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「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
害人を召喚―。
何か言ってるけど聞き取れないからスルー。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
武器をプレゼントしてー。
「あそいえごほえ」（ゴブリン召喚）
雑魚代表その１のゴブリンをどーん。
「はい二人とも戦ってねー。」
ゴブリンが素早くおっさんを殴り倒しちゃったねー。
魔物の方が順応速いから、何度やってもダメかな？
ゴブリンは人間食べないんだね。インプより使えそう。
害人が何人になったらゴブリンに勝てるかな？
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
とりあえず3人で。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
そろそろちょうどいい武器がないなー。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
「血だらけだけど、それで戦ってね。大丈夫、まだ使ってないから。」
既に死体が転がってたから、害人たちの反応が速いねー。
先走ったおっさん1号があっさり返り討ち！
その隙をついた2号の攻撃でゴブリンが軽傷！って、軽傷？
モンスター堅いなー。
3号は後ろで震えてる・・・使えない・・・。
態勢を立て直したゴブリンが2号を豪快に打ちのめして勝負ありかなー。
ゴブリンが3号をいたぶって遊び始めた。やっぱゴブリンってそんな感じなんだねー。
「ふぉくぉえをるぃじぇれけせじょふぁいむお」（影竜召喚）
「武器以外処分して。」
影竜が死体とゴブリンを片付けた。
「やっぱり影竜は便利だねー。それにしても、3人でもダメかー。ゴブリンのステータス、弱いだったけどなー。」
平均的の方が下かー、わかりづらい。
これ以上弱いモンスター探すのめんどいし、もーいいや。
「人型モンスターなら魔道具持たせれるし、自衛隊なら倒せるよ、きっと！」
一般人は・・・数揃えるかいい武器を買ってね。
配置数は少なめにしよっと。
「さぁ、ダンジョン計画始動だー！！」
「地味。」
津波のガレキ跡にダンジョンコアと壁を転移で送って、配置連打してるんだけど・・・。
「ものすごく地味。」
DPのやりくりとかなんも無いし、ひたすら地味。
めんどい。
なんていうかー、ブロックを配置して拠点とか家とか作るゲームあるよねー？
あれの、土台をひたすら作ってる感じ？
なんでこんなに広く作ろうとしてしまったんだろう・・・。
今更やめると変な感じになるし、出来栄えが悪くなるからやめられない。
そんな時ない？
あるよねー？
「今がそれ。」
次からは、誰か適当に言いくるめて作ってもらおう。
たぶん作りたい人とかいるし。
え、いや。このダンジョンは私が作るよ。
「絶対に潰れないダンジョンがどうしても1つは必要なんだよね・・・。」
地球からダンジョンが駆逐されたら困るしねー。
「はぁ、めんどい。」
「すごい！地下スキルすごい！コピペ最高！」
地下スキルを発動したら、生成する地下の構造を選べて、コピペまであった。
私の苦労が報われた瞬間だねー！
無駄のない完璧な動作で地下100階まで完全コピペ完成！
「ふー。今日は頑張った。」
やる気ないとかいいつつ、結局ダンジョン完成させたからねー。
「あ、近所にいた人がもう入ろうとしてる。はっ！！まだモンスター配置してないよー！！」
「あそいえごほえ」（ゴブリン召喚）
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」（転移）
「いけー！入ってきた馬鹿を蹴散らすんだー！」
いそいでモンスターを配置しないと。
ああーー！！
ゴブリン以外の雑魚の召喚まだやってない・・・。
「その前に、3羽が食べなかったお肉で料理を作ろう。」
忙しい時ほど、こういう余裕が必要なんだよー。
ま、まぁ。1階にゴブリンを何匹か置いておけば楽勝だよねー。
「はぁ、洗い物誰かやってくれないかなー。」
空中に出しっぱなしだったインプが反応して家に入って行った。
「あれ？」
見に行くと、台所でインプが手袋をしてコップや箸を洗ってくれていた。
「うそ、インプマジ有能。」
さっき反応しなかった影竜よりずっと使える。
使えないとか言ってごめんね？
由香さん、ゴブリンを解き放つ。
ついでに インプの便利さに気が付く。
目と目が合ったら即バトル！っていう状態じゃないですからね、日本。
いきなり戦え！とか言われても、戦闘民族には勝てない。
それなりに武術やってないと勝機はないですねぇ。
ガチバトルだと、人間は猫にも勝てないらしいですし。
