023白銀荷車
主人公のジェスです。
もう少しで、旅立つ為の準備が終わります。
今回は、荷車の改造で凄いものを作るお話。
2人がパワードスーツの練習をしている間に、荷車の改造をする。
荷車をいつまでも私が引いているのも変なので、帝国パワードスーツを4つほど持って来て、馬の形態に変形させる。
制御用の簡易人工頭脳の入れて、馬のシュミレーターの情報を入れる。
普通馬よりも少しデカイが、白銀のフルプレートアーマーの馬が出来た。
武器庫から装甲車を1台持って来て、荷車と融合させていく。
鋼鉄の車両にして、サスペンションをエアサスとバネ式の両方採用させ、外見は貴族が乗る様な豪華な外見にした。
パワードスーツ装着で大きさ2.2mの私でも、出入り出来る用に出入り口のドアも大型である。
4頭立ての豪華で、大きい白銀の馬車が完成した。
結構、製作に時間をかけたが2人が戻ってる気配がないので通信してみる。
「2人ともぉぉ もう行くよぉ」
「今戻る!」
零さんは、戻って来れそうだがラクアが不安だ。
「ええ!何処ですか?? なんで、みんなの声が聞こえるの?」
やはりラクアは、無理っぽい
「零さんラクア迎えに行って来てください」
「了解!最大出力で行ってみる」
向こうの森で音速を破る音と、衝撃が木々を空中に飛ばしているのが見えた。
しばらくすると、ラクアと手を繋いで零さんが戻ってくる。
2人とも飛行が上手くなっている。
戻ってきて、置いてある荷車を見てラクアが感嘆する。
「凄い立派な馬車ですね!」
「ラクアと一緒に買った荷車だよ」
「え!原型留めてないじゃないですか!」
「車輪が4個だし、車輪形状が面影ありますよ」
「は?? それだけ??」
「ジェスさんこれからどうします?」
零さんが今後の予定を聞いてきた。
「冒険者ギルドで依頼を受けて、モンスターでスーツ操作の練習してもらおうかと思ってます」
「それは、良いわね。この馬車は元荷車だったの?白銀荷車って感じね」
「どう見ても馬車ですよ...」
ラクアが納得しない。
元荷車の馬車に乗り込み、町へ移動する事にした。
かなりの速度が出るのだが、完璧なサスペンションの減衰であまり揺れない。
少しして町の入り口が見えてくる。
町の門番の止められた。
「身分を証明する物を出してください!」
「私だよ!」
「職人騎士さんじゃないですか! やっぱり貴族だったんですね! なんて立派な馬車なんだ!」
そういう訳では、ないんだが……立派に作りすぎた。
いつもの門番なので、顔パスで町に入る。
冒険者ギルドに着くまで、目立ちまくりであった。
馬の人工頭脳でオートで動いているため、御者がいない暴走馬車が走っているようにも見える。
白銀と真紅と緑のフルプレートアーマーを着た3人集団がギルドの受付にやって来た!
「ジェスさん、何事ですか? その2人は??」
「ラクアと零さんだよ。赤が零さんで、緑がラクア!」
キャサルが、驚いたように零さんに聞く
「零さん!冒険者に戻るんですか?」
「ジェスとラクアとパーティーを組む予定だ」
「真紅の聖騎士の復活!!」
キャサルと零さんって知り合い!?
「零さん有名人だったの?」
「有名どころではなく伝説ですね。1人で国落としとか、モンスター相手に無双してましたよ。私の魔法の師匠でもあるんですよ」
キャサルと零さんにそんな繋がりが!
「零さんがいるなら、特級の依頼まで受けれますね」
「え!零さんって?」
「特級ですよ。伝説の人ですから」
「う! 零さんに驚ろかされるの2回目だ」
「特級のパーティーになりますので、パーティ名どうしますか?」
キャサルが目を輝かして聞いてくる。
「良い名前が浮かばないな?」
「ラクアと愉快な仲間たち!」
「パーティー名は、特徴をだすものだから立派な荷車ができた事だし、白銀荷車でいいんじゃない?」
零さん答える。
「零さんがそれで良いなら」
私が合わせる。
「なんで白銀馬車じゃなくて荷車?」
ラクアが突っ込む。
それは、あの馬は馬じゃなくて荷車が自力で動いている感じだから、とラクアに教えたいが零さんと私以外で理解はできないだろう。【白銀荷車】にパーティー名が決まった。
パーティーの白銀荷車が結成されました。
次回は、依頼の中に凄い内容が!アクシデント発生!?
次回へ続く。




