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#17

######### 17

やっと分裂が入った・・・。


何がって?


ダンジョンコアだよ、ダンジョンコア!


ダンジョンが1つなんてありえないよね?


だから分裂させた後、分裂を外したコアをダンジョンに配置すれば勝手にコアが増えたりしなくて良い。


そう思って、必死に・・・もう、必死に分裂系がでるまで厳選したんだよ?!


最後の最後まで出なくて、分裂の為だけに1000回は命名ガチャ回したよ!


「もう疲れた・・・。体は疲れてないけど、今日はもうやる気ない・・・。」


はぁ。


あー、努力の結果はこんな感じね。

--------------------------------------------------------------------------

『忘れらる事なき焦燥』ダンジョンコア 付呪:▽任命★★★★★ ▽最大HP増加★★★★★ 

▽領域★★★★★ ▽自動HP回復★★★★★ ▽配置★★★★★ ▽不壊★★★★★ ▽伝達★★★★★ ▽最大MP増加★★★★★ ▽報告★★★★★ ▽検出★★★★★ ▽撤去★★★★★ ▽転送★★★★★ ▽表示★★★★★ ▽記録★★★★★ ▽演算★★★★★

▽威圧★★★★★ ▽発光★★★★★ ▽改修★★★★★ ▽改装★★★★★

▽移築★★★★★ ▽管理★★★★★ ▽清掃★★★★★ ▽空調★★★★★ ▽MP吸収★★★★★ ▽指示★★★★★ ▽手加減★★★★★ ▽調整★★★★★ ▽地下★★★★★ ▽音声★★★★★ ▽分裂★★★★★

--------------------------------------------------------------------------

実際に必要なのは転送だけだし、転送さえあれば他は壁でやればいいんだけどねー。


あった方が便利な機能が付呪してあるよー。


「何して遊ぼう?」


あれ?もしかして、やる事ない?


ボッチで悪かったな!!


「くそう、社会のゴミでも駆除してやる・・・。」


んー、誰にしよっかなー?


そうだ、とりあえず、一時期有名だった上級国民にしよう。


なんか、最近は全くニュースとか聞かないし、○○で捕まったーとも聞かないよね?


どうせ、ちょっとお金払って終わったんでしょ?


「どうやって駆除しよう?そういえば、攻撃用の呪文が無かったなー。用意しよっと。」


火が出る魔法とか?


なんか違うなー。


いきなり心臓麻痺?


まるパクリは芸が無いよねー。


爆発かな?爆発だよね。ど派手にいこう!


―呪文を呟くこと10分


あえじょふおくじゃくしかいあ」


木が爆発した。


「よし!さっそくやってみよー。」


「そうぇおねくじふ」(千里眼)


「わさからておりあえよも」(検索)


例の上級国民っと。


ふんふん、みつけた。


たぶん詠唱に必要なのはこの部分かな?


「じゃくしかいあ」(爆破)


突如、上級国民が爆発四散。


取り巻きの人、きたな。


「うーん、派手だけど、そんなに面白くないなー。」


インプの性能試験でもしようかな?


最初のダンジョンに配置するモンスター・・・としてはもう使えないけど、より強い奴が必要なのか、逆なのか調べないとねー。


いやー、実験だから仕方ないねー。


次の犠牲者は・・・一般人よりは戦闘力ありそうな人にしようかなー。


だ れ が い い か な ?


「そういえば、車上荒らしで稼いでる害人がヤードとかいう所にたくさんいるんだっけ?どうせ、正式に入国してすらいないんだろうし、ちょっとくらい減ってもいいよねー?」


呼ぶ前に、バトル会場を作らないとね。


せっかくだから、ダンジョンコア使ってみよっと。


「転送。あれ、効果ない?領域。転送。できた。転送。転送。転送。転送。地味だなぁ。めんどいしいいや。」


「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)


バタりと壁が倒れた。支えとかやってないしそうなるよねー。


「配置。配置。配置。配置。配置。配置。配置。配置。配置。配置。配置。こっちの方が役に立ったなー。」


瞬く間にバトル会場(壁を並べて床と壁を作っただけ)が完成。


よし、ターゲットを検索してー。


「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)


怪しい害人を1名様ご招た~い。


怪しい害人はあたりを見回しているね。


怪しい害人A「XXXXXXXXXXX?」


「あーはいはい。何語ですかー?日本語でおけー。」


怪しい害人A「XXXXX!!」


「うーわ、日本語話せないとか。ないわー。」


怪しい害人A「XXXXXXXX!XXXXXXXXXX!」


「はいはい。それじゃー、今から出てくる悪魔と戦ってくださいねー。あ、武器無しだと参考データにならないから、これあげるねー。」


「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)


私は包丁を害人の目の前に出した。


怪しい害人は包丁を手に襲い掛かかってきた。


「おそいなー。」


「ろえうぃじょろ」(インプ召喚)


「それじゃー、戦ってねー。」


私は軽やかに壁の上に飛び乗った。


スカートじゃないから問題ないよ?


普段着でスカートとかないよねー。


インプが謎の衝撃波をだして、害人を吹き飛ばした。


「え?なにそれ?私にも教えろよ。」


詠唱してないし、呪文とかわからないか。こいつ、ちゃんと喋れないし。


種族スキルとかかなー?


「そういえば、私も無詠唱とか欲しい。あとで練習しよっと。」


一方的な展開で、インプが害人を倒した。


インプが害人を食べ始めた。


「うわ、それはよそでやって。」


「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)


「なんか、インプは強すぎかなー。雑魚いの探そう。」




由香さん、今更攻撃魔法とインプの性能実験をする。


えー、この小説には、残酷な描写が時々出て来ますのでお気を付けください。

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