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第8話 長い道の始まり
第8話 長い道の始まり
(ナ):迫間谷の合流から約1週間、なかなか
渋野木の跡が見つからずかなり疲れ果てて
いる一行。
(龍):おい!場所は分からないのか?
(貴):A県ということだけしか分かりません。
(龍):何?県しか分からねぇだと?
(龍と貴以外):(やばい、怒らせた!)
(龍):それだけわかってりゃあ上出来じゃあ
ねぇか。
(貴):渋野木教授は富士川原大学の教授なので
A県だと思われます。
(龍):そうか。なら、それに乗っかるしか
ないな。
(貴):世界は荒れ果てていますが、場所は
変わってないはずです。車などがない間は
歩くしかないですね。
(龍):今まで車は見つからなかったのか?
(貴):ある事にはありましたが、どれも
使えないです。
(龍):そうか。仕方ないな。
(ナ):車もない中かなりの距離を移動しなければならない。波原からA県までは
約20000km。歩きでも休まず行けば
大体半年くらいでつくが、休みや睡眠、
食事等を考えると1年近くかかる。
さて、どうしたものか。1週間経ち、
渋野木の研究所まで、後19720km。
次回、2115年に生きる者たち。第9話
終末の楽しみ。
第8話 完




