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Lvが上がった理由として一番ありがちなのは、私が起こした地震や津波でかなり死んだからかな?
でもなー。それだと殺人鬼はレベル高いよねー。
だから、たぶんこれかなー?
「ふぉくぉえをるぃじぇれけせじょふぁいむお」(影竜召喚)
「よっと。」
召喚した影竜が消し飛んだ。
「いくふぁあせふぁさだるくふあおじゃずごのぎえ」(鑑定)
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加宮 由香 Lv.42 強さ:そこそこ(超越的) スキル:詠唱 改善 虚弱 不幸 偶然 真実
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「やっぱり。魔物を倒せば上がるのかー。いいねーいいねー!面白くなってきたー!」
このまま影竜を倒す?
そんなのは二流がやることだよー。
影竜はLv1だったけどこれだけ上がるって事は、種族のランク的なやつが高い方がいいってことだよね?
「とにかく経験値の高そうな魔物を召喚して倒す。これしかないよね!」
召喚のバリエーションも増えるし一石二鳥~。
がんばって色々試した。
Lv1000になってやっと影竜と同じ かなり強い になったんだけど、Lv上げてもあまり強くなれないって事が分かった。悲しい。
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加宮 由香 Lv.1001 強さ:かなり強い(超越的) スキル:詠唱 改善 虚弱 不幸 偶然 真実
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呪文研究の成果
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「だくくぃふぇふぇぷくぉうぇくぁ」(金属スライム召喚)
経験値はゴミ ランダムで金属が取れるから便利かなー?
「かぇくぷるぎじゅふもんぅけそれだけるじょぐるんふぁけふぉじゃこごろるうぇんふすあくふぁ」(黄金竜召喚)
ほとんどこいつでレベル上げたんだよね。デカいし目立つから夜か人目のない所でしか召喚できないかな。
強さは超強いだった。超強いとかいわれても、どれくらいかわからないよねー。
「いぶりゅあれぇ」(精霊?召喚)
経験値は影竜の方が多い。
魔法使ってもらったけど、ショボいのしか使えないみたいだし、詠唱をマネしてみたけどやっぱりショボかった。こんなゴミ魔法覚えるくらいなら自分で研究した方がいいんじゃないかなー。
「おsげいqljrf」(火花)
火花が出る。ゴミ。
「あjdpこfぺ」(水滴)
水滴が出る。ゴミ。
「くぉkfまfg」(風)
手で仰ぐくらいの風が出る。こんなのばっかり。
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「レベル上げ飽きたなー。」
サクサク上がらなくなってきたし、疲れたよー。1000の大台に乗ったからもうしばらくはいいよねー。
魔法使い捜索どうなったかなー?
「そうぇおねくじふ」(千里眼)
「もう見つけてるじゃん。」
電池が1方向に向かって発光していた。
「影竜、光が指す方向に進んでみて。」
影竜が移動しだした。
鹿児島なのに、指示届くのかー。これなら現地に行かなくても済むねー。
5分後
「遠くない?★3だし、結構遠いのかな?スピード上げて。」
影竜の移動が速くなった。
一応警戒しながらだから、総合的に自転車くらいの速さかな?
速い方が見られた時、見間違いと思ってくれそうだから一石二鳥だねー。
さらに5分後
「遠すぎ。ちょっとどこかその辺に隠れて待ってて。」
影竜が素早く建物の陰に移動した。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
私は影竜の所に転移した。
「さかじぇ」(身体強化)
影竜に身体強化の呪文をかけてっと。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
私は元居た宿に転移で戻った。
「たぶん見つかっても大丈夫だから。全力で光の指す方に向かって。あ、でも、一応建物とかは壊さないように。」
影竜がすごい速度で移動を始めた。
やっぱり元が高いと楽でいいねー。
「速いなー。何百キロだろう?」
これ以上速くしても仕方ないから待った。
のんびりお風呂に入ったりして待った。
そしたら瀬戸内海に入った。
「さすがにおかしくない?もしかして、この反応、私なんじゃ・・・。とりあえず、あんたは陸地に戻って。」
もう夜だし、周りも暗いから隠れさせなくてもいいや。
「あぽひせぞぐぁそふぉしじげぷじふぁえ」(転移)
私は影竜が戻ってきそうなところに転移した。
「ていうか、なんで当たり前のように水の中走ろうとしてんの?それ、電池だよ?水属性が効かないだけで、普通に水に漬けたらダメじゃん。」
自動修復と再生があるから直るだろうけどさー。
アーティファクトなら防水くらい当たり前とか?
電池の光は普通に私の方を指していた。
「やっぱダメかー。隠蔽魔法でも使ってるのかなー。」
あーあ、待って損した。
今日はいいや、帰って寝よ。
「撤収、撤収。」
由香さん、経験値のお供を呼び出し乱獲。
8話あたりの投稿日時ミスってることに気が付いたけど直すのが面倒だからこのままでいいや。