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あれから五年たちました!!

一応ここからが本編になりますが、

まだまだいろんなことの説明などが続きます。

俺が神様にシュテルクストという異世界に転生させてもらい、あれから色々あった。エンド村という村で母さんと父さんと村の人々に大事に育てられてすくすくと成長していった。


3歳になるころには、家にある本などを読み漁り魔法に関する知識や異世界の言語などを覚えていた。この頃俺が本を読んでるのを母さんが見かけて

「シオンにまだ本は難しいかもしれないけど、読み聞かせてあげるね」と言って持ってる本をとり読み聞かせてくれたりしたのだ。もちろん母さんは俺が本を読めることなど知りもせずに。


シュテルクストでは、5歳ぐらいを越える子供たちが本の一部を読めたり初歩の魔法を発動することができるのだが、俺は4歳の時にはほぼ全ての本が読めて魔法もある程度は自由に扱えるようになっていた、またその頃から体力を作るためと運動もをしたり父さんに頼み込み武器の扱いなども教えてもらった、俺に武器の扱いを教えて欲しいと言われた父さんは「シオンが、どうしてもというなら教えてもいいけど教える時は全力でやるからね」といいそれを聞いた俺は元気よく「お願いします」といいその日から色々な武器などの使い方を教えて貰った。


シュテルクストでは5歳になる子供たちにステータスというものが与えられる。一般的に力、素早さ、魔力、体力、防御に分けられていてそれにランクG~SSSまでつくようになっている、ランクはその人が今までやってきたことが熟練度となりそれがステータスのランクに反映さる。小さい頃から運動などをしている子供は体力や力がFだったりする、またステータスを確認した時に魔力Eだったりと元から高い場合もある。

一般的に大人などはランクDになると普通で、冒険者などはランクBを越えると上級者として認められたりもする。


俺は5歳になる少し前にどうしても自分のステータスを確認したかった。だが本来見えないものを見ようとするのには〈魔法創作〉(マジッククリエイト)を使うしかなかった。

本来〈魔法創作〉(マジッククリエイト)では5歳前のステータスを見る魔法など作り出せるわけがないのだか、俺の持ってる〈魔法創作〉(マジッククリエイト)は神様からの貰い物、この世界のルールを無視できるスキルになっているのだ。

〈魔法創作〉(マジッククリエイト)でどうにかステータスを見る魔法を作りそして5歳になる5日前の日にようやくステータスを確認することに成功した、「ステータスオープン」その言葉を言うと同時に目の前にステータスが映し出された。


力-S

素早さ-SS

魔力-SSS

体力-S

防御-A


そんな感じになっていた、それを見てさすがに焦った。

「このステータスは間違っても他の人に見られたら終わりだ!」そう思ったのだった、何故ここまで焦っていたかというと、本来5歳児でこのステータスはありえないからだ。当然だけど。

何故こんなステータスになったのか自分でも何となく理解はしていた、魔力に関しては3歳の頃魔力量を上げる方法を知りそれをひたすら試し続けていた。

その方法が自分の持ってる魔力を限界まで使い、魔力が回復したらまた限界まで使う事を繰り返すものだった。


最初の頃こそ魔力を使えば無くなり眠って回復させて魔力を使うようにしていたシオンだが、ある日魔力のそこが見えなくなっていた。それが原因で魔力のステータスはマックスになっていたのだ。本来魔力は何度も限界まで使って回復して使うなどしても上限がいきなり上がることはないのだが、俺は神様から〈熟練度取得率100倍〉のチートをもらっていたので魔力がマックスまでになっていたのだ。

さすが神様といった感じだ。


魔力以外のステータスはフィンとの稽古と神様からもらったチートのおかげであると思っていた。俺の父フィンも元は相当凄腕の冒険者で魔力以外のステータスは全てSを越えておりそんな人に稽古をつけてもらったおかげかスキルがあったからか分からないが、あのステータスになるのはある意味当然であった。


このステータスを見られるわけにもいかないので、仕方なく〈魔法創作〉(マジッククリエイト)でステータスが改変できる魔法を作り、無理やり改変した。

表示上を改変しただけなので実際のステータスが変わる事はないが、なんとなくステータスが落ちた気がする。


〜5日後〜


その日の午前中は日課になったフィンとの稽古ではなく家の中にシオン、フィン、ミリアの3人が集まっていた、何故家に集まっているかと言うとシオンのステータスを見るからであった


「ついにこの日が来たわね。シオンのステータスが見れるこの日が」


「あぁついに来たねシオンは武器なんかも使えるからきっと戦士に向いてるステータスだね」


「いえ、魔法もすごく上手く使えるからきっと魔法使いになれるようなステータスよ」


「うん、そーかもしれないな、なんにしてもきっと普通の子供より高いだろうな...さてシオンそろそろ見せてくれステータスの出し方は分かるな」


「わかりました、ではステータスを出しますね[ステータスオープン]」


シオンの言葉と同時に3人の前にステータスが現れた。


力-B

素早さ-C

魔力-A

体力-B

防御-D


現れたステータスを見て2人は唖然としていた、最初に我に返ったミリアが「魔力は高いと思っていたけどまさかAランクだなんて...」と呟いていたその言葉を聞いたフィンが「きっとシオンは大人になったらすごい冒険者になれるぞ!よかったね!」と言ってくれた。

その言葉を聞いて曖昧な返事を返して苦笑するしかない俺であった。

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