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009奴隷と料理人

作者のアイです。


今回は、ジェスが奴隷制度を知って奴隷を買うお話。

 毎日、10級の仕事だけを処理して10日経過した。

 零封亭に、あと10泊分の銀貨10枚を追加した。


 日課の筋肉トレーニングで、宇宙空間の無重力によって衰えていた筋肉を地球の重力下で普通に歩ける筋肉迄に鍛える為に汗をかく。


 少し休んでからパワードスーツを装着して、冒険者ギルド掲示板に向かう。


 すれ違う街の人が声をかけてくる。


「職人騎士さん!おはようございます」


 すれ違う冒険者達が声をかけてくる。


「職人騎士さん!おはようございます」


 すれ違う子供達が声をかけてくる


「あ!職人だ!」


 受付のキャサルが声をかけてくる。


「職人騎士さん!おはようございます!」


 ジェスと呼んでくれる人がほとんどいない。

 町の人のイメージでは、職人!


 キャサルが私の活躍を周りに《職人騎士》として伝えて、破格で即時に作業を終わらせる職人としてすっかり町の人気者になってしまった。


 まぁ、噂がメインの情報源である町では、当然なのかもしれない。


 普通は目立てばゴロツキなどに絡まれるらしいが、

 外見がフルプレートアーマーの大男、重いもの持ち上げたり一瞬で穴掘ったりしているので、誰も絡んでくる人もいない。


 ほとんどの10級の仕事は、やり尽くした。

 今日は、依頼をこなさず街の外での依頼を受けるための準備をしようと計画する。


 武器や防具は、ナノマシンを再構築して作り出せるので、運搬用の荷車の確保と、連邦軍時代は戦闘しかしてなかった為に全く日常スキルが皆無なので、料理を作ってくれる人が必要である。

 町の外での食事の為に人材を探そうと思っていた。


 受付前まで、移動する。

「キャサルさん、料理人って何処で雇えます?」


「料理人を雇うなんて! 高価なフルプレートアーマーを装備してますし、ジェスさんは貴族さんだったんですか?」


 キャサルが驚いて聞いてくる。


「いや、料理をしたことが無いので、街の外の依頼をするなら必要かなと……」


「そういうことなら奴隷商会で雇うと良いですよ。日雇いなら安いですよ。ジェスさんが料理が出来ないって…ふふふ……」


 何故かニヤニヤしてるキャサルから、奴隷商会の場所を聞いて行く事にした。


 奴隷商会に着くと、皮の鎧を着たラフな姿の門番が2人いる。


「すみません、料理人が欲しくて来たんですが?」


 門番に待つように言われて、門から禿げている小柄な男が出て来た。


「お客様! 私はモロアという奴隷商人です。本日は、どの様ご用件で?」


「私はジェスという冒険者なのだが、料理人を探している」


「そういう事でしたら、こちらにどうぞ!」


 館の中に案内されて行くと、商談用の小部屋に案内された。


「詳しい条件は、ありますか?」


「料理が上手い事と、一般常識に疎いので頭が良い事ですかね?」


「では、隣の大部屋でお待ちください」


 大部屋に案内されて、少し待つと奴隷らしき2人の男性と、4人の女性を連れて来た。


 来た人がどれぐらい料理が上手いかなど、わからないので年齢が近い人を選ぶことにする。


 各自に年齢を聞いて行く。

 男性は、26歳と31歳で、女性は、18歳と23歳と24歳と30歳であった。


「18歳の人を雇いたいのですが」


「日雇いで銅貨55枚で、買い取りで金貨1枚ですかね」


 詳しくわからないが、金貨1枚はあるので買い取りでお願いしてみよう。詳しくは奴隷に聞こう。


「買い取りでお願いします」


 モロアが、私が即決したので、驚いた顔をしている。


「凄い決断力で驚きです。年齢だけで選ぶ方を初めて見ました。勉強させて頂いたので、手数料は無しの金貨1枚のみで良いですよ」


 手数料は別途かかるのか……

 料理人をゲットした。


 支払いを済ませて書面にサインをした後に、奴隷に関しての説明受けた。

 衣食住を保証する事、健康を保証する事、故意に怪我をさせない事、奴隷がした事は主人が責任を取る事。

 買い取り金額以上の貢献をした場合は、開放する事。


 住み込みで期間内の雇用をした上司と部下みたいな感じだなと考えていた。


 説明を受けるとすぐに、処理が終わったので奴隷と2人で奴隷商会を出る。

 18歳の買い取った女性と一緒に、零封亭に戻りながら自己紹介を始めた。


 目の前には、身長160cmほどの長髪の金髪で、青目の黄色のワンピースを着ている長髪の女性が歩いている。

 胸は程よくあり、歩行に合わせて揺れている。


「私は、ジェスと言う。君の名前はなんだい?」


「私は、ラクアと言います。」


 私を睨みながら答えた。何か怒ってる?


この世界の奴隷制度は、丁稚奉公レベルの住み込み契約社員のようです。

奴隷商会は、派遣会社みたいなものですね。


夜伽などは、どうなんでしょうか?

今後のお話に続く。


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人物紹介


ラクア

18歳 女性 身長161cm 金髪 青目 長髪 胸は程よく

16歳まで普通に育ち料理人を目指すが、頭が残念な人で騙されて18歳で借金を背負う。

借金返済の為、奴隷になる。


ジェスと契約中

【現在雇用条件】冒険に随行している際に、飯を作ってジェスに渡すと銀貨1枚

金貨1枚か銀貨100枚の稼ぎで解放


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