表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ハエ

作者:

久方ぶりの詩です

屋上でタバコをふかしていたら

コバエが3びき寄ってきた

煙を吹きかけると、2匹は逃げて飛んでった

残る1匹はのらりくらりと

リズムを狂わせ飛んでいる

どうしたものかと悩んだすえに

その一匹を飼ってみようか


どこか懐かしいそのハエはいまだに飛んでいる

のらりくらりと私のように

居場所も探せず飛んでいる

どうしたものかと瓶を覗けど

これみよがしに飛んでいる


どこに誇りがあるのか知らずに

堂々と飛んでいる


何を思って飛ぶやも

何を思って逃げるやも

私の知るよしではないけれど

気まぐれそうに飛んでいる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
自分の場合、正直ハエは苦手です。自分の方に飛んできたら思わず跳ね除けてしまいそうになります。しかしこの詩を読んでいると、何だかそうは思えません。そこが不思議だと思いました。おそらく、ほとんどの人はハエ…
2024/12/04 13:41 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