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星屑飴屋  作者: もっち
8/13

おじいさんと少年と水の惑星

新しい星を見つけた小さな飴屋さん。

おじいさんと少年の2人は、新しく見つけた水の惑星に到着しました。


「おじいさん、手分けして探そうよ。感動の飴に合うような材料をさ。…ね、おじいさん?」

「…あぁ、ごめんね。そうだね、じゃあ私はこちらを探すよ。君は向こうをお願い出来るかな?」


おじいさんは少し間をおいてから そう答えました。

いつもと違うおじいさんに 何かあったのか、と疑問を抱きながらも 少年は探索を始めました。


「そろそろかもしれんな…。」


少年が去った後、おじいさんは1人呟き ふらふらと材料を探しに向かいました。



「…おじいさん、見つけたよ!この星の噴水が炭酸水なんだ!これなら上手くいくかもしれないよ!」

「おぉ、すごいじゃないか!じゃあ、先に戻っていてくれるかい?少し探し物をしたいんだ。」

「?…うん、わかったよ。じゃあ、先に作っちゃうからね!」

「急いで帰るよ。頼んだからね。」


おじいさんは笑いながら少年を見送りました。その笑顔は、どこかさみしそうなものでした。



「…すごい、すごい!おいしくなぁれ、あまーくなぁれ!」

少年は飴屋に戻って 早速作り始めました。おじいさんが帰ってくる前に作って、びっくりさせてあげようと思ったのです。


「できた!…わぁ、綺麗だな…。」


出来上がった“感動”の飴は、ポップコーンみたいに弾けるような形をして、日にかざすとキラキラ虹色に輝きました。


「早くおじいさんに見せたいな!僕が初めて1人で作った飴…食べてほしいな。」


少年はおじいさんが帰ってくるのを楽しみに待っていました。


しかし、その日おじいさんが帰ってくることはありませんでした。

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