ノイズが消えた日
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです（BGMのみ）。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル：ノイズが消えた日
びっくりした。
家の中にいても居るはずの
両親がどこにも居ない。
外に出ても、誰も居ない。
「…どうしたんだ。みんな。まるで俺1人じゃないか…」
本当に、デパートへ行っても、
ゲームセンターへ行っても
近くの公園に行っても学校に行っても、
ことごとく誰も居ないんだ。
街中で普通に
交差点を歩いて居ても誰も居ない。
誰かがやって来るような気配もない。
誰かがどこかで
たむろってるような気配もない。
どこかからやって来る気配もない。
ずっとシーンとしている。
音がない世界。
この世界、
これほど怖いものだとは思わなかった。
「どうしたんだよ！誰か出てきてよ！！」
どれだけ叫んでも自分の声だけが聞こえる。
歩き疲れ、
先の事を思い悩んだためか、
疲れが出てきて、俺はつい眠った。
すると夢の中で…
「ん？…あ、ここ俺の部屋…」
母「浩二〜、ご飯できたわよ〜」
「母さん…」
いつもの日常を見た。
なぜかさっきまでの現実を
夢の中ではっきり覚えていたから、
この夢の中の情景・風景を不思議に思う。
いつもの日常を夢の中で歩んだ俺。
外に出れば人がたくさん居る。
公園にもデパートにも学校にも人が大勢いる。
「どうなってんだろ…」
やっぱりさっき見た
現実のことが心の中に居座っており、
不思議だけを追い求める俺が居た。
そして1つの試みに出た。
「そう言えばさっき俺、見てなかったかも」
夢から覚めるように現実に戻った俺は、
すぐ起きてカレンダーと時計を見た。
「…やっぱりあの日のままだ」
「時計…まじかよ…進んでない」
秒針がずっと止まったまま。
カレンダーを確認しようと
携帯やテレビで見てみたのだが、
ずっと2月17日のまま。
2月17日って
もう過ぎたんじゃなかったっけ？確か…
そのとき一瞬、
残像のように現実を見た俺？
母「浩二…グス…」
父が母の後ろに隠れるようにして居り、
母は泣きながら、
周りに誰か人が
それなりにたくさん居たようだ。
一瞬でよく分からなかった。
でも俺はその光景を
それ以上考えたくなかった。
嫌な予感がしたからだ。
それ以来俺は、
この夢と現実の狭間で生きて居る。
「夢の中だけで時間が進んでゆく」
子供の頃に見たような、
この神秘的な
ロマンスの中に自分を押し付け、
無理やり納得する姿勢で。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=i_HZLBW8rzE
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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