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クトゥルフTRPG !!~妄想卓~  作者: こずみっく神
シナリオ「見るな観るな診るな」
12/15

12


 PL2

「ごめん、ただいま……」

 KP

「おかえり。こっちも今終わったところだ」

 PL2

「なにが?」

 PL1

「ドカポ○やってて一位はPL4に決まったんだよ。強すぎだろ……」

 KP

「二位はPL3、三位は俺、四位はPL1だ。PL3には作戦で負けてたから納得出来るけど、PL4はいつの間にかトップになってて何で負けてたのかわからなかったから納得出来ん……」

 PL3

「あれは才能というか運というか……なんだろ?」

 PL4

「ハァーッハッハッハッ!私が神だー!」

 KP

「どこぞの神(自称)を思い出すな」

 PL3

「ウィルス注入しとく?」

 KP

「PL2が帰ってきてるし、クトゥルフの続きするぞ」

 PL1

「セックスセンスで止まってたな」

 PL2

「うっ……」

 PL1

「無かったことにしてやり直すか?それともいつものような対応をすればいいか?」

 PL2

「やってしまったものは仕方ない。対応してくれ……」

 PL1

「わかった、KP続きやってもいいか?」

 KP

「いいぞ」

 斎尾

「なんだよ、セックスセンスって。それを言うなら、シックスセンスだろ」

 近藤

「そうともいう(cvじゃがいもの5才児)」

 斎尾

「無駄に上手い声真似してんじゃねぇ。で、なんだよ。また交ぜろとか言わねぇだろうな?」

 近藤

「わかっているじゃないか。親友」

 斎尾

「はぁ……、金は出さねぇぞ?いいんだな?」

 PL2

「なぁ、俺の年収っていくらだ?」

 KP

「そういえば、決めてなかったな。フォロワー3億いるし、1D10^1D6万にするか」

 PL3

「それだと、1D6の方で1か2が出ると生きていけないほどにならない?」

 KP

「生活費やらなんやらを引いて毎年貯金できるor自由に使える金額という事にすれば問題ないだろ」

 PL2

「なら、振るぜ!唸れ!俺のダイス!億万長者にしてくれぇー!」

 PL1

「こいつ、心の底から叫んでる……」

 PL2

「2と1……」

 KP

「毎年、自由に使える金額は2万円……すっくね」

 PL4

「フォロワーいるんだからYou○ubeで稼ご?」

 PL2

「あぁ……あぁ……」

 KP

「まるで貧乏学生だな。ついでにPL1も振っとけ」

 PL1

「あいよ。10と4だな」

 PL4

「1億円だね」

 KP

「それだけあって、近藤に金出してやらないとかケチだな」

 PL1

「世の中、やりたい仕事をしてるやつは低賃金でやりたくない仕事をしてるやつは高収入になるんだよ」

 KP

「んー、同意」

 PL4

「私たちは振らなくていいの?」

 KP

「学生設定だからいいだろ」

 PL4

「えー、豪遊したーい」

 KP

「ノーだ」

 PL3

「まぁまぁ、もう財布がいるんだしいいじゃない」

 PL1

「財布って俺の事……か?」

 PL2

「おい、財布。金無いから、奢ってくれよ。叙○苑な?」

 PL4

「私はガ○トでいいよ。端から端までって注文してみたかったんだ」

 PL3

「こらこら、3000円までにしなさい」

 KP

「みんな容赦なく奢らせようとしてて草」

 PL1

「ゲームだけの話だよな?」

 KP PL2 PL3 PL4

『………………』

 PL1

「お、おい?」

 KP

「さて、続きやるか。なんだっけ?斎尾が近藤に金出さないぞって言ってた所だよな」

 PL2

「おう!いかせてもらうぜ!」

 近藤

「えー、いいじゃん。100万ぐらいくれよー。親友さまー」

 斎尾

「率先して肉盾になるなら出してやってもいいぞ。負傷したら労災としてやろう」

 PL3

「ゲスい」

 PL4

「みーとぅー」

 KP

「正義感溢れる里見蓮○郎とは似ても似つかない糞野郎」

 PL2

「ふっ……」

 PL1

「わかったよ!協力料として100万だすよ!」

 斎尾

「ま、冗談だ。成果があれば100万出してやるよ。今月も厳しいんだろ?」

 KP

「今さら」

 PL2

「優しくしても」

 PL3

「もう遅い!」

 PL4

「貴様は、既にゲス認定されているのだ!」

 PL1

「そん、な…………orz」

 KP

「PC達は生きているんだ。PLの言動一つ一つで性格や感情と作られるんだ」

 PL1

「斎尾を……魅力の無いキャラにしてしまった」

 KP

「そんなこと無いぞ?」

 PL1

「慰めるなよ。こんな無愛想な奴のどこに魅力があるっていうんだよ」

 KP

「親戚に探偵がいて、探偵になったってことはその親戚と仲が良かったか、早く独り立ち出来るから探偵になったのかって設定が生える。悪徳警官みたいな目暮警部が親戚でわざわざ斎尾に依頼してくるってことは少なからず斎尾を気にかけてるって事だ。こうなってくると、斎尾は親、又は実家との仲がよろしくないのが想像できる。21歳で1億円も自由に使えるって事は他の人がやりたがらない仕事をしてるってわかるし、そうなってくると友人は少ないもしくは、人付き合いがよくないのが見えてくる。単に性格が悪いって判断する人もいるだろうが、特徴で[動物に好かれる]と[ペット]があるのを考えると、人に理解されにくいだけで根はいい人だとわかる。あとツンデレの可能性を秘めている。こんなに設定豊富な良キャラはなかなかいないぞ?」

