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双子の妹は凄い才能を持ってました

更新がだいぶ遅くなってしまいました。

まぁ見てる人がいないから大丈夫と作者は思ってます


5歳の誕生日を過ぎて、すごいステータスが判明してから半年程過ぎ季節がちょうど梅雨の時期になっていた。

この世界では季節が日本とほとんど変わらない、また一年が12ヶ月で1月が30日となっていて1年360日になっていた。


最近は雨が続きフィンとの訓練ができていない。

父さんとの訓練ができない日は基本的に本を読んだり魔法の開発などをしている。

今日は本を読もうと部屋にある1冊の本を手にした、<冒険者について>と記されたこの本は名前の通り冒険者になる方法やルールなどが記されていた。

やはり異世界といえば冒険者だよな。

そんなことを考えながら冒険者の知識だけでも勉強しているのだった。すると突然、部屋のドアを誰かがノックした、ノックの後に二人の女の子の声が聞こえた。


「シオンにぃいるんでしょ?入るよ~」


「兄さん入るね~」


まだ返事もしていないのに部屋に女の子二人が入ってきた。

全く、どうして何も言ってないのに入ってくるのか…


「キャロ、シャロいつも言ってるがいきなり入ってくるのはやめてくれ、せめて返事を聞いてからでも問題は無いだろ?それで今日はどうしたんだ?」


「暇だから遊びに来た、遊ぼうシオンにぃ!」


「この雨で外に出れないからね、兄さんと遊びたいと思って...ダメかな〜?」


どうやら2人は遊びたいようだ。全く若いっていいな、(現在5歳、実年齢21歳)


キャロとシャロ2人は俺にとって義妹に当たる存在だった、俺が森で父さんに拾われて数日後に実は母さんが妊娠してることが発覚。

そんなこんなで、まさにの同年代の妹ができたのだ。

俺の事を「シオンにぃ」と呼ぶのがキャロで、「兄さん」と呼ぶのがシャロである。


2人は先日5歳になったばかりで最近は魔法などにも目覚めてよくやんちゃして怒られてる。そしてこんな雨の日はだいたい俺の部屋に来て遊びに誘ってくるのだ。


「それで何して遊ぶか決まってるのか?」


「もちろんいつもの遊びをやろう。今日こそシオンにぃに勝つからね!!」


「今日は兄さんに勝てるすべを用意してきたから負けないよ〜」


「わかったいつものな、ならとりあえず移動しようか」


そう言ってとりあえず、俺の部屋から移動した。移動場所は家の中にある1番広い部屋、そこで今日も遊びが行われるのだ。

遊びのルールはとても簡単で、広い部屋の中おもちゃの武器を持ったキャロとシャロが俺に攻撃を当てることが出来たら勝ち、逆に3分間一撃も喰らわなければ俺の勝ちというゲームである。


このゲームを今まで何十回もやってきたが2人は1度も攻撃を当てたことがない。

別に2人が運動神経が悪かったりする訳ではない、むしろ一般的な5歳のステータスよりは、遥かに上にあると言ってもおかしくはない...だが相手が悪い、日頃からフィンと訓練をしている俺に対して5歳の、それも訓練などしてない子供じゃ勝てるわけがないのだ。


「こっちは準備出来てるからいつでもいいぞ」


「オッケー、じゃ行くよ」


その言葉と同時にキャロが突っ込んできた、基本的にはいつもキャロが前衛でシャロが後衛的な感じでやっている。ここまではいつもどうりだと思っていた。

だから俺は完全に油断していた(捻りがない、キャロを捌いてシャロの相手をすれば問題はない)そんなこと悠長に考えていた。


だがそれが間違いだった。

いつもなら、キャロが俺との距離がつまるぐらいに、シャロが動き出すのだが、動く気配がなかったそれに、気がつき一瞬キャロから目を離した隙に、キャロが物凄い速さで目の前に迫っていた、慌ててしまい捌けずサイドステップで横にかわすと、ありえないことにキャロがスピードを落とさず方向転換してきた。まるで、横に避けるのが分かってたかのように。


それでも少し冷静になり目の前のキャロと相対する、捌ければ問題ないそんなことを考えていた。

次の瞬間後ろからなにかが当たる感触がした、振り返るとそこにはシャロが立っていたこれもまるで、ここに来るのが分かっていたかのように。


「勝負ありだね兄さん」


「私たちの勝ちだねシャロちゃん」


「そうだね〜」


そんなことを言い合い2人はハイタッチしていた。


「なぁどうやったんだ今のキャロの動きは明らかにおかしかったし、最後のシャロに関しては気配を一切感じなかったぞ、出来れば説明して欲しいな」


俺の言葉を聞いて2人はとても満足そうだった、そしてシャロが説明してくれた


「キャロちゃんが突進したタイミングで私がキャロちゃんに〈身体強化〉の魔法をかけて、私自身に〈隠密行動〉(インビジブル)の魔法をかけて私は気配を消したんだよ。そして兄さんの行動を誘導する様にキャロちゃんが攻撃して避けてきた所に私が待機してただけだよ〜、多分兄さんはキャロちゃんの急な速度に焦って避けると思ったんだよ〜、そして避けて私に気づかずに私の前まで来たってことだよ〜」


とサラッと説明してくれたがそれがすごい事だと恐らく理解してないのだろう。

まずキャロにかけられた〈身体強化〉だが本来この魔法は肉体に不可がかかる。5歳の子供では激痛が伴うはずだ、恐らくシャロが調整したのだろうが、キャロはこの魔法に適性があったのかまたは適応したのかわからないが上手く魔法を使いこなした。


そしてシャロだが恐らくシャロは魔法の才能が凄いのだろう、キャロに合わせて調整した〈身体強化〉や自身の気配すらもほぼ完全に消す〈隠密行動〉(インビジブル)はもはやお見事と言えるほど高レベルだと思える。

そもそも魔法の調整だって5歳が出来るものでは無いのだから。


完全に油断していた、それだけではないだろ油断はしていた、自分の強さに自惚れてる訳では無いがまだまだ負けないと思っていた、でも全てを計算して2人は俺を上回ったのだ、きっと将来は父さんや母さんも越える冒険者になるだろうと思えた。


「それで2人はなにかお願いがあるのか?」


2人が俺に勝ったことに喜びしばらくはしゃいでたが落ち着いた所で俺が質問した。

そもそもこの遊びで俺に勝てばなんでも願いを叶えてやるなどと言ってしまったのだ。


「シオンにぃ、お願いなんだけど...魔法を教えて欲しい」


「私からもお願い兄さん、兄さん魔法を色々と教えてもらいたいの〜」


その言葉で色々理解した。どうやら2人は俺が作った専用魔法を覚えたいようだ。先ほどのシャロを見ればわかるが普通の魔法はほとんど使えるのだろう。だから<魔法創作>で作った専用魔法を覚えたいのだろう、専用魔法と言っても内容さえしっかりしてれば他の人間が使うこと自体は可能である。だが相性の問題などもある。

だけどこの2人ならきっと問題ないだろうそんなふうに思えててしまった。


「わかった、2人には魔法を色々教えてあげよう」


その言葉を聞いてキャロとシャロは「「ありがとう」」と言いながら抱きついてきたのであった。

書きたいことは山ほどあるし

ネタもいろいろあるけどうまく文にできません

なので次回の更新もいつになるかわかりません。

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