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太陽の化神

あまりにも書くことがなさ過ぎて、しばらくお休みをいただくかもしれません。

あと神については、神話を少し参考にさせてもらって。あとは結構適当に名前や関係性を付けてます。


般若のような形相のルリを落ち着かせて、アマテラスの事をオーディンさんに軽く説明する。その後訓練中の皆も続々とリビングに集まり、、結局全員に1から説明をした。


説明をし終えてから、キャロ達にミコトの事で冷やかされたり、それを聞いてルリが涙目になったり、リアンやシキが、ヤレヤレみたいな目でこちらを見てきたり、俺としては色々悲惨な目にあった。


一つ驚いた事があるとすれば、アマテラスと面識のなかったオーディンさんとは違い、フーラとライライはアマテラスと知り合いらしく、その存在にあまり驚いてる様子はなかった。


「改めて、わたくし太陽の化身、アマテラスと申します。以後お見知りおきを」


アマテラスが名乗った2つ名太陽の()()、その言葉に俺は違和感を覚えた。


「アマテラス、1つ質問いいか?」


「まだ名乗っただけですが、なにか?」


「フーラやライライは、風、雷の()なのにアマテラスはどうして太陽の()()なんだ?」


「その事ですね。特別に深い理由がある訳ではないのです。ただすでに太陽の神と言うのは別に存在してるだけなのですよ」


アマテラスの言葉に俺を含めた神以外の人は首を傾げていた。逆に神達は特に疑問を持っていない様子だった。俺達の様子を見たオーディンさんがここで捕捉を入れてくれる。


「簡単に説明するなら、太陽の神、アポロヌスと言うのだが、アポロヌスは太陽を作る事が出来る神だ、だが太陽自体は、全能神であるドゥエサス様や成長すればシオン君も作る事はできるだろう。だが太陽の化身は、太陽そのものが神になったと言ってもいいだろう。人々に太陽の加護をを与えられるのはアマテラスだけだ」


「じゃあ、他にも何々の神と、何々の化神みたいに分かれてるのですか?」


「太陽は少ない例外の1つだ。まぁ他にも神と化神で分かれている物はあるのだけれど」


そこまで聞くと、アマテラスは手をパンパンと2回叩く、そこで皆の視線はそちらを向き、アマテラスはここに来た理由を話し始めた。


「わたくしは、ずっとミコトの事を見ていました。ミコトがシオンと出会い、先ほどまでの出来事もすべて見させていただいてました。わたくしにとって、ミコトは特別な存在。その者が力ある者を求めていた。だからわたくしは現れました」


「なるほど、もしかしてだが、アマテラスとミコトは契約しているのか?」


「そうですよ」


「え!私知らなかったんだけど」


と、驚き声を上げたミコト。なぜミコトが契約してる事を知らないのかまた謎は増えた。

だけど、その謎はすぐに解明する。


「ミコト、あなたがこちらに転移する前に、一応話したのですが。あなたは正規の方法で、こちらの世界に来ていない。だから肉体が耐えられない場合を考えて、契約すると」


「...あ、そういえばそうでした」


ミコトはテヘッと言った感じで自分の頭を小突いた、まぁこの世界に来て色々あっただろうし忘れている事もあるのだろう。


「ところでアマテラス、ミコトは正規の方法でこの世界に来てないってどういうことだ?」


「それはですね、本来今の勇者や、そこにいる蒼井翔太の様に転移神によりこの世界に来たものは、正規の転移者。わたくしやドゥエサス様に送られた、シオン君やミコトは本来この世界に来るはずのない存在なんです」


「転移神について詳しく知りたい」


「すいません、転移神は謎に包まれた存在なんです」


転移神について他の神に聞いてみるが、だれもその存在を知らないようだった。唯一この中で転移神と会話をした事がある翔太や、花蓮さんもその記憶には、転移神の事などあまり深く覚えていない様子だった。


それから俺達は今後の事を話し合った。この世界に介入したアマテラスは。ミコトを共にすると言い。ミコトは一度ヒューリに戻ると言った。

ゼウス達の狙いが、まだ何かわからない以上危険はあると思うが、アマテラスが「わたくし達なら、何とでもなるはず」と自信満々に言ったので、俺も無理には引き止めなかった。


こちらでは引き続き、各々の強化と他の上位神探しが当面の目標になった。

こうして、また1人新しい神が仲間になるのだった。

ルリ「シオン最近、女性の知り合いが増えすぎでは」


ナツメ「お兄ちゃん、とうとうハーレム計画!!」

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