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「ダンマスを増やそう。」
ダンマス1号はたぶん役に立ってるけど、富士山頂に建てたせいであっちに行くマスゴミが少ない。
「私は届いた鳥の置物に命を吹き込む作業で忙しいのに、本当に鬱陶しいよねー。」
前より家に押しかけてくる奴は減ったけどさー。
私がよく行く店とかで待ち構えてるんだよね。
なにが すいませんちょっといいですか だよ。
「良くないにきまってんだろーが!」
聞くのはタダ?
お前らの相手に費やす時間なんてない!
「はぁ、次はもっと迂闊そうなやつにしよう。」
私の代わりに目立つんだよー!
そして、厳選な抽選の結果、佐藤 修吾さんが当選したよー。
迂闊な奴?
数撃てば当たるよねー。
「どっちにしろ、ダンジョンなんて珍しくないくらい増えればマスゴミもいなくなるし、魔道具をばら撒くのもカンタンになる。一石二鳥だねー。」
未実装だけど。
ゴブリンに勝てる人は少なそうだし、宝箱にでも入れた方がいーかなー。
宝箱用意するのめんどいなー。
かといって、普通の木箱やそのままごろんはちょっと手抜きだよねー。
宝箱かー。
いちいち仕入れてたら納期とか値上げとかめんどくさそう。
また1個つくって増殖部屋に置くかー。
「なんか、職人とか欲しいね。」
配る用の1品物とか作る時にさー、どこそこの店で売ってるやつとデザインが同じだ!とか言われるとなんかヤじゃん。
この職人に作らせたものに付呪してたまに宝箱に入れたらレアアイテムみたいで良くない?
絶対いい。
「よし、召喚しよう。」
きっとドワーフ的な奴を召喚できるはず!
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「あぽくいがさあふぇうぇが」(ドワーフ召喚)
とりあえず練習中に出たやつ含めてドワーフが3人になった。
「あんたたち、言葉わかる?」
ドワーフ「「おう」」「はい」
おー、しゃべれるんだー。
「なにか使える呪文は?」
ドワーフ「ありませんぜ。」
所詮ドワーフかー。
「じゃぁ、宝箱作ってくれない?とりあえず1個必要なんだけど。」
ドワーフ「わかりましたぞ。材質は何にしますかな?」
「材質かー。とりあえず木で。」
まだ、ゴブリンしか出ないようなダンジョンがメインだからねー。
ドワーフ「わかりましたぞ。それで、作業場はどこですかな?」
ん?
あー、作業場ね。
うんうん、知ってる。ハンマーとか焼き入れするやつがあったり、炉が置いてあったりするところね。
「用意してないなー。」
ドワーフ「さすがにそれでは作れませんぞ。」
「とりあえず、作業場から作って。」
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
私はドワーフ3人を連れて火事場予定地に転移した。
「ここが予定地ね。」
「いえじがかれしじょいげ」(分身)
「「いえじがかれしじょいげ」」(分身)
「「「「いえじがかれしじょいげ」」」」(分身)
「「「「「「「「いえじがかれしじょいげ」」」」」」」」(分身)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
<だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ>(金属スライム召喚)
分身解除っと。
「材料はこれから取って。あ、そうだ。」
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
私は増えていた農業タイルを召喚した。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
裏山の杉の木を1本転移。
この枝を植えてー。
杉の木の枝があっという間に杉の木になった。
「木材はこれで調達して。私はちょっと仲間を増やしてくるから。」
ドワーフ「いやぁ、ちょっと待って欲しいぞ。」
「なに?」
ドワーフ「木材は乾燥させたり加工したりしないと使えないから時間がかかるぞ。」
「はぁ、めんどいなー。」
私は成長した杉の木を引き抜くと、おもむろに神々しい一撃を杉の木に放った。
大気が揺れ、杉の木の水分が全て消し飛び、ドワーフたちが尻餅をついた。
杉の木自体は何ともない。
「とりあえずこれで。」
ドワーフ「あ、ああ。」
私は今回の抽選に当たった・・・えーっと、佐藤 修吾さんの所に行こうかな。
由香さん、ドワーフを持ち込む。
ついでに、神々しい力を見せつける。
呪文を並べると簡単に文字数が稼げる説




