13
KP
「待ちに待った、と言っても過言ではないヒロイン(美少女)とヒーロー(主人公)の合流です」
PL3
「どうやって合流する?昼休みまで講義入れてる設定なんだけど?」
PL4
「じゃあ、昼休みに大学に着いて親友に慰めて貰う。って感じにみーちゃんにアタックします!」
PL3
「み、みーちゃん!?」
PL4
「未来ちゃんだからみーちゃん!」
PL3
「私の人生で、ちゃん付けされたのは初めてかな?」
PL4
「そうなの?私は友達みんなをちゃん付けしてるよ」
KP
「それだと、斎尾や近藤と友達になったらちゃん付けするとこになるな」
PL4
「レンちゃん……ドウ……ドジちゃん。完璧だね」
PL1
「お、俺がちゃん呼びされる……?うっ……( ꒪⌓꒪)」
PL2
「ドウちゃんじゃなくて、ドジちゃんだと?」
KP
「んー、死屍累々」
PL4
「早く皆と合流しないとね!」
PL3
「あはは……。先が思いやられるなぁ……」
KP
「御子神は何処にいる事にする?」
PL3
「じゃあ、食堂で」
PL4
「だめ!」
PL3
「え?なんで?」
PL4
「みーちゃんはアイドルなんだよ!襲われちゃうよ!」
KP
「(訳)御子神は美人です。人目が多いところに1人でいると、ナンパされます。親友の私が落ち着かないので単独行動はしないでください。って感じ?」
PL4
「いぐざくとりー」
PL1
「束縛系彼氏か?」
PL2
「タイトルは『彼氏な彼女』か?」
KP
「普通に本で売られてそうなタイトルだな。何処かにあるんじゃないか?」
PL1
「ジャンルは何になるんだよ……」
PL3
「レズ?」
PL2
「百合って言った方が印象いいぜ」
PL4
「なんで?」
PL2
「わからん。たぶん、文字がかわいいからだと思う」
KP
「尚、個人の感想」
PL3
「私はどうしたらいいの?ご飯は?」
KP
「外食か、弁当になるな。PL4を無視して食堂で食べる選択しもあるぞ」
PL3
「食堂で食べる」
PL4
「( º言º)」
KP
「草。ま、APP17ある美少女が1人で食べてたらナンパする馬鹿もいるだろ。<幸運>で判定するか」
PL3
「いいですよ。私、負けないんで。補正は?」
KP
「無しで」
PL3
「えっと、1D100……77です」
KP
「<幸運>30%だから失敗ですね。よし、張り切ってチンパンジーするぞ」
チンパンジー
「ねぇ彼女。独り?俺と遊ばない?」
PL2
「マジでやりやがったwwww」
PL3
「これってあれだよね。遊ぶ=ホテルだよね。キモい」
PL1
「まだいるのか?こんなナンパするやつ」
PL4
「KPがこんなナンパする人とは思いませんでした。殴っていいですか?」
KP
「ばかやろう!格好いいナンパ野郎が独りで食べてる時に話しかけるわけないだろ!だから、バカそうなチンパンジーを演じてんだろうが!俺のハートはボドボドだ」
PL2
「え?ナンパの対象って独りじゃないのか?」
PL1
「二人から三人のグループが対象だな。独りだと警戒されて成功しないからな。男の数よりも女の数が多ければ安心する確率が高くなるし、女性同士で相談できるという心理的余裕もあるから成功率は独りよりも高いぞ。成功すれば話して相手を知り、喜びそうな事をして、好感度が高ければ再度遊べるぞ」
KP
「手慣れてんな、やりち○王子」
PL1
「常識だ。ナンパに失敗する奴はただのやりたい野郎ばっかだぞ。俺は女と遊んだり話したりが目的なだけだ。やり目的の野郎にナンパされても嫌なだけだろ。ナンパされて楽しかった嬉しかった、と思われないとだめだろ。俺からしたら、このチンパンジーは糞野郎だ」
PL2
「俺の常識は古かった……」
PL3
「最近はナンパする(される)場所が大体決まってるよね。クラブとか、ある施設の一部分とか」
PL4
「そうそう。知らずにそういうとこ行くと、声かけられ過ぎて嫌になるんだよね」
PL2
「女性的には、ナンパする人に何を求めてます?」
PL3 PL4
『礼儀』
KP
「ナンパする人の大半が、相手の事を考えないで数打ちゃ当たるの感覚で声かけるからな。礼儀とか礼節をガン無視してるな」
