいた。
人種が多様で人間と魔人と獣人とエルフなど、争いもせず並んでいる。
タワーは、でっかい!
直径10kmの円筒型で上に行くほど細くなって、宇宙まで伸びている様に見える。
作りは、長方形の石を積み上げて作った外装をしている。
外装がそう見えるだけで、実際の構造はナノマシンと金属かカーボンであろうと予測する。
所々に人が出れる程の窓が付いている。
列の最後尾に《待ち時間120分 ディアマンテタワーダンジョン》のプラカードを持った、村人風な男が立っている。
最後尾に並び、プラカード持ちに質問する。
「ここは、どんな所なんだい?」
「フルプレートアーマーですか! 凄い装備ですね。
ここは、4カ国のちょうど国境にあたる部分にあるディアマンテタワーダンジョンですよ。
中立地帯なので誰でも入れますが、中立とは無法と隣り合わせ! 法が何処の国にも属してないので、気をつけてください」
「法が無いなら割り込みとかする人が、いるんじゃないですか?」
「タワーの付近で争い事が起きると、精霊が出現して攻撃してくるので誰もやらないですよ。
別名で《精霊の塔》とも呼ばれています。
タワーから離れた時は精霊が出てこないので襲われるため、アイテムを取得した帰り道が1番危険ですね」
よく出来ているアトラクションだなと、真実を知っているので考えた人に敬意を感じる。
「100階付近から飛び降りたぞ!」
「すげ〜100階だ!」
冒険者が次々窓から飛び降りてる。
飛び降りた瞬間! 消える?
「あれは、窓に転移のゲートがあるんですよ。
初めての方は、飛び降りるのに躊躇するので、低階層の窓を見ていると面白いですよ。
ディアマンテタワーダンジョンの人気は危なくなったら窓から逃げれるので、出現アイテムは少ないですが大人気です」
凄いな……何階まであるんだこのダンジョン!
そして、1時間程待ったら既に先頭まで来た。
プラカードの時間って嘘じゃ無いか?
こっからが長いのかな?
タワーダンジョン登場!
このタワーは、謎が深い。
次回は、物語の鍵となる過去のお話です。




