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みんなで街までお出かけしました、その2

本当に更新が遅くてすいません。

シオンたち家族はギルドでの報告を終えて、町を観光することにした。


「父さんまずはどこに行くの?」


「そうだね、宝石屋、鍛冶屋、本屋、とりあえず今の予定ではここは必ず回るけどみんなどこからがいい?またほかに行きたい場所とかある?」


「わたしは、どこからでもいいわよ」


「「私たちもどこからでもいい」」


「う~んそうだな、じゃあ近いところから回ろうか」


「それなら鍛冶屋が一番近いわね」


「じゃあ鍛冶屋に行こうか」


俺たちはギルドから一番近い鍛冶屋に行くことにした。鍛冶屋はギルドから少し離れたところにあった。

鍛冶屋に入るとそこにはいろんな種類の武器が置いてあり、それを見てキャロは興奮して店内のあちこちを見て回った。


「すごいわ、いろんな種類の武器があるわ、それに普段は木の槍を使ってるけど、槍でもいろんな種類の槍があるわ!」


「そうね、いろんな槍があるわね、キャロちゃんの欲しいのが見つかったりした」


「まだぜんぜん決まらない、どうしようかしらいろいろなやむわ!!」


「ゆっくり決めな、お金はいっぱいあるから好きなもの一個だけ買ってあげる、いいよねミリア?」


「そうね、好きなもの買っていいわよ、だけどシオン、キャロちゃん、シャロちゃん武器は自分の命を預けるものだわ、だから自分に合う武器を探しなさい」


「「「はーい」」」


何でも買っていいと言われたのでとりあえず俺が普段使う武器である剣を探していた。一応<完全鑑定>を使い武器のランクなどを確認するが、どれもはずれはなく全て良質だった。その中で俺は速さ重視の片手剣を買うことにした。


「父さん、俺は決まったよ速さ重視の片手剣にしたよ」


「そうか、シオンがそれでいいならそれでいいよ、大事にしなよ」


「うん、ありがとう」


俺が父さんに買う剣を話してたらシャロちゃんも話に入ってきた。


「あ、兄さんも決まったの~」


「あれもうシャロも決まったの?」


「うん私はいくつかの短剣を振って手にしっくりくるものにしたよ~」


「あら、二人とももう決まったのねじゃあ後はキャロちゃんだけね...そうだ二人ともキャロちゃんの事見てきてあげて」


「「はーい」」


母さんにいわれて俺とシャロはキャロを見に行った。


「キャロちゃん、何かいいもの見つかった〜」


「うーん微妙ね、全ていいのだけど何かしっくりしなくて」


「キャロ無理に考えすぎるのもよくないぞ直感に頼るのもいいと思うぞ」


「うーん直感ね、じゃあこれにするわ」


そう言ってキャロは1本の槍を手に取った、悩んでると言ってたけど、どうやらある程度決まってる様だった。


全員が武器を買い次は鍛冶屋から近い宝石屋に行くことにした。

宝石屋では武器を買わなかった母さんが宝石を買うことになった。

宝石屋に着いて中に入ると色んな種類の宝石がショーケースにならべられていた。


「わぁ〜すごく綺麗」


「すご、高い宝石は金貨30枚とかするじゃん」


「え、シオンにぃの方はそんなするの?こっちのは銀貨80枚とかだわ」


「ここにあるもので、金貨数十枚必要なものはだいたい何かの効果を持つ宝石ね」


母さんに言われ高めの宝石をひとつ見る。

宝石の置かれてる所に値段と宝石の持つ効果が書かれていた。


「宝石の中には身につけるだけで魔力が上がったり体力が上がったりするものもあるのよ」


「ミリヤ買いたいものは決まったかい?」


「うーんとりあえず魔力の上がる宝石でいいかしら」


「じゃあこれなんかどう?指輪に宝石が埋め込まれてるやつ性能も結構いいと思うし、ミリヤに似合うと思うよ」


「フィンありがとう、じゃあそれにするわ」


どうやら母さんは父さんに選んでもらった宝石を買うようだ、その指輪を俺も見せてもらったが、値段が金貨130枚、すごく高い、だが効果が装着時自身の魔力量2倍という結構凄い効果を持っている。

