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おじいさんと新しい惑星
おじいさんが出した新しい飴は、みんなに喜んでもらえました。
いつものようにおじいさんがお店を開いていると、少年がやってきました。
「おじいさん、新しい飴の味って僕の静かな気持ちのこと?」
「そうだよ、君が教えてくれたから出来たんだ。どうだったかい?」
「とてもおいしかったよ!僕、飴のお手伝いできたかな?」
「うん、たくさんしてくれたよ。ありがとう。」
「ううん、おじいさんも、いつもおいしい飴をありがとう!」
少年はにっこり笑うと、飴を買って帰っていった。
おじいさんは、新しい飴を作るのも悪くないな、と思いました。
新しい星に来た、小さな飴屋さん。
おじいさんは今日も飴を作っています。