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2115年に生きる者たち  作者: 斗毛利大
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〜Messiah or Destroyer〜

第1話 ゾンビワールド


ナレーション(ナ):2115年、世界は動く屍

"ゾンビ"により破滅していた。この世界には

法や文化、国なども成り立っておらず、

もはや人間の住む世界とは言えない。

元の世界を取り戻すため残された者たちが、

動き出す!


篠崎ねね(ね):彩先輩。もう何も食べてないんですけど、どうしたらいいんですか?

山本彩華(彩):しょうがないじゃない。こんな状態じゃ何も見つからないわ!

篠崎のの(の):そこで争っても何も見つから

ないですよ。二人とも。

(ね)(彩):わかってる!

真田愛奈(愛):落ち着いてください。あれが

来ちゃうかもしれないので。

真田紗季(紗):言っても無駄だよ。まな

お姉ちゃん。ねぇ、戸坂おじさん。

戸坂元治(戸):まあ、そう言ってやるな。

みんなこんな状況でかなり参ってるからな。

(彩):そもそも、私達をおじさん1人で守り

きれるんですか?

(戸):まあ、大丈夫だよ。

ゾンビ(ゾ):ウォー!ウォー!

みんな(皆):うわぁ〜!

(彩):ほら、おじさん!どうにかしてよ!

(戸):お、お、お、おう。やってやらぁ。

おりゃ〜。

(ナ):効いてないようだ。

(ね):全然やられてないじゃないですか!

(戸):わ、分かってるよ!

誰か(?):おりゃ!たりゃ!そりゃ!

(皆):(誰だ?かなり強い。)

(?):大丈夫でした?

(彩):……!貴哉くん?がゾンビ?

(愛):たかちゃん?

(紗):たか兄なの?

(ね):え?違うよ!ゾンビだよ!

(の):ゾンビ!ゾンビ!逃げなきゃ!

(戸):これは貴哉くんがゾンビになったって

事だと思うから、逃げなきゃ。

(彩):仕方ない。逃げますよ!

真田貴哉(貴):(やばい。この姿で顔見知りに

会ってしまった。皆は困ってるし、

嫌がってる。とにかくここを離れなきゃ。)

(ナ):再会した真田貴哉と山本彩華らは嬉しいはずだったが貴哉の半分の見た目がゾンビの

ようにおぞましかったため逃げるように

別れてしまった。何故貴哉はゾンビのように

おぞましい姿になってしまったのか。


(ね):あ〜。貴哉先輩もゾンビになってた

なんてもう私生きてられない。

(の):私も。ねね、どうする?

(ね):のの姉、もう何もやらない。

(彩):ショックだったのは分かるけど、

落ち着いてよ。

(ね):彩先輩は良いですよね。別に何も

思ってないから。私達は貴哉先輩が好き

だったんですよ!

(の):分かりますか!この気持ち!

(愛):ちょっと!私達は家族なのよ。

何勝手に言ってくれてるの!

(紗):う、うぇーん。たか兄ぃ〜。ゾンビに

なっちゃったよ〜。

(戸):みんな、言い合っても何もないよ。

落ち着いて、現状を把握しなきゃ。

(ね)(の):分かりました。

(彩):仕方ないわ。

(愛):わ、分かってはいるけど……ね?

(紗):ぐすん、ぐすん。

(愛):さきちゃん、よしよし。

(戸):(はぁ。元々、俺がしっかりしなきゃ

いけないんだけど、現状が、悪くなって

来たな。対処仕切れるかな。貴哉くん、

ゾンビって悲しいな。)

(ナ):喧嘩が絶えない彩華ら、唯一の大人

戸坂はまとめきれるのか。そしてゾンビの

ような見た目が混じった貴哉に一体何が

あったのか。先程の力は何だったのか。

ゾンビが蔓延る世界というだけで謎なのに、

新たなる謎が。次回、2115年に生きる者たち

第2話、再会と驚き。


第1話 完

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