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005地球の重力

作者のアイです。


スマホだけしか使えない環境下で、なかなか誤字や脱字が訂正できない為に悩んでいます。


今回は、宿屋へ行くお話。

「ルークの町の、冒険者ギルド登録しました。

 他の冒険者ギルドでも、プレートが身分証明として使えます。

 何か不明なことがあれば、受付の横にある【冒険者のしおり】を読んでくださるか、質問して下さい。

 依頼は、受付の左側の大型掲示板に貼ってあります。

 依頼を処理すると、等級が上がっていきます。

 等級が高ければ、報酬も上がるので頑張って下さい。

 私は、キャサルと言います。

 よろしくお願いします。

 手数料とプレート発行代金で、銀貨10枚になります。

 プレートを紛失した場合は、再発行にならず新規登録になるので無くさないようにして下さい」


 まくしたてるような早口でキャサルが一気に喋った後に、ニコニコの営業スマイルを向けてくる。


 私の外見が強うそうだったが、ステータスが低かったので扱いが悪くなったイメージがある。

 早く処理したいような、雰囲気を感じる。


 空気を読んでいたが情報が少ないので、受付嬢のキャサルに、その後も詳しく冒険者の説明を受けた。


 全く休憩していない為、疲労と空腹が限界を迎える。


「近くの宿と食事ができるところはないか?」


「少し高いですが、この冒険者ギルドの隣に零封亭と言う食堂付きの宿がありますよ」


 手数料の銀貨10枚を金貨で払うと、お釣りが銀貨90枚であった。

 金貨1枚が銀貨100枚の価値のようだ。

 大楯の一部をナノマシンで変形させてスペースを作り硬貨を収納する。


 ギルドを出てすぐ隣の零封亭に入ろうしたところ、入り口の高さが2m程だった為に、身長2.2mの私の頭がぶつかって壊してしまう。


 いつもなら避けれるのだが、かなり心のゆとりがないのかな?と考えていると女性の大声が聞こえて来た。


「なにしてんだい!弁償しなさいよ!」


 白髪で赤い瞳の初老の肉付きが良いおばさんが、調理中だったのか鍋を片手にカウンターの奥で叫んでいる。


 カウンターの奥に厨房があり、一階は食堂になっていた。


「すみません。宿泊したいのですが?」


「朝昼夜の飯付きで銀貨1枚だよ。飯食わなくても値引きはないよ」


 10泊の銀貨10枚を払う。


「弁償代金で後銀貨5枚だよ。あんた、重そうだから階段が壊れそうだ。1階の奥の部屋を使っておくれ。鍵はこれだ。もうすぐ晩飯どきだから、鎧脱いだら食堂に飯を食いに来るといい」


 追加で銀貨5枚渡して、部屋に入りパワードスーツを体から解除した。


 パワードスーツの正面が割れるように開いて、その隙間から抜け出す。


 19年間を宇宙で生活してきた私に、地球の重力による体重が全身を襲う。


「立てない! 手をあげるのもやっと! ここまで重力って凄いのか!」


 床からほとんど、動けなくなってしまった。

 頑張ってベットまで移動すると、虫の息になってしまった。


 冒険者登録でもらったプレートに、表示された平均値より軒並み低いステータスが、正しい事を理解した瞬間だった。


 宇宙ステーションなどの無重力下では、普通に動けたのだが? 重力下で使用する筋肉がほとんど無いのか?

 これは酷いな。

 自分の体重分を背負って動かなくてはいけないという事だな。


 ベットの横に脳にインプラントされたチップから遠隔操作でパワードスーツを移動させて、冒険者登録でもらったプレートの解析をしてもらう。


 スーツの左手が液状化してプレートを包み込む。


『プレートは、ver9.1のナノマシンで作られています。結果を壁に投影します』


 パワードスーツから、プロジェクターのように光が出て、情報が壁に映し出される。


 その内容には、驚く事実が表示されていた。

やっと、冒険者プレートの謎が!

次回へ続く!


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人物紹介


キャサル


ルークの町の冒険者ギルド受付嬢

元は4級冒険者

女性 22歳 金髪 ショート 眼鏡 身長155cm 外見は16歳ぐらい 結構な胸が……ある。

天才魔術師と言われた事があったが、とある理由から休養中。

ジェスに対して好奇心を抱いている。




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