表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

NoFace

作者:鈴美 慎一
何故私はここにいるのか、
何故私はだだっ広い湖畔に立っているのか、
何故潰れた空缶のような顔をしているのか。

分からないが、恐らくそんな顔をしているだろうという憶測なのだ。
憶測というのにも理由がある。
現在、私の顔は写らない。
湖面にも、鏡にも、人にも。

写らないというのは霞むという訳でもなく有るべき場所が空白、まるで白の絵の具で塗りつぶしたように背景も写らず白く空いている。

私は、ついこないだまで普通の人間だった。
普通というのは曖昧な表現だが、
少なくとも顔はあった気がするんだ。

いや、もしかしたら今も人間なのかもしれないのだが…到底そうとは思えない。

私の身には一体何が起こったのか。
序章:空白の三年間
2015/01/15 20:21
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