 PL1

「よく思い付くな。そんなの」

 KP

「TRPGやってれば身に付く技能だ。特にGMやKPといったゲームマスターをやってると身に付きやすいぞ。いろんなキャラが見れるし、作れるからな。プレイヤーの時は自キャラだけ考えててもいけるけどマスターは全部見て考えないと詰むからな」

 PL2

「それ聞いた後だと、GMとかしたくなくなるんだが?というか、出来そうにない」

 KP

「俺だって最初は嫌だったぞ。周りに経験者がいなくて、興味がある奴等ばっかり。誰もKPをやろうとしないから遊べず。それで、遊ぶためにKPを始めたんだ」

 PL3

「その言い方だと、KPはPLを体験せずにKPをやったって事?」

 KP

「いえす」

 PL1

「凄いな。普通、初心者は何処かで経験するものじゃないか?」

 KP

「どうなんだろうな。俺はニ○動でクトゥルフ神話TRPGを観てたから、何も知らない初心者って訳では無かったからな。クトゥルフとかシノビガミがTRPG初体験って人は結構いるんじゃないか?」

 PL4

「私はこう思うんだけど、KPやる人には想像する才能が必要だと思うよ?いくら経験を重ねても想像出来ない人がKPすると単調でつまらない物になるし。酷い所だと俺様キーパリングとかあるし」

 PL3

「クトゥルフの描写って小説みたいに細かく書かれてたりしてる所とかあるしね。そもそもクトゥルフ神話って1人の作家が作り上げた作品じゃないから多様性があって、想像力が無いと理解できない部分が多いよ」

 PL2

「要するに、KPやるには才能が必要って事だろ?」

 KP

「いや、才能じゃなくて。皆が等しく持っている[理解する力]と[考える力]があれば出来るぞ。最初は失敗するだろうけど、そんなの当たり前で。失敗して学んでいくんだから考える事を止めなければ問題ない。その俺様系の人も考える事を止めずに続けていけばその人にしか出来ない上手いキーパリングがあるかもしれないぞ。そう考えると、下手なキーパリングしてる人でも楽しんで絡んでいけるぞ」

 PL1

「そう考えれるだけでKPは心が、思考が恵まれてる側の人間だよな。そこが豊かじゃない人間って切羽詰まった生き方してるし」

 KP

「そろそろ戻らないか?途中下車どころか路線バスに乗ってる勢いで擦れてるぞ」

 PL2

「そうだな、斎尾はツンデレさんということにして……俺はなにキャラだ?貧乏キャラとかパッとしないしな」

 PL1

「ツンデレ路線でいくのかよ」

 KP

「プレイ歴が短い間はPCはPLの性格とほとんど同じになるぞ」

 PL1

「その理論だと、俺はツンデレって事になるんだが?」

 KP

「…………」

 PL2

「フォロワー3億いてなんで貧乏なんだ?こいつ」

 KP

「イメージ元の兵藤○誠がおっぱ○ドラゴンっていうヒーローしてるの知ってるよな?」

 PL2

「おう!悪魔の子どもに人気の番組でヒーローだろ」

 KP

「原作だと悪魔の子どもに留まらず老楽男女に愛されてるけどな。で、会場(特撮)に入れなくて泣いてた子どものファンにファンサービスしたりしてるシーンがあるんだよ。お前のキャラ、子供を笑顔にするためにエンターテイナーになったって紹介の時に言ってたろ?収入の大半を孤児院とかの施設に贈ってる事にすれば違和感なくなるだろ」

 PL2

「近藤は超絶善人……元のイメージがおっぱ○星人だから思い付かなかったわ。そうするわ。年収って言わなかったのはこのためか?」

 KP

「可能性としてあったから、調整が効きやすいように自由に使える金額って事にした。手元に来る前に引けば、引いた金額は自由に出来ないお金。意味を持たせるお金としてはピッタリだろ?」

 PL3

「あれだよね。KPはいろんな所に伏線を作っておいて必要になったら使うって感じだよね」

 KP

「後で調整しなくてもいいから楽だぞ。テクニックの1つだ。覚えておくといい」

 PL2

「近藤が斎尾探偵事務所?に行けば合流成功だよな?」

 KP

「そうだな、近藤の仕事は数日は入ってなくて暇だったっていう事にするか?」

 PL2

「そうするぜ」

 近藤

「あんがと。それじゃ、事務所に入るぞ?」

 斎尾

「おう、来い……。待て、入るってどういうことだ」


 ガチャ


 近藤

「既にドア前まで来て、待機していたのだ!」

 PL1

「こいつマジかよって顔しとくわ」

 KP

「無事に合流出来たので、次は御子神と森永の合流するか」



導入という袋小路から抜け出せません。

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