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1分で読める短編シリーズ

暗い帰り道

作者: 優木貴宏

「最近は暗くなるのが早くなったねー」


私は隣に並んで一緒に帰っている彼にそう言った。


少し前まで18時でもまだ明るかったのに今では17時半にはもう日が落ちて暗くなっている。


帰りが遅くなって外が暗いと彼が一緒に帰ってくれる。


暗くなると何が起こるかわからないし、普段から躓いたり転んだりする私を心配してれているのだ。


私としては心配してくれて嬉しいし、一緒にいる時間が増えるからありがたい。


暗くなった帰り道の途中にある閑静な住宅街を二人で歩いていると、私たち以外の音が聞こえないので世界が二人だけになったようだと思った。


この二人だけの時間がこれからもずっと続くことを願って暗い道を二人で歩いていく。

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