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隻腕の斧少女と、転生者の旅  作者: Ao114535
第4章 ブレイピア決戦
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6.5話 彼の匂いが残る夜

4話でユウトの別れた後の話です!少しH要素あるので

苦手な方はスキップorブラウザバック推奨


ティナは部屋の扉を閉め、鍵をかけた。


いつも二人で泊まっていた宿の一室。

狭いベッドの上に、ユウトの匂いがまだ薄く残っている。


革の鞄、干し肉の袋、魔法薬の瓶……彼がいつも置いていた場所にそのまま置かれたままの荷物が、余計に胸を締め付けた。


今日から珍しく別行動だった。


「すぐ戻るからな」


そう言って笑った彼の顔が、頭から離れない。

ティナはベッドに腰を下ろし、ゆっくりと息を吐いた。

右腕がない肩が、いつもより重く感じる。

彼がいないと、こんなに静かで……寂しい。


「……ユウト」


名前を小さく呼んでみる。


声に出すだけで、胸の奥が熱くなった。


彼の匂いがする毛布を、そっと引き寄せる。

頬を寄せると、ほのかに残る体温のような温かさが伝わってくる気がした。


ティナは目を閉じ、毛布を胸に抱きしめた。

指先が、自然と自分の太ももに滑り落ちる。

衣服の下、布越しに触れるだけで、身体がびくりと震えた。


「……っ」


息が漏れる。

彼のことを考えると、いつもこうなる。

最初はただの仲間だったはずなのに。

いつからか、彼の笑顔を見るだけで胸が苦しくなり、

彼の声が耳に残って、夜眠れなくなる日が増えていた。


ティナは毛布を強く握りしめ、左手をゆっくりと下着の中に滑り込ませた。


「ユウト……」


指が敏感な場所に触れると、身体が勝手に反応する。

彼のことを思い浮かべながら、ゆっくりと円を描くように動かす。


彼が近くにいたら、きっと優しい声で「大丈夫か?」と聞いてくれるだろう。


彼の手が、そっと肩に触れてくれるだろう。

彼の匂いが、もっと近くで感じられるだろう。


「……あっ……」「んっ…」


小さな吐息が漏れる。

腰が自然と浮き、指の動きが少し速くなる。

彼の笑顔。

彼の訛り。


「アホか!」と笑いながら頭を軽く叩いてくれたこと。

「俺がおるから、安心せえよ」と、冗談めかして言ってくれたこと。


全部、全部、愛おしくてたまらない。

ティナは毛布に顔を埋め、声を殺しながら指を動かし続けた。

身体が熱くなり、奥が疼く。

彼の名前を、何度も心の中で繰り返す。


「……ユウト、ユウト……」


最後に小さく震えて、ティナは身体を丸めた。

毛布を抱きしめたまま、荒い息を整える。


まだ、彼は戻ってこない。


部屋の中には、彼の匂いだけが静かに残っていた。

ティナはそっと目を閉じ、

この熱が冷めるまで、もう少しだけ彼のことを想っていた。

ノリで作ってみましたw

あまり本編に関係ないかな…と思い、消そうか迷ってますw

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