6.5話 彼の匂いが残る夜
4話でユウトの別れた後の話です!少しH要素あるので
苦手な方はスキップorブラウザバック推奨
ティナは部屋の扉を閉め、鍵をかけた。
いつも二人で泊まっていた宿の一室。
狭いベッドの上に、ユウトの匂いがまだ薄く残っている。
革の鞄、干し肉の袋、魔法薬の瓶……彼がいつも置いていた場所にそのまま置かれたままの荷物が、余計に胸を締め付けた。
今日から珍しく別行動だった。
「すぐ戻るからな」
そう言って笑った彼の顔が、頭から離れない。
ティナはベッドに腰を下ろし、ゆっくりと息を吐いた。
右腕がない肩が、いつもより重く感じる。
彼がいないと、こんなに静かで……寂しい。
「……ユウト」
名前を小さく呼んでみる。
声に出すだけで、胸の奥が熱くなった。
彼の匂いがする毛布を、そっと引き寄せる。
頬を寄せると、ほのかに残る体温のような温かさが伝わってくる気がした。
ティナは目を閉じ、毛布を胸に抱きしめた。
指先が、自然と自分の太ももに滑り落ちる。
衣服の下、布越しに触れるだけで、身体がびくりと震えた。
「……っ」
息が漏れる。
彼のことを考えると、いつもこうなる。
最初はただの仲間だったはずなのに。
いつからか、彼の笑顔を見るだけで胸が苦しくなり、
彼の声が耳に残って、夜眠れなくなる日が増えていた。
ティナは毛布を強く握りしめ、左手をゆっくりと下着の中に滑り込ませた。
「ユウト……」
指が敏感な場所に触れると、身体が勝手に反応する。
彼のことを思い浮かべながら、ゆっくりと円を描くように動かす。
彼が近くにいたら、きっと優しい声で「大丈夫か?」と聞いてくれるだろう。
彼の手が、そっと肩に触れてくれるだろう。
彼の匂いが、もっと近くで感じられるだろう。
「……あっ……」「んっ…」
小さな吐息が漏れる。
腰が自然と浮き、指の動きが少し速くなる。
彼の笑顔。
彼の訛り。
「アホか!」と笑いながら頭を軽く叩いてくれたこと。
「俺がおるから、安心せえよ」と、冗談めかして言ってくれたこと。
全部、全部、愛おしくてたまらない。
ティナは毛布に顔を埋め、声を殺しながら指を動かし続けた。
身体が熱くなり、奥が疼く。
彼の名前を、何度も心の中で繰り返す。
「……ユウト、ユウト……」
最後に小さく震えて、ティナは身体を丸めた。
毛布を抱きしめたまま、荒い息を整える。
まだ、彼は戻ってこない。
部屋の中には、彼の匂いだけが静かに残っていた。
ティナはそっと目を閉じ、
この熱が冷めるまで、もう少しだけ彼のことを想っていた。
ノリで作ってみましたw
あまり本編に関係ないかな…と思い、消そうか迷ってますw




