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お年玉を貰うまで

作者: いばらぎ

今年はこんな感じでした。

目を開ければ、灰色の天井。

 昨日より新しい太陽は、明日よりも新しい。東から西へと全てのものを照らせば、その光は一年の終わりが終わったことを告げる。既に新年の挨拶を済ませた人々も再び、新たな年を祝うことになる。

 光が家々を照らし始める頃、光はこの部屋の二つの窓をそれぞれ通り抜けて、水色のカーテンを透かし、灰色の天井をほのかに水色く染め上げる。

 全く寝た気のしない目覚めでも、この日だけは嬉しく感じる。

 そう、元旦。

 とにかく着替えようとクローゼットの方に向かう。カーテンを開けるついでに何故か窓も開けたくなった。寝る前に月を探そうとした時は曇っていたが、今朝は雲一つない晴天だった。部屋の中とそう変わらない空気で深呼吸を数回。

清々しい気持ちに満足するとクローゼットの1番下の段を引き出す。

 しかし底には冬らしい長ズボンも長袖のシャツもなかった。

 服を取りに一階に降り、台所の方で朝ご飯の準備をしている母と何かあったかい飲み物を注いであるカップを片手にテレビを見ている父と朝の挨拶を交わし、黒いトイプードルに首の辺りの皮脂を捧げる。でも、実際に犬が何をしているのかはわからない。

 ともかく、あったかそうな服を取り、そのままここで着替えようか数秒考えて、自分の部屋で着替えることに決めた。

 

これってエッセイじゃないですよね。

純文学ってなんですか?

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