PL2
「KPはナンパしたことあるのか?」
KP
「俺は……される側だ。ほんと糞」
PL1
「同性にナンパされるとか地獄だな」
KP
「ナンパから逃れる方法。逃げる。これしかない」
PL3
「そんな、ナンパから逃げるKPはナンパのロールプレイをどういう心境でしてます?」
KP
「チンパンジーをボコボコにしてくれの心境」
PL4
「了!」
森永
「待ちな。お猿さん」
チンパンジー
「あ?なんだテメー」
森永
「私はみーちゃんの友達だぁ!」
PL4
「KP!KP!<物理学>、<登攀>、<キック>を顔面に決めたらダメージどうなる!?」
KP
「なるほど、物理学で高効率なダメージを計算し、登攀で肩か頭部を掴みダメージの減少を無くし、キックで攻撃することで少しでも高いダメージを与え、追加ダメージが高い頭部に限定することで命を消し飛ばしたいんだな?」
PL4
「やれるだけやってみたい!」
KP
「<物理学>成功で追加ダメージ6。<登攀>成功で<キック>のダメージ1D6を1D8に変更。更に頭部指定による命中率減少を-30%を-10%に変更。頭部狙いによる追加ダメージ1D6。全部の技能成功で1D6+1D8+6じゃ!尚、<キック>が成功しないとダメージロール出来ないものとする」
PL2
「最大で20ダメージ……二人分のHPだぞ……」
PL4
「ふっふっふっ。やらせて貰うぞKP!<物理学>65%、<登攀>65%、<キック>50%-10%!おぅりやゃ~!」
22、8、83
PL4
「最後ミスったぁ……」
KP
「草。チンパンジーの頭が禿げてて滑った事にしよう」
森永はチンパンジーを一撃でミンチにするべく、物理学と登攀を併用し高ダメージを出せるようにしたが、肝心のキックを外してしまった。チンパンジーの頭が禿げてて汗でベトベトだったのが原因だろう。チンパンジーに攻撃は当たらなかった。だが、チンパンジーは戦慄した。もしも、禿げておらず汗をかいていなければ、自身の頭は床に落ちて割れてしまった鶏卵のように酷い事になっていたことを想像できてしまった。目の前の勇ましくも女性として魅力的な容姿を持つ女性は本気で自分を殺そうとしたのを理解してしまったチンパンジーは……。
チンパンジー
「う~~ううう あんまりだ…H E E E E Y Y Y Y あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!」
KP
「と、泣きわめきながら逃げ去った」
森永
「戦わずにして勝つ……。これぞ真の武術」
御子神
「いやいやいや。思いっきり攻撃したでしょ。外れたけど」
森永
「当たってないからノーカンだよ!」
御子神
「当てたら駄目な攻撃だったよ。今の……」
森永
「終わりよければ、全て良しってね!びくとりー!」
御子神
「はぁ……、友達やめたい」
森永
「何か言った?」
御子神
「ううん。何でもないよ」
森永
「ならよかった。みーちゃんは私が護るからね!」
PL4
「満足なり~」
PL3
「友人が軽はずみな行動で人を殺しそうになった件ってタイトルでなろうにありそうだね。いっそ、書いちゃう?」
KP
「著者は御子神な?」
PL3
「モデルは森永……殺しそうになったじゃなくて、殺したになりそうだね。この先」
PL1
「獄中エンドが見えるな」
PL2
「弁護士の卵が初めて法廷に立つのが自分の案件とかヤバすぎ」
KP
「それで勝ったら強い」
PL3
「お願いだから、犯罪はしないでね?」
PL4
「あぁ……。人はなぜ罪を犯すのか~。それは……」
KP
「はいはい。続きやりますよ」
PL4
「えぇ~!まだ言ってる途中なのに!」
KP
「いやいや、もう十分駄弁っただろ?導入が未だに終わっていないなんて作ってる時は思いもしなかったからな?」
PL1
「あ、やっぱり遅いのかこれ」
KP
「時速1kmの速度で100km先の目的地に移動してるみたいなもんだ」
PL2
「うっわ……。単純計算であと100倍の時間は掛かるわけか」
いやー、危なかったです。
キックが成功していたら、冗談抜きで殺れてましたね。
獄中エンドが確定しなくてよかったですよ。