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2115年に生きる者たち  作者: 斗毛利大
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第5話 研究の面影

第5話 研究の面影


(貴):戸坂さん、どんな所ですか?

(戸):かなりボロボロなんだけど、造りは

頑丈にみえる建物だよ。

(貴):大きいですか?

(戸):まあまあかな。

(愛):家くらいかな。

(貴):へ〜。


(戸):着いた。ここだよ。

(貴)(ね):おお。

(彩):(なんでハモってるんだよ。)

(戸):入るぞ。

(貴):広いなぁ。何人かに分かれますか?

(戸):そ、そうだな。あまり良くはないが。

じゃあ、愛奈ちゃんと紗季ちゃんのペア、

ねねちゃんとののちゃんのペア、俺と彩華

ちゃんのペア、貴哉くんはゾンビへの警戒をしてて。

(戸以外):はーい。


(ナ):こちらは愛奈紗季ペア。

(愛):ずいぶん廃れてるわ。

(紗):あれ何?

(愛):あれ?あれは……、割れた皿かな?

(紗):ふーん。


(ナ):こちらはねねののペア。

(ね):なんか寒くない?

(の):そう?うぅーん?まあまあかな。

(ね):プルプルプルプル。

(の):落ち着いて、ねね。


(ナ):こちらは彩華戸坂ペア。

(戸):ここは……研究所みたいだなぁ。

(彩):これは、書類?何が書いてあるかな?

……………!(え?何これ、貴哉くんについて

書いてある。ゾンビと貴哉くんの関係が。)

(戸):何かあった?

(彩):(あ、どうしよう。まだ言わない方が

いいかも。)何もないです。

(戸):そうか。

(彩):(この資料、見れば見るほど貴哉くんの

行動に納得がいく。)


(ナ):合流直前の貴哉サイド。

(貴):(ゾンビの跡がある。この荒れ方はゾンビが来た跡だな。しかも中から出てきたようにも見える。……つまり、造ってたのか。

誰かが、ゾンビを造りこの世界に変えたのか。俺の事も。)


(ナ):合流。

(戸):何かあった?

(愛):非常食の乾パンがありました。10個

ですが。

(戸):おお。

(紗):私が見つけたんですよ。

(戸):いいね。

(ね):こっちには何もないです。

(戸):そうか。こっちも特になかった。

(貴):ゾンビはいなかったが、ここでゾンビが

造られていたみたいですよ。

(貴以外):え〜〜〜!

(ゾ):グォー!ウォー!

(戸):うわっ!出た!

(彩):貴哉くんの後ろに行きますよ!

(彩と貴以外):はい!

(貴):一匹だけか?一匹だけなんて珍しい。

おりゃ!あぶね!とりゃ!

(ゾ):ウォ!

(貴):あ、やっぱりいた。でも逃げたか。

(あいつ、仲間を囮にして様子を見たのか?

頭がいい奴もいるのか。)皆!もう大丈夫

ですよ!

(戸):OK、貴哉くんやっぱり凄いな。

(彩):(貴哉くん、どれくらい分かってるん

だろう。ゾンビを倒せる理由と食べる理由。

そのうち聞いてみるか。)

(ナ):場面は変わり、とある研究所。1人の

研究者が数匹のゾンビを牢屋に閉じ込め、

観察していた。

渋野木聡太(渋):素晴らしい!こんなにも

成長するとは……!

進化ゾンビ(進ゾ):ウォッオッオッ。お、俺。

(渋):おお。俺と言ったぞ。

(ナ):渋野木の目的は何なのか。何故ゾンビを

創ったのか。そして俺と言ったゾンビは

他のゾンビとどう違うのか。次回、2115年に生きる者たち、第6話、確実なこと。


第5話 完

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