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おじいさんと少年
小さな惑星の小さな飴屋さん。
おじいさんは、また旅支度をしていました。
おじいさんが旅支度をしているとき、少年がやってきました。
「おじいさんの飴、みんなが喜んでくれていたよ。もう行っちゃうの?」
「うん、君が教えてくれた“静かな飴”もたくさん作れたし、もう私は満足さ。」
「…おじいさん。僕を一緒に連れて行ってよ。色んな飴が作りたい。おじいさんと一緒に旅がしたいんだ。」
少年はとても熱心に言いました。おじいさんはしばらく考えた後、少年と一緒に行くことを決めました。
「わかった、いいよ。でも、もう戻ってこれないかもしれないよ?それでもいいのかい?」
「大丈夫さ。僕にはまた帰ってこれる気がする。だから、その時のためにおじいさんと一緒に飴を作りたいんだ。」
「…そうかい、なら一緒に行こう。楽しくて長い、宇宙の旅をしよう。」
キラキラ輝く星屑の飴屋さん。
おじいさんは少年と一緒に、新しい味を探して旅をします。