表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム部 活動日記  作者: 相楽 瑠波
3/13

ゲーム部ってこんな感じ!

春「まず、改めて自己紹介するね!

ゲーム部部長、瀬戸春羅です!得意ゲームは謎解きとか、脱出系です。」


と、まあこんな感じで改めて自己紹介を受けた。


「あのさあ、、少し思ったんだけど、、


…音ゲー好きのやつ多くね?」


そう、メンバー7人中4人が音ゲ―好きという状態。


ほかに好きなゲームがあるやつもいるが…


星「まあ、正確にいうと、ものが違ったりでみんな同じってことはないんだけどな。」


将「星河と俺は微妙にかぶってるけど…」


星「まあ気にすんな(キラッ」


一「だったら、赤木がもう少し違うゲームもできるようになってみれば?」


雪「ほらほら、話脱線してる!」


ちなみに、俺の得意ゲームは格ゲ―だ。自分でもそれなりにはできると思っている。


春「この部は基本的にここに集まって好きにゲームするって感じの活動をしてます。

大会前とかはそのゲームを重点的にやるけど…」


睦「あと、長期休みの時とかは課外活動してるよ。」


雪「平野、それじゃ伝わりずらい。

休みの時にそこらのゲーセンに集まったり、あとは全然関係ないけど、カラオケ行ったり勉強会したりはしてる。」


一「まあ、普通の友人関係と一緒だよ。」


その説明を聞いて楽しそうだな、と素直に思った。

こうやって、大勢でワイワイなんかするのも悪くない。


星「こんな感じだけど、なんか質問とかある?」


ここでさっきからずっと気になっていたことを聞いてみる。


「あのさ、この部活躍してるって言ってたじゃん、それってどういう…?」


春「ああ、それはね、今ってゲームタイトルごとに大会があって、それに私たちは部活で出ているの。

そこで、優勝とかしているから、一応活躍していることになるの。」


へー。ゲームの大会か、、。…ん?優勝?


「ちょ、ちょっと待って。優勝って軽々といってるけど、それ結構すごいことだよね…?」


睦「まあ、そうだね。でも、そうじゃないと部活動停止になっちゃうからさ。」


ゲーム部が存続するには、やっぱりかなりなレベルでないといけないらしい。


「あとさ、ごめん、あんまり触れちゃいけないのかもだけど…




黒井...さん?って喋らないの?」


雷「…えっと、あの、、」


雪「無理しなくていいよ?」


雷「いや、あの、、。

こちらこそごめんなさい!勝手に妄想してました!」


「へ?」


いつも静かだなー、なんて思ってたから、ちょっと言ってみたら想定外の言葉が返ってきた。

しかし、俺以外にとっては普通のことなのか、またか。とでも言いたげな顔でため息をついてる。


「えっと、それって、、どんな、とかって聞いていいもの?」


雷「竹中君が嫌じゃなければ…」


妄想ってどんなものなんだろ。この時の俺は純粋に疑問に思っていた。

しかし、中身を聞いたことをのちに後悔することをこの時は知らなかった。


雷「えっとね、、





竹中君がここにいる男子の中で誰とが一番合うかなって()()…!」


…それって、もしかして、、。


雷「うん!この中で一番合うカップリングを探してたの!

でねでね、私のなかではね、竹×平もありだし、竹×藤もありだなーって。

以外の発想で竹×鈴、鈴×竹もありだなって思ってたの!

あとねあとね…。」


一「妄想乙 m9(°∀°)」


星「ほんとに妄想やめろよ、お前。」


春「そこまでにしといて、雷花。竹中君、ショックで固まっちゃってるから。」


「いや、あの、えっと、軽々と聞いてすみませんでした…!」


これって、あの、あれだよね、俗にいう、B()L()ってやつだよね、多分。


星「いや、竹中は謝んなくていいよ。黒井はこういうやつだから、許してやってくれ。」


睦「…まあ、黒井だけじゃないけどね(ボソッ」


…なんか、平野から怖い言葉が聞こえた気がするけど、気のせいだよな!うん、そうに決まってる!


あと、瀬戸と白波がびくっとしたように見えたのも気のせい、だよな?


星「まあ、とにかく明日竹中の歓迎会を、カラオケかいつもの場所かどっちかでやればいいだろ?」


春「うん、そんな感じでいいんじゃん?」


将「どっちにすんの?」


春「いつもの場所のほうが歓迎会って感じするかも…?」


雪「じゃあ、それでいいんじゃん?」


…また、俺抜きで俺が中心の話してる。


「いつもの場所ってなに?」


春「ああ、えっと、なんて説明すればいいんだろ…。

いつも私たちが使っている、スタジオ?みたいな感じなんだけど…

借りられるか今確認するね。」


星「竹中、明日って大丈夫か?」


明日か…。多分大丈夫だよな…。あ、のの、大丈夫かな?


「うん、大丈夫だと思う。」


春「鈴原、一応借りられるみたいだけど、どうすんの?」


星「じゃあ、よろ」


春「了解」


睦「集合は?」


星「竹中って何通学?」


「チャリだよ。」


星「じゃあ、学校の前らへんに集合な。全員参加できるか?」


「「「大丈夫です!」」」


星「決まりだな。じゃあ、そろそろ、時間やばいから、片づけるぞ。」


「「「はーい。」」」




*  *  *  *  *


「ただいまー。」


「あ、お兄ちゃんおかえりー!!」


帰った途端、笑顔で迎えてくれる、のの。


「やっぱり、土曜も学校だとさみしいね…。

あ、でも大丈夫だよ!のの、我慢できるもん!」


「…あのさ、のの、明日出かけて来るつもりなんだけど、いいかな…?」


俺がそう伝えると、一瞬悲しそうな顔をしたが、すぐに笑顔に戻って、


「大丈夫だよ、のののことは気にしないで!」


「そう…?いろいろ、我慢させてごめんね。」


そう言って、ののの頭を撫でたら、幸せそうな顔をしてくれた。

守りたい、この笑顔。


明日、楽しみだな。





〈オマケ〉 ~ガールズトーク~


「ねえ、ハルは押しカプどこ?」


「えー、悩むけど、竹×平かなー。」


「マジ?」


「うん。あ、でも、あそこは逆でもありだと思う。」


「あー、なんとなくわかる。雪乃はー?」


「え?そうねー、竹×平もいいと思うけど、鈴×赤もありじゃない?」


「えー、私は竹×鈴がいい。」


「「えー。」」


「だって、タチ×タチだよ?貴重だよ?」


「まあ、わかんなくはないけど…。」


星「おーい、そこの女子ども。何の話をしているのかな?」


「「「なんでもなーい!^^」」」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