それだけの値段も納得だ。


母さんが父さんから指輪をプレゼントしてもらって、次は最後の目的地本屋に行くことになった。

本屋では母さんが俺たち子供用の教材を探しに、シャロが魔法の基礎が書かれている本を探しに来ていた。


この世界では一般の本は、専門の魔法を取得すれば複製できる。そのためほとんどの町には本屋があり教材用の本や、いろんな種類の図鑑などが取り扱われている。


「じゃ私とフィンで本探しているからお店にいてね」


「「「はーい」」」


俺は一人で本を探していると本棚の中にある一冊の本を見つけた、それは本というよりかは日記でその日記を手に取り、俺は店内にいる店員を探して話しかけた。


「すいません、この本見てもいいですか?本棚にあったのですが値段がなくて」


「ああ、その本ですか、いいですよ。でもその本、言語が全くわからなくて解読不可能な商品なんです」


「そうなんですか、じゃあこの本解読したいので買いたい

のですが値段はいくらですか?」


「まだお若いのに勉強熱心なんですね、その本は差し上げます。解読がんばってくださいね」


「本当にいいんですか!?ありがとうございます」


店員さんから本を貰い母さんたちを探すと母さんたちはすでに買い物を終わらせていた。

母さんに何を買ったのか聞かれ貰った本の事を話し、見せてみたがどうやら母さんでも解読はできないようだった。


本屋での買い物を終えすでに日が傾きはじめていた。


「少し早いけど、夕食にしようか。ミリアいいお店知ってたりする?」


「そうね、ここから近くのお店でおいしいお肉料理屋があるわ、そこなんてどう?」


「俺はそこでいいよ、お肉好きだし」


「私もそこでいいわ」


「私も~そこでいいよ~」


「よし、じゃあそこに決定でミリア道案内よろしく」


俺たちはお肉料理屋に行く事にした。

本屋から意外と近くにあり外見が凄くおしゃれなお店だった。

中に入るとまるで高級レストランのような内装でお腹の空くようなとてもいい匂いがした。

席に座りそれぞれが好きなメニューを頼み終えて数十分で料理が運ばれてきた。


「みんな料理がきたね、それじゃあみんな」


「いただきます」×5


「おいしい!なにこれ今まで食べた事ないわ!!」


「ほんとに、びっくりするぐらいおいしい~」


「すごい、こんな美味しい物があるんだ」


「みんなが、喜んでくれてうれしいわ」


「お店の料理もおいしいでしょう?」


「「「うん」」」


この世界に来てから俺が食べるご飯は母さんの作ったご飯で母さんの料理はとてもおいしいものだった、だけど町などに行けばこんなお店があることを知ってしまった。

母さんの料理もおいしいけどお店の料理もおいしいな。

普段食べてる料理と今食べてる料理を比べながら食べていて、気がついたら料理がなくなっていた。


「ふぅ~、いっぱい食べたもうお腹に入らない、ごちそうさまでした」


「私もお腹いっぱいだわ、ごちそうさま」


「兄さんと、キャロちゃんはいっぱい食べれて凄いね~、私もごちそうさまでした~」


「みんなが満足してくれたみたいで、私もうれしいわ、またみんなで来ましょうね」


「そうだね、またそのうち来ようか、もう日が沈んでるし今日は、そろそろ帰ろうか」


料理を食べ終えて店を出た俺たちは預けていた馬車を回収しレサルの町から帰宅した。

帰る最中はみんなで今日の事について話していて、家についてからもリビングで話が盛り上がった。

話は夜遅くまで続きその日はずっと町のことをみんなで話し合うのだった。




補足

銅貨100枚で銀貨1枚

銀貨100枚で金貨1枚

金貨1万枚で白金貨1枚

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