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#3

######### 3


「あーあ、昨日は失敗したなぁ。」


対価が寿命かもしれないのに、召喚の簡略化にのめり込んじゃったんだよねー。


眠い時にやるもんじゃないねー。


「ま、寿命が減るからせっかくの魔法も使用できません。なんて事になってもつまらないだけだからいっか。実際違うみたいだし。」


途中でインプを召喚できなくなったんだけど、MP切れ以外なさそうだったし、周りからMP吸収!みたいなことやってたら本当に回復したみたいで、また召喚できるようになったんだよねー。


「MPと寿命を消費している可能性もまだあるけど、もうけっこうやっちゃったし、もういいかなーなんて?」


ダンダダン

ダンダダン

ダンダダン

ダンダダン


「チッ、来たか。道路族め。」


お家に帰ってゲームでもしてろ!


「なんですぐ近くにある小学校や公園でやらない?」


たまにミスって隣の家の使わなくなった田んぼにボールが落ちて、勝手に取りに入ったりする。


普通お詫びの一言とか言いに行かない?見ているだけでむかつく。


「ろえうぃじょろ。ちょっと、あいつをからかって来て。」


私はそう言いながら静かに窓を開けた。


召喚したインプが音もなく窓から出て行った。


召喚の簡略化の結果、必要なのは明確な召喚の意志とさっきの呪文とMPだけかな?って結論になったんだよね。気が付かないうちに何か消費してないといいけど。


それと、なんでかマスターマスター言わなくなった。あと、


道路族の少年「う、うわぁああああ!」


「あは、あははははは!超ウケル!ざまぁみろー!」


道路族が大慌てで逃げていった。


「おつかれー、帰っていいよー。」


あーおもしろい。


でも、これで他人にもインプが見えるって事が分かったし、一石二鳥だよねー。


「子供だけってパターンもあるけど、それはわりとどーでもいーかなー。」


私以外に、インプを召喚してイタズラしている人がいない可能性が高いって事だよね。


何の魔法を使うにしても、有効的に使おうとすればするほどバレるし。


「じゃぁ次は、別の魔法の開拓かなー?」


最重要は・・自己防衛力の強化にしよう。


見つかって研究所送りになったら嫌だからねー。


それに、召喚以外の魔法も使えたら面白いよね!


「一番手っ取り早く強くなれるのは・・・身体強化だね!」


ちょっとやそっとじゃやられない防御力が無いと暗殺が怖いし、


戦車とかそういうのが敵になったら攻撃力が無いと困るよね。


それに、ばびゅっと空高くジャンプできるようになったら強いんじゃないかなぁ、たぶん?


「えおqsdlhぱそだpさfえだdpq」


「khsかおskだkfぽえgぺmqgbんさかじぇ」


ん?なんかすごい力が?


「やった、もうできた!お、おー!すごい!」


ミシッ


「あ、やばいやばい。床の張替はちょー高いから・・大丈夫?よかったー。」


ちょっと動いてみただけでこれって相当すごいんじゃない?


やっぱ私、オカルト力高いなー。


「この調子で呪文を開拓しよー!おー!」




由香さんインプでイタズラする。


ついでに、由香さんの性格の悪さが早くも露呈。



とりあえず、12話ほどできているので、そこまでは連続で登録する予定。

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